名刺入力代行おすすめ12選比較！タイプ別の選び方から費用相場まで解説

名刺はビジネスに欠かせないツールであるものの、情報を最大限活用するにはExcelや営業ツール、名刺管理システムなどによる管理が必要です。しかし、名刺のデータ化には手間がかかるうえ正確性も求められることから「名刺のデータ入力を専門業者に外注したい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、名刺入力代行サービスを3つのタイプに分けて紹介します。自社のニーズに応じて最適な名刺入力代行サービスを選べる内容のため、名刺入力のアウトソーシングを検討中の方はぜひご覧ください。

名刺入力代行とは

名刺入力代行とは、名刺に記載されている情報のデータ化を代行するサービスのことです。一般的には、名刺に記載のある名前・会社名・住所・電話番号などを入力し、特定のフォーマットへデータ化します。

自社で名刺をデータ化した場合、誤字や記入漏れによりデータの正確性が低くなる可能性があるうえ、特に大量の名刺をデータ化するとなると多くの社内リソースが必要になります。

一方名刺入力代行は、複数人によるチェック体制や最新の技術を用いてデータの精度を高めているため、信頼性の高いデータを得ることが可能です。加えて、名刺1枚あたり15円程度で請け負っているサービスもあり、比較的リーズナブルに名刺をデータ化できるのもメリットです。

名刺入力代行に依頼できる業務

名刺入力代行に依頼できるおもな業務は以下のとおりです。

必要項目のデータ化	名刺に記載してある名前・会社名・住所・電話番号などを特定のフォーマットへデータ化
入力内容のチェック	データ化後の名刺の情報が正確に反映されているかどうかのチェック
重複チェック・削除	名刺データのなかで重複しているデータを抽出、希望に応じて削除
書類溶解処分	データ化後に不要な紙書類を処分
DM発送	名刺データをもとにしたDMの宛名ラベル印刷から封入、発送作業など
メール配信	名刺データをもとにしたメールの配信
展示会・イベントへの出張	展示会やイベント会場での名刺引き取りやスキャン対応

なお、必要項目のデータ化・入力内容のチェック以外は基本的にオプション対応で、なかには実施していない代行会社もあります。

名刺入力代行の費用相場

名刺入力代行の料金は「基本項目〇つで名刺1枚あたり△△円」のように設定されているのが一般的です。入力項目ごとに費用相場は以下のとおりです。

項目数	費用相場	入力項目
5項目	10円～30円程度	名前、会社名、郵便番号、住所、電話番号
8項目	15円～35円程度	名前、会社名、郵便番号、住所、電話番号、部署名、役職名、メールアドレス
10項目	30円～60円程度	名前、会社名、郵便番号、住所、電話番号、部署名、役職名、メールアドレス、FAX番号、URL

データの重複チェックや名刺の廃棄処理などのオプションも依頼した場合、追加料金が発生することも。また、なかには必要な項目だけをカスタマイズして依頼できるサービスもあります。自社にとって必要な情報だけをデータ入力してもらえるため、無駄なコストがかからないのが魅力です。

名刺入力代行の選び方

名刺入力代行は自社のニーズに応じて、以下3つのタイプから選ぶのがおすすめです。

• データ入力特化型
• 管理システム一体型
• バックオフィス業務対応型

データ入力特化型

データ入力特化型の名刺入力代行は、名刺に記載されている情報のデータ入力のみに特化することで、低価格でサービスを提供しているタイプです。同じ名刺を2名が同時に入力する「ベルファイ入力」などで高精度なデータ入力を実現しているうえ、名刺の枚数や項目数によるわかりやすい料金設定で予算も立てやすいのが特徴です。

なかには、名前・住所・会社名・部署名などの8項目を名刺1枚あたり21円で請け負っているサービスもあります。Excelなどの名刺を管理している場合や、自社で名刺管理システムを利用している場合におすすめのタイプです。

