プロジェクト管理ツール14選比較。用途別のおすすめと選び方

業務の進捗管理やスケジュール管理、タスク管理に役立つプロジェクト管理ツール。チームでの業務を効率的に進め、タスク漏れを防ぐのに役立つツールです。本記事では、活用目的に合わせておすすめのプロジェクト管理ツールを分類して、特徴や選び方を解説します。

プロジェクト管理ツールとは

プロジェクト管理ツールとは、主に業務の進捗管理やスケジュール管理、タスク管理をするためのツールです。社内のさまざまな業務の可視化・進捗管理、開発プロジェクトのタスク管理、クライアントとの契約締結などの進捗管理に役立ちます。

従来、プロジェクトの進行状況を把握し各人がタスクを実行するのに、各人が個人的に管理するかエクセルで管理しており、状況を把握するのに手間がかかっていました。プロジェクト管理ツールは、その進行状況や担当者、期日をひとつの画面でチームで共有することができるため、チームのだれもが瞬時にプロジェクトの進行状況が把握できるようになっています。

プロジェクト管理ツールの機能・できること

ツールによって異なりますが、プロジェクト管理ツールは基本的に以下のような機能を備えています。

タスク管理	タスクを作成し、担当者と期日を割り当て、進捗を一覧化
アラート・通知	期日が過ぎているタスクを担当者に通知する
ガントチャート	作業工程を一覧にして、横棒グラフ式で進捗を可視化・管理
カンバン	タスクのカードを進捗状況に応じて移動させることで進捗を管理
ファイル管理	プロジェクトやタスクに関連付けられたファイルを一元管理
ワークフロー	プロジェクトで必要なタスクの承認フローを構築、実施可能
Wiki	会議の議事録や業務事項マニュアルなどの情報を蓄積できる
メッセージ	ツール内でメンバー間でのコミュニケーションが可能

上記機能を用いることで、プロジェクト管理ツールで可能になることは主に以下の3つです。

• タスクの可視化・リマインド
• タスクの進捗把握・スケジュール管理
• プロジェクトの情報 / 書類の一元管理

タスクの可視化・リマインド

各人単位でタスク管理を行っていると、ぬけもれが起きてしまいますが、プロジェクト管理ツールにタスクを記録していると、かんばんやリストビューでタスクが可視化されるのに加え、タスク期限が近づくとアラート・通知機能によりリマインドすることができるため、タスクのぬけもれを防ぐことができます。

タスクの進捗把握・スケジュール管理

個人的なタスクのぬけもれだけではなく、チームでのタスク管理・進捗管理にも役立ちます。ガントチャートなどでプロジェクトごとにタスクの進捗度合いを確認でき、かつ期日や担当者も把握できるため、全体のスケジュール管理から、優先度の議論をすることができます。

プロジェクトの情報/書類の一元管理

クラウドストレージなどでフォルダ分けしてデータ管理を行いながら業務を進行することが多いですが、プロジェクト管理ツールを利用することで「プロジェクト単位でデータを格納する」ことができるため、クラウドストレージの無数のフォルダの中から探す必要なく、瞬時に必要なデータにアクセスすることができるようになります。

プロジェクト管理ツールの活用場面

プロジェクト管理ツールの基本的な機能や、できることを解説してきましたが、具体的な活用イメージがわかない方もいるかもしれません。そこでプロジェクト管理ツールが活躍する場面を以下にまとめています。

業務全体	・事務作業などの業務の進捗と可視化 ・議事録として活用
マーケティング	・広告配信のためのタスク管理 ・ウェビナー開催時のタスク / 進捗管理 ・戦略立案のための調査業務の結果集約と進捗管理
セールス	・受注前の案件のステータスと自社アクション管理 ・受注後の契約・利用開始前の案件進捗管理
開発	・Web制作会社のクライアントワークのタスク管理 ・自社プロダクトの改善タスクの進捗、工数管理

Googleドキュメントやスプレッドシートなどを用いれば上記場面でのタスク管理やプロジェクト管理は可能ですが、そういった汎用性の高いツールはルールが統一化・定着せず、結局タスク管理が煩雑化、データへのアクセス性の悪化などが考えれます。プロジェクト管理ツールを活用することで、自社専用の進捗・タスク管理方法を構築することができるのが特徴です。