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管理システム一体型

管理システム一体型の名刺入力代行は、オペレーターによる入力代行やデータの補正だけでなく、名刺管理システムも提供しているタイプです。名刺をスマートフォン・タブレット・スキャナーなどで取り込むだけで、名刺情報のデータ化からシステムへの反映までが完了するため、名刺管理の手間が削減できます。

また、画像補正やOCR（文字識別）機能でのデータ読み込みだけでなく、オペレーターの人の目も加えることで、情報の精度の高さも担保しています。さらに、営業ツールと連携すれば営業活動でも効率的に名刺データを活用できるのも特徴です。

なかには、CRMツールとの自動連携により、名刺管理システムにインポートした顧客情報をCRMツールに自動で反映可能なサービスも。名刺入力の手間削減だけでなく、名刺管理システムの導入やシステムの乗り換えを検討している場合におすすめです。

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バックオフィス業務対応型

バックオフィス業務対応の名刺入力代行は、名刺入力代行だけでなく秘書業務・経理業務・人事労務などさまざまなバックオフィス業務を代行するタイプです。各プランで決められた時間内で多様な業務を依頼できるうえ、依頼したい業務量に応じてプランを柔軟に変更することも可能です。

なかには、名刺入力をはじめとするデータ入力から資料作成まで幅広い営業アシスタント業務に対応しているサービスもあります。名刺入力代行に留まらず、幅広いバックオフィス業務を依頼したい場合におすすめのタイプです。

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名刺入力代行の比較ポイント

先述した名刺入力代行のなかから、さらに以下4つのポイントで比較して自社のニーズに合った依頼先を選びましょう。

• セキュリティ体制
• 発注の最低金額
• 納品形式の種類
• 外国語への対応可否

セキュリティ体制

名刺には、取引先の個人情報や企業情報など取り扱いに細心の注意が必要な情報が含まれています。万が一、名刺のデータ入力を外部委託することで情報漏えいが発生した場合は取引先との信頼関係が損なわれるため、名刺入力代行を請け負う会社のセキュリティ体制を確認しましょう。

たとえば、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO/IEC 27001を取得している会社や、入退室管理・PCログ管理・スタンドアローンPCの利用など、物理的な対策と技術的な対策を組み合わせてセキュリティ対策を実施している会社もあります。

充実したセキュリティ体制で名刺を扱っている代行会社を選び、情報漏えいをはじめとするセキュリティ事故のリスクを低減させましょう。

発注の最低金額

名刺入力代行のなかには名刺1枚あたり15円程度の低価格で請け負っているサービスもありますが、最低発注金額も設定されています。そのため、依頼する名刺の量が少ない場合は発注金額の下限を確認しましょう。

たとえば、最低発注金額が12,000円のサービスがある一方で、見積もり金額が7万円に満たない場合は入力量にかかわらず一律7万円としているサービスもあります。

依頼する名刺の量が少ないにも関わらず最低発注金額が高いと無駄なコストがかかるため、依頼する名刺の量に応じて発注の最低金額が低い代行会社を選びましょう。

納品形式の種類

名刺管理システムやCRMなどを活用して名刺データを管理している場合、自社のシステムに対応した形式で納品してもらえるかを確認しましょう。なかには、.xls・.csv・XML・HTMLなどの幅広い形式に対応しているだけでなく、そのほかの納品形式の相談も受け付けているサービスもあります。

多くの名刺入力代行では、Excel形式やCSV形式などに対応しています。このほかの形式へのデータ化を希望する場合は、希望する納品形式への対応可否を確認したうえで名刺のデータ化を依頼しましょう。

外国語への対応可否

外国語で書かれた名刺に対応できるサービスは限られているため、多国籍企業や海外取引の多い企業など外国語の名刺を扱う機会が多い企業は外国語への対応可否も確認しましょう。

なかには、英語・中国語をはじめとする多数の外国語に対応可能なサービスもあります。自社で外国語のデータを入力する場合でも対応できる人材は限られるうえ、特定の担当者に負担が集中してしまう恐れもあるでしょう。自社が扱う名刺に外国語も含まれている場合は、日本語だけでなく外国語にも対応できる代行会社を選び、社内の負担を軽減しましょう。