プロジェクト管理ツールの選び方

プロジェクト管理ツールといっても、さまざまな種類があり特徴や機能も異なるため、本記事では用途別にツールを分類しました。プロジェクト管理ツールを選ぶ際のひとつの基準にしてみてください。

1. 汎用性高く使える（高機能）
2. 汎用性高く使える（シンプル）
3. 開発チームやWeb案件に使える
4. 案件単位の収支管理に使える

1. 汎用性高く使える（高機能）

タスク管理や進捗管理などの基本的な機能に加えて、承認のワークフロー機能やタスクの自動実行機能などの業務効率化のための機能が備わった高機能タイプ。

単なるタスク管理だけではなく、顧客データを記録することでCRMのように活用できたり、承認機能を使えば部門をまたいで経費処理までひとつのツールで完結。一部分の進捗管理はもちろん、企業単位での業務基盤としての導入が多くなっています。

2. 汎用性高く使える（シンプル）

クライアントとの契約締結までのタスク管理、自社サービスの改善タスク管理など、ひとつの目的のTo Doを管理するのにおすすめのタイプ。カンバン方式でのタスク管理がメインで、操作性がシンプルな点が特徴。

こちらも、さまざまな業務に汎用性高く活用できますが、1の高機能なプロジェクト管理ツールと比較して使い方がわかりやすいため導入と定着がしやすくなっており、部署やチームでの業務の事項管理におすすめ。

3. 開発チームやWeb案件に使える

インターフェースや機能がWeb開発向けに設計されているタイプ。Webディレクターやエンジニアが使いやすい画面設計になっており、工数管理が可能なツールも。

クライアントワークとしてのWeb案件のタスク管理や進捗管理ができるものや、自社プロダクトのスプリント管理や機能バックログに向いているものなど、開発チームやWeb案件におすすめのタイプです。

4. 案件単位の収支管理に使える

案件ごとの外注費や工数管理から算出した人件費などの収支管理にも使えるタイプ。タスク管理やスケジュール管理と並行して原価や予算を管理することができ、案件単位での収支計算が可能。

また、会計ソフトと連携できるツールもあり、プロジェクトの収支改善や予算管理業務の効率化にも役立ちます。クライアントワークがメインの企業におすすめ。

プロジェクト管理ツールの比較ポイント

プロジェクト管理ツールの種類がわかって、自社に適したタイプの選び方がわかったら、次はそのタイプの中で比較する4つの項目を紹介するので、参考にしてみてください。

• 管理画面へのリテンションの工夫
• 進捗状況やタスクの確認のしやすさ
• テンプレートの数と種類

管理画面へのリテンションの工夫

プロジェクト管理ツールでのリテンションの工夫とは「ユーザーに管理画面に再アクセスさせる」工夫のことです。プロジェクト管理ツールを導入したものの、入力・管理が面倒になり放置状態が続いてしまっているケースがありますが、それを防ぐのに必要なのがこのリテンションの工夫です。

普段活用しているチャットツールに連携してタスク期日が近づいているタスクにアクセスできるURLがチャットに送信されたり、管理画面から数クリックでプロジェクトごとのデータにアクセスできるような画面設計になっているものもあります。

進捗状況やタスクの確認のしやすさ

タスクや進捗状況において重要なのが「ひと目で」確認できるかどうか。「優先度のラベルと色分け」「サブタスクの作成・紐づけ」「ガントチャートの各タスク依存関係をドラッグ＆ドロップ」などの機能があれば、プロジェクトの進捗状況が確認しやすく、手間取らないためスムーズにプロジェクトを進行することができます。

テンプレートの数と種類

プロジェクト管理ツールにおける最初の関門が、管理方法・社内の運用ルールを設計すること。つまり、どのように活用するのか、そのためには画面をどのように設計すれば良いのかを、最初に決めることです。これを決めてゼロから設定するのは非常に骨が折れるので、テンプレートを用意しているツールがあります。（ex, 案件管理のためのタスク管理テンプレート）

そのテンプレートの数はもちろん、業務全般やマーケティング、セールス、などの種類が多く用意されていれば自社の業務に適したものが見つけられる可能性が高くなるため、数と種類を確認しましょう。

プロジェクト管理ツール14選一覧比較表

以下は、本記事で紹介するプロジェクト管理ツールの一覧比較表です。

上記で解説した「タイプ」と「比較ポイント」をフィルターで絞ることができますので、各ツールの詳細紹介を読む前に、自社に最適なツールのあたりをつけてみてください。

【様々な業務（高機能）】におすすめのプロジェクト管理ツール

汎用性高く様々な業務に活用できる、高機能なプロジェクト管理ツールを紹介します。

Asana

タスク管理からチームの目標管理まで行える万能型のプロジェクト管理ツール。タスクは一覧画面で日付で並び替えられて、ガントチャートでのスケジュール管理まで可能。またタスク管理だけではなく、チームの目標を設定し、その目標に応じてタスクを紐づけて管理することができたり、目標に対するチームの進捗や各人の工数をリアルタイムで確認できたりするため、組織マネジメントツールとしても活用することができます。

他にも、申請アンケート機能・カンバン方式のタスク管理・メッセージ機能・申請承認機能・ワークフローによる業務自動化など様々な機能を備えており、270以上の外部ツールとの連携も可能です。

リテンション	◯：プロジェクトごとのタスク進捗とチャット機能を連動
確認のしやすさ	–
テンプレート	◯：部署10カテゴリ、ユースケース12カテゴリの豊富なテンプレート
料金	月額1,200円〜 / ユーザー

monday.com

一般的な業務管理、営業プロセス管理、開発プロジェクト管理に使える高機能業務管理ツール。業務が視覚化されるボード機能、それをタイムライン・かんばん・カレンダー・ガントチャートなどで表示が可能。またダッシュボード機能を活用すれば自社のメンバーの工数管理からプロジェクトの予算管理まで行えます。さまざまな機能を自社の業務フローに合わせて自由にカスタイマイズすることができ、業務の自動化まで可能です。

営業プロセス管理では連絡先やリードの管理、開発プロジェクト管理では、機能バックログやスプリント管理が可能で、それぞれの用途に合わせた柔軟なプロジェクト管理ができるのが特徴。

リテンション	–
確認のしやすさ	◯：自社の業務フローに合わせて画面をカスタマイズすることができる
テンプレート	◯：業界、ビジネス、チームごとにカテゴライズされた200以上のテンプレート
料金	月額1,300円〜 / ユーザー

Wrike

世界中で導入されている汎用的なプロジェクト管理ツール。各人の作業負荷がわかるダッシュボード機能、プロジェクトをすぐに見つけられるクロスタグ機能、400以上の外部ツールとの連携機能、文書の修正指示ができるファイルの校正機能、依存関係を構築・表示できるガントチャート機能、などチームのパフォーマンスを最大化するための機能が搭載されています。

Adobe Creative Cloudを含む外部ツールとの連携によりクリエイティブ業務の効率化の実現が可能。マーケティング部門や制作会社に多く活用されています。

リテンション	–
確認のしやすさ	◯：プロジェクト検索性を上げるクロスタグ機能、依存関係の表示が可能なガントチャート
テンプレート	–
料金	月額9.8ドル〜 / ユーザー

Notion

タスク・プロジェクト管理だけではなく、ドキュメントの作成やWiki機能などの多種多様な機能を備えたオールインワンツール。使い方・インターフェースがシンプルなためセールス、マーケティング、人事、デザイン、など様々な部門で導入されています。

プロジェクトは「データベース」という機能で管理することができ、ステータスやタグなどで表示項目を決定し管理することができます。プロジェクト管理専用のツールではないため、習得に時間がかかるかもしれませんが、料金が他のツールに比べて安価な点が特徴。

リテンション	◯：メモや議事録として機能するためリテンションは高くなる
確認のしやすさ	–
テンプレート	◯：Notionユーザーが投稿するさまざまなテンプレート（24/4/1時点、1,000以上）
料金	月額8ドル〜 / ユーザー