名刺入力代行12選一覧比較表

以下は、本記事で紹介する名刺入力代行会社の一覧比較表です。

上記で解説した「タイプ」と「比較ポイント」をフィルターで絞ることができますので、各代行会社の詳細紹介を読む前に、自社に最適な名刺入力代行会社のあたりをつけてみてください。

【データ入力特化型】の名刺入力代行

データ入力特化型の名刺入力代行は次の5社です。

シスデータプロ（株式会社シスプロ）

データの納品形式に柔軟に対応してもらいたい企業におすすめ

シスデータプロは、1枚21円から利用できる名刺入力代行です。中国武漢市の子会社で入力作業を行うことで、コストを抑えてサービスを提供しています。データ入力の精度を高めるために、独自の3重チェック体制を採用しています。まず2名のオペレーターが同じ名刺を入力し、その後ベリファイチェックで相違点を抽出。最後に熟練担当者が入力内容を確認することで、正確なデータ入力を実現しています。

基本8項目に加え、e-mailアドレス・URL・携帯電話番号など、必要な項目を柔軟に追加できます。納品形式はExcelやAccessなど、顧客が使用しているソフトに合わせて選択可能です。日本語だけでなく、英語や中国語（簡体字）の名刺にも対応している名刺入力代行です。

セキュリティ体制	プライバシーマーク取得、個人情報の取扱に関する覚書の締結など
発注の最低金額	〇：12,000円（税抜き） ※スキャニングしてデータを送ることで最低受注金額の制限なし
納品形式の種類	〇：フォーマットの指定可能
外国語への対応可否	英語・中国語（簡体字）
料金	8項目の場合：1枚あたり21円（税抜）

株式会社うるるBPO

名刺にない情報も補完してデータ化したい企業におすすめ

株式会社うるるBPOは、2,795件以上の導入実績を持つ信頼性の高い名刺入力代行です。大手流通企業やERP導入企業など、幅広い業界での支援実績があります。基本10項目の入力を1枚31円から対応しており、不要な項目がある場合は値引きも可能です。入力精度を高めるため、2名一致入力方式を採用しています。

また、名刺に記載のない情報も企業の公式HPなどから補完入力が可能です。加えて、短納期対応も特徴で、1,000枚なら3～5営業日、3,000枚で7～10営業日、5,000枚で12～15営業日での納品が可能。10,000枚以上の大量案件も相談に応じている名刺入力代行です。

セキュリティ体制	〇：プライバシーマーク・ISO/IE27001：2013、ISO9001認証の取得
発注の最低金額	90,000円（税抜）
納品形式の種類	〇：.xls、 .xlsx、.csvなど
外国語への対応可否	英語・中国語
料金	10項目の場合：31円～

おまかせDATA入力（株式会社誠勝）

多様な外国語の名刺をデータ化したい企業におすすめ

おまかせデータ入力は、多様な名刺形式に柔軟に対応する入力代行です。縦書きや横書き、日本語や英語以外の言語など、あらゆるレイアウトの名刺データを顧客の希望する形式で入力します。自社で業務用スキャナーを運用しており、入力専門スタッフによる99％以上の高精度な入力を実現。さらに二重目視による校正を行うことで、入力ミスを徹底的に防止する体制を整えています。

またデータ入力だけでなく、CSV化やシステムへのインポート作業まで幅広く対応しています。名刺の保管や溶解処理といった関連サービスも提供しており、名刺入力に伴う周辺業務も依頼できる代行会社です。

セキュリティ体制	プライバシーマーク取得、入退室管理・監視の徹底
発注の最低金額	100,000円
納品形式の種類	〇：XLS、XLSX、CSVなど
外国語への対応可否	〇：英語・フランス語・中国語などおよそ30か国言語に対応
料金	8項目の場合：31円～