【様々な業務（シンプル）】におすすめのプロジェクト管理ツール

汎用性高く様々な業務に活用できる、シンプルなプロジェクト管理ツールを紹介します。

Jooto

カンバン方式でタスクを表示できる、直感的に使えるレイアウト・シンプルなデザインのプロジェクト管理ツールです。カード状のタスクをドラッグ＆ドロップで移動させることができ、業務の進行状況や各担当者のタスクをひと目で確認することができます。ラベル機能を利用することで業務の優先度や分類を指定することができます。

また、カンバン方式だけではなくガントチャート形式でも表示が可能で、タスクが多くなりスケジュール管理が煩雑になる場合にも役立ちます。

リテンション	–
確認のしやすさ	◯：ラベル機能を利用することで業務の優先度や分類を指定可能
テンプレート	◯：案件進捗管理や業務進捗管理、経理・広報・制作管理などが用意
料金	月額980円 / ユーザー

Trello

こちらもカンバン方式のプロジェクト管理ツールですが、Jootoは国産でTrelloは海外ツールという認識。外部ツールとの連携はSlackやJiraなどがメインですが、ワークフローの自動化までできるのが特徴で、プロジェクトの管理だけではなくタスク・業務の効率化まで実現可能。

プロジェクト管理は、担当者、期限、添付ファイルなどをひと目で確認することができ、かつ期日間近のタスクの通知により、タスクのぬけもれ防止にも便利なツールとなっています。

リテンション	–
確認のしやすさ	–
テンプレート	◯：Trelloコミュニティユーザーによる膨大な数のテンプレート（※ 海外テンプレ）
料金	月額5ドル / ユーザー

formwork

タスク・プロジェクトの「管理」だけではなく「実行」まで可能なプロジェクト管理ツール。ステップ式のワークフローを構築し、表示されるフォームに回答することで業務の進行が可能。例えば、「顧客情報入力」などのステップを社内の営業事務に共有すれば、担当者は表示される説明通りにタスクを実行することで業務が進捗し、その進捗を管理することまで可能。

またこちらもカンバンビューを採用していますが、フォームのステップが完了されるとボードが動くので手動で動かす必要がなく、進捗管理が楽に。

リテンション	◯：プロジェクト実行画面上のフォームに入力することで業務が進捗
確認のしやすさ	◯：ステータスを移動させる必要がないステップ連動式の管理画面
テンプレート	–
料金	月額2,980円 / 10ユーザー

【開発チーム・Web案件】におすすめのプロジェクト管理ツール

開発チームやWeb案件向けのプロジェクト管理ツールを紹介します。

Backlog

チームの業務を可視化するWeb案件向けのプロジェクト管理ツール。担当者や期日を設定することができ、だれがどの業務をいつまでに進めるのかを見える化することで、タスク漏れやスケジュール遅延を防ぐことができます。シンプルな画面設計になっており、開発者だけではなく、デザイナーや営業などチーム全員が業務や案件情報の確認がしやすくなっています。

タスクが多くなるWeb案件には助かるガントチャート形式での表示機能があり、グラフの色分けができ業務担当者それぞれの進捗状況がわかりやすいのも特徴。

リテンション	◯：「絵文字」など楽しくメンバー間のコミュニケーションが取れる仕組みが整備
確認のしやすさ	◯：ガントチャート形式での表示機能があり、グラフの色分けも可能
テンプレート	–
料金	月額17,600円

Jira Software

開発プロジェクトのためのプロジェクト管理ツール。各人のタスクとチーム全体のスケジュールの進捗状況を共有することができるため、残りの作業工数や担当ごとの負担バランスまで確認することができます。また、スクラム開発やかんばん方式のタスク管理のための事前フォーマットが用意されており、すぐに利用開始することができ、成長に合わせてカスタマイズすることができます。

開発者がコーディングに集中できるように、コードとデプロイのステータスがひと目で確認できるのは、開発向けのプロジェクト管理ツールならではの特徴となっています。

リテンション	–
確認のしやすさ	◯：コードとデプロイのステータスがひと目で確認できる
テンプレート	◯：スクラム開発・かんばん方式のタスク管理のためのフォーマット
料金	月額1,070円 / ユーザー

Reforma PSA

IT・Web・広告などのクリエイティブ業のための案件・プロジェクト管理ツール。業界に特化した設計で、案件の販売管理や工数が連携され、プロジェクトごとの収支を確認することができ、プロジェクト管理のみならずプロジェクトごとにどれくらいの利益が出ているかどうかまで追うことができます。