名刺入力.com（株式会社オフィスあしずみ）

データ化する名刺の項目をカスタマイズしたい企業におすすめ

名刺入力.comは、上場企業を含む300社以上の導入実績を持つ名刺入力代行です。単純作業に特化した独自のノウハウにより、1枚15円からのデータ化を実現しています。入力作業は日本人スタッフが手作業で行い、納品前にトリプルチェックを実施することで高い精度を保っています。ベリファイ入力などのオプションサービスも用意し、より正確なデータ化にも対応可能です。

名刺の表面だけでなく裏面のデータ化や、項目のカスタマイズにも柔軟に対応します。さらに、名簿のデータ化やアンケート入力・集計、資料のテキスト化など、幅広いサービスを提供しているのも魅力です。

セキュリティ体制	〇：プライバシーマーク取得、入退室管理・PCログ管理・PC独立ローカル環境など
発注の最低金額	〇：30,000円
納品形式の種類	.txt、.xlsxなど
外国語への対応可否	要問合せ
料金	5項目の場合：1枚あたり15円～

株式会社スマートゲート

リーズナブルに名刺をデータ化したい企業におすすめ

スマートゲートは、電子書籍出版の経験を活かした名刺入力代行を提供しています。1,800社を超える取引実績があり、9割以上の顧客が継続して利用している満足度の高いサービスが特徴。独自開発の文字認識ツールにより作業フローを自動化・効率化し、手作業を最小限に抑えることで人的ミスを防ぎ、リーズナブルな価格で名刺入力を代行しています。

名刺の現物だけでなく、コピーや画像データからのテキストデータ化にも対応。外国語や手書き文字、印なども入力可能で、幅広い形式の名刺をデータ化できます。展示会・イベントに出張して名刺をデータ化することも可能な代行会社です。

セキュリティ体制	プライバシーマーク取得など
発注の最低金額	〇：30,000円
納品形式の種類	〇：.xls、.csv、XML、HTMLなど
外国語への対応可否	〇：英語・中国語など多数の外国語
料金	5項目の場合：11円～

【名刺管理システム一体型】の名刺入力代行

名刺管理システム一体型の名刺入力代行は次の4社です。

SmartVisca（株式会社サンブリッジ）

Salesforceも活用して名刺データを管理したい企業におすすめ

株式会社サンブリッジが提供する「SmartVisca」は、Salesforceと連携した名刺管理システムを提供しています。高精度なAI-OCRを搭載しており、名刺のスキャンから約1分でデジタル化できるだけでなく、オペレーターによる校正をオプションで利用できるため、ほぼ100%の精度で名刺のデータ化が可能です。

また、紙の名刺・デジタル名刺・社内メンバーの情報をクラウド連絡帳で一元管理し、効率的な人物検索と迅速な連絡を実現。Salesforceとのシームレスな連携により、名刺データから取引先、リード、取引先責任者データの登録・更新が容易です。手動での個別・一括連携に加え、自動連携機能も備えています。セキュリティ面ではISMS認証を取得し、名刺情報を極力保持しない設計を採用しているのも魅力です。

セキュリティ体制	〇：ISMS認証取得、名刺データの校正作業では個人を特定できる情報を分割して処理し情報漏えいを防止
発注の最低金額	最低6ライセンス～
納品形式の種類	〇：システムで活用可能な形式
外国語への対応可否	〇：英語・中国語 ※中国語は通常入力できる語句のみ対応
料金	月額費用：1,300円 / ID～

アルテマブルー（キヤノンエスキースシステム株式会社）

サービスを無料で試してから導入を検討したい企業におすすめ

キヤノンエスキースシステム株式会社が提供する「アルテマブルー」は、名刺データの入力から管理まで一貫して提供しています。名刺の取り込みは、スキャナー・スマートフォン・複合機に対応しており、外出先でもデータ化作業ができるため、移動時間を効率的に活用できます。名刺データの補正は、外部オペレーターが高精度な入力を行う「フルモード」と、自身で修正する「ゼロモード」を状況に応じて使い分けることで、コストの最適化も可能。