受注前の営業活動管理から、受注後の発注書発行やメンバーアサイン管理や工数管理まで、Web案件のプロセス全体の管理が可能。

リテンション	◯：見積書発行 / 請求書発行 / 発注書発行などが同一管理画面から行える
確認のしやすさ	–
テンプレート	–
料金	月額30,000円〜

【案件単位の収支管理】におすすめのプロジェクト管理ツール

案件単位の収支管理におすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。

CrowdLog

かんたんに工数管理ができるプロジェクト管理ツール。GoogleカレンダーやOutlookと連携し、カレンダー上で入力することでツールに反映。プロジェクト、メンバー、業務項目単位でリアルタイムで工数を集計することで、赤字案件を即座に把握することができます。原価管理・損益管理の機能が充実していますが、ガントチャートを用いればプロジェクトの進捗管理も可能。

また、メンバーの入力状況を勤怠時間との不一致から見つけることができ、工数管理で課題となる入力忘れや怠慢を防ぐことができます。工数承認のログを残すことができ、監査にも対応可能。

リテンション	◯：勤怠時間との不一致からメンバーの入力状況の把握が可能
確認のしやすさ	◯：さまざまなグラフでデータを可視化し、業務把握に活用することができる
テンプレート	–
料金	要問い合わせ

Lychee Redmine

ガントチャート満足度No.1の、導入企業7,000社を超えるプロジェクト管理ツール。ガントチャート、カンバン、バックログ、タイムマネジメントなど案件を進めるうえで役に立つ機能が多数搭載されています。

予算管理では、予定していた費用と実際にかかった費用の比較を可視化。そして、各プロジェクト状況は、進行状況とともにコスト予想までリアルタイムで表示されるため、案件ごとに収支計算・改善が可能です。

リテンション	–
確認のしやすさ	◯：進行中タスクは編集がしやすいガントチャートで、予算管理はリアルタイム表示
テンプレート	–
料金	月額900円〜 / ユーザー

タイムデザイナー

タスク管理と工数管理が統合されたプロジェクト管理ツール。タスク管理ツールとして活用していれば、同時に工数を記録することができ、現場の入力の手間を大幅に削減。記録された作業データをもとに、どの案件が収益性が高いのか等を分析することができ、経営分析にまで活用が可能です。

プロジェクト管理は、ボタン一つで作業時間を記録でき、記録したタスクはガントチャートやカンバンボードでひと目で確認が可能。

リテンション	◯：ボタン一つで作業時間を記録できる
確認のしやすさ	–
テンプレート	–
料金	月額980円〜 / ユーザー

TimeCrowd

「誰が」「何に」「どれくらい」時間をかけているのかを確認できるプロジェクト管理ツール。カレンダーアプリなどと連携することで、タスク開始時にワンクリックで稼働状況を自動で記録することができるため、作業者に負担がかからずにビジネスプロセスの管理が可能。

また、メンバーごとに時間単価を設定することで人件費を算出できるため、プロジェクトごとに収支計算ができ、経営にデータを活用することができるのも特徴。

リテンション	◯：ワンクリックで稼働状況を自動で記録することができる
確認のしやすさ	–
テンプレート	–
料金	要問い合わせ

まとめ

今回はプロジェクト管理ツールを紹介しましたが、タスク管理や工数管理は業務効率化のひとつの手段に過ぎません。自社の課題や状況とマッチしないツールを選んでしまうと、逆に導入定着コストがかかってしまい生産性は向上するより低下してしまいます。

本記事で紹介した、以下プロジェクト管理ツールの選び方を参考にまずはプロジェクト管理ツールのタイプを選びましょう。

1. 汎用性高く使える（高機能）
2. 汎用性高く使える（シンプル）
3. 開発チームやWeb案件に使える
4. 案件単位の収支管理に使える

そして、タイプが選べたら、検討するのは以下の比較ポイントでした。

• 管理画面へのリテンションの工夫
• 進捗状況やタスクの確認のしやすさ
• テンプレートの数と種類

自社に最適なプロジェクト管理ツールを選び、業務効率化を図りましょう。