また、CRM/SFAとの連携機能を備え、顧客管理の効率化に貢献。導入前には専門コンサルタントによる事前ヒアリングを実施し、最適な活用方法を提案してもらえます。2週間の無料トライアル期間もあり、実際の使用感を確認してから導入を決められるのも魅力です。

セキュリティ体制	名刺データ補正時は入力作業を複数のオペレーターに分割して行うことで、個人情報漏えいリスクを軽減
発注の最低金額	〇：1IDから利用可
納品形式の種類	〇：システムで活用可能な形式
外国語への対応可否	要問合せ
料金	月額費用：3,300円（税込） / ID オペレーターが文字補正を行うフルモード：55円（税込） / 枚

CAMCARD BUSINESS（キングソフト株式会社）

名刺データの精度を調節してコストを最適化したい企業におすすめ

キングソフト株式会社が提供する「CAMCARD BUSINESS」は、名刺の入力から管理までをクラウド上で一元化できるシステムです。高精度のOCR技術とオペレーターによる人工補正を組み合わせることで、迅速かつ正確なデータ化を実現しています。人工補正の利用枚数は、標準プランで月20枚まで、上位プランでは月50枚まで無料で提供。必要に応じて追加のオプションも選択可能で、データの精度を柔軟に調整できます。

名刺の共有やタグ付け、メモ機能、組織ツリー生成など、企業の名刺管理に必要な機能を幅広く搭載しています。また、商談情報管理やタスク登録、メルマガ配信といった簡易SFA機能も備えており、営業活動の効率化をサポート。導入後は電話・メール・チャットなどでサポートしており、スムーズな導入と運用をバックアップしています。

セキュリティ体制	〇：プライバシーマーク取得、国際基準で信頼性の高いデータサーバーを使用
発注の最低金額	最低ID数5ID～
納品形式の種類	〇：システムで活用可能な形式
外国語への対応可否	〇：OCR機能：17か国語 補正機能：4か国語
料金	STANDARD：月額1,700円 / 1ユーザー PROFESSIONAL：月額2,500円 / 1ユーザー

名刺de商売繁盛（ヤマトシステム開発株式会社）

固定料金で名刺管理システムを利用したい企業におすすめ

名刺de商売繁盛は、月額32,000円の固定料金で利用できる名刺入力代行・管理サービスです。利用者数に制限がなく、従量課金と比べてランニングコストを大幅に抑えられます。オペレーターによる名刺入力代行に加え、クラウド型の名刺管理システムを提供。入力されたデータはシステム上で一元管理され、社内での共有や検索、顧客データベースの作成が可能です。

スキャンから最短翌営業日という迅速なデータ化により、営業活動やマーケティング活動の効率化を実現します。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末からも名刺データにアクセスできるため、外出先でも取引先への電話や経路確認といった機能を活用できます。シンプルな料金体系と使いやすいシステムで、企業の名刺管理における業務効率化を支援しています。

セキュリティ体制	〇：プライバシーマーク取得など
発注の最低金額	32,000円
納品形式の種類	〇：システムで活用可能な形式
外国語への対応可否	英語
料金	月額費用：32,000円 名刺のデジタル化・オペレーターモード：40円 / 枚

【バックオフィス業務対応型】の名刺入力代行

バックオフィス業務対応型の名刺入力代行は次の3社です。

HELP YOU（株式会社ニット）

名刺入力以外に営業事務・総務・経理なども依頼したい企業におすすめ

株式会社ニットが提供する「HELP YOU」は、名刺入力を含む幅広いバックオフィス業務を代行するサービスです。500人以上の経験豊富なアシスタントが、営業事務、秘書・総務、経理、人事労務、マーケティング、広報など、多様な業務に対応。サービス体制は、ディレクターが最適なアシスタントを選出し平均5名でサポートする「チームプラン」と、指名したアシスタントが毎日2～3時間稼働する「1名専属プラン」から選択可能です。

セキュリティ面では、入退室管理システムの導入や従業員への定期的なセキュリティチェック・研修を実施。プライバシーマークも取得しており、個人情報を含む機密情報も安心して委託できます。また、業務マニュアルの作成により、特定の担当者に依存せず、誰でも一定水準の業務遂行が可能な体制を構築しているのも魅力です。

セキュリティ体制	〇：プライバシーマーク取得、入退室管理システムによるオフィスセキュリティ、従業員へのセキュリティチェック・研修の実施
発注の最低金額	100,000円
納品形式の種類	要問合せ
外国語への対応可否	要問合せ
料金	チームプラン：100,000円～ 1名専属プラン：150,000円～

i-STAFF（ファイブスターネット株式会社）

名刺入力以外に経理・人事・Webサイト運用なども依頼したい企業におすすめ

ファイブスターネット株式会社が提供する「i-STAFF」は、名刺入力からバックオフィス業務全般まで幅広い業務を代行しています。採用率わずか1%という厳しい基準で選ばれたスタッフが、秘書業務・経理業務・人事・Webサイト運用など、幅広い業務を担当。顧客リスト管理も含め、名刺情報の活用まで一貫してサポートします。

オフィスに溜まった領収書や名刺、書類の整理・ファイリングにも対応し、ハガキや請求書の発送業務も代行可能です。また、サービス品質への自信から返金保証もあり、万が一品質に満足できない場合は返金対応も可能で、安心して業務を委託できる体制を整えている代行会社です。

セキュリティ体制	個人情報を取り扱う業務は社内勤務スタッフが対応、アシスタントとの秘密保持契約（NDA）の締結など
発注の最低金額	〇：89,100円（税込）～
納品形式の種類	要問合せ
外国語への対応可否	要問合せ
料金	3か月契約プラン：125,400円（税込） 6か月契約プラン：102,300円（税込） 12か月契約プラン：89,100円（税込）

フジ子さん（BPOテクノロジー株式会社）

パート社員並みのコストでパソコンで対応できる業務を依頼したい企業におすすめ

BPOテクノロジー株式会社が提供する「フジ子さん」は、パート社員並みのコストで、名刺入力から人事、経理、秘書業務、Webサイト運用まで、パソコンで可能な幅広い業務に対応しています。 実務経験豊富なアシスタントチームがハイレベルな業務品質を維持しながら、低コストでのサービス提供を実現。業務量に応じて、柔軟なプラン変更や翌月解約も可能です。

また、1週間の無料トライアル期間を設けているため、アシスタントの実務能力を事前に確認できます。実際のサービスを体験してから本契約を検討できる安心の体制を整えており、官公庁への導入実績もある代行会社です。

セキュリティ体制	〇：プライバシーマーク取得、通信には256bitSSL方式を採用して金融機関レベルのセキュリティ対策を実施、アシスタントとの秘密情報保持契約（NDA）締結など
発注の最低金額	〇：62,700円
納品形式の種類	要問合せ
外国語への対応可否	要問合せ
料金	20時間プラン：62,700円（税込） 30時間プラン：92,400円（税込） 50時間プラン：132,000円（税込）

まとめ

本記事では、名刺入力代行の選び方や比較ポイントについて解説しました。まずは、以下の項目にて、自社に最適なタイプを選びましょう。

データ入力特化型	名刺情報のデータ入力のみに特化して低価格でサービスを提供するタイプ
管理システム一体型	入力代行やデータ補正だけでなく名刺管理システムも提供しているタイプ
バックオフィス業務対応型	名刺入力代行だけでなく幅広いバックオフィス業務を代行するタイプ

また、その中でも以下の4つの比較ポイントにて絞り込みます。

• セキュリティ体制
• 発注の最低金額
• 納品形式の種類
• 外国語への対応可否

この記事が名刺入力代行選びの一助になれば幸いです。