LINE運用代行サービスおすすめ15選比較！目的に応じた選び方から比較ポイントまで

LINE運用代行サービスは、近年ビジネスを行う上でSNSの重要性が増してきていることから非常に有効なサービスとなります。

この記事では、「LINE運用代行とは何か？」からサービスの選び方・比較ポイント、おすすめのサービスを15社紹介いたします。効果的なLINE運用により、顧客のエンゲージメントを高め、売り上げ向上につなげることができます。

この記事が、自社にあったLINE運用代行会社を見つけるための一助になれば幸いです。

LINE運用代行とは？

LINE運用代行サービスは、企業の公式アカウントを専門の運用会社が代わりに運用し、LINEを通じて顧客とのコミュニケーションを効果的に行うサービスです。

具体的には、LINE上での顧客との対話、キャンペーンの実施、最新情報の共有など、多岐にわたる業務を代行してくれます。

LINE運用代行サービスをお探しの方はこちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

そもそもLINE公式アカウントの運用とは

実際に「LINE公式アカウントを運用する」とはどのようなことなのでしょうか。

以下ではLINE公式アカウントで行えることや運用するメリットなどをご紹介していきます。

• LINE公式アカウントとは
• LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントは、企業やブランドがLINEユーザーと直接コミュニケーションを取るための公式な手段です。

このアカウントを使用することで、企業は顧客に対して、リアルタイムで情報を発信したり、マーケティング活動を行ったりすることができます。また、メインのチャット機能だけでなく、リッチメニューを活用したLINE公式アカウントのミニアプリ化や顧客管理やCRMの実施なども行うことができます。

LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントを利用することで、企業は様々な形で顧客とのコミュニケーションを実現できます。

以下は公式サイトで紹介されている機能を一部まとめた表になります。

メッセージ配信	友だちになったユーザーへのメッセージ配信は、画像やスタンプ、動画など、 様々なフォーマットで行うことができます。
クーポン	来店時に使用できるクーポンを作成し、配信することができます。
ステップ配信	友だちリストに追加されたユーザーには、事前に設定した内容、配信タイミング、 および期間に基づいて、メッセージを自動的に配信することができます
リサーチ	ユーザーの好みや意見を収集するために、投票やアンケート形式のリサーチページを作成し、 配信することができます
LINEチャット	通常のLINEアプリのトーク機能を利用して、友だちリストに登録されている 各ユーザーと個別にコミュニケーションをとることができます
リッチメニュー	トーク画面の下部に位置する固定メニュー機能により、クーポンやショップカードなど LINE公式アカウント固有の機能に加えて、ECサイトや予約サイトなど外部へのリンク設定も可能です。

このように、通常のトークに加え、クーポンの配信やポイントカードなど顧客のエンゲージメントを高める機能を兼ね備えています。

また、メルマガよりも開封率も高く、1on1コミュニケーションもできるため顧客とのコミュニケーションを行う上では非常に有効なツールとなっています。

LINE運用代行に依頼できる業務

実際にLINE運用代行会社に依頼できる業務とは何があるのでしょうか。

以下では主な業務を5つ紹介しています。

自社が依頼したい業務を依頼できるかどうかを比較の際は確認しましょう。

• コンテンツ作成
• 配信代行
• チャット対応
• 効果測定・分析
• ツールの導入・活用支援

コンテンツ作成

LINE運用代行サービスにおいて、コンテンツ作成は基本的ながら重要な業務の一つです。代行業者は、通常メッセージ、配布クーポン、キャンペーンの告知などの内容を代わりに考案し、デザインやレイアウトなどといった作成に関わる業務を代行してくれます。

コンテンツは、どれだけメッセージを見た人の中からコンバージョンを起こせるかが重要です。専門の知識を持つ代行業者による質の高いコンテンツ作成は、LINE上でのブランドイメージを向上させ、ユーザーのエンゲージメントを高める重要な役割を果たします。

以下は、ボディケア商品などを中心に展開する株式会社SABON Japanが実際に配布していたクーポンです。

配信代行

配信代行は、作成されたコンテンツを適切なタイミングで、狙うターゲットに対し、メッセージを見る可能性が高い時間帯に届ける業務です。

自社でメッセージを送信しようとすると、どうしてもそれ以外の業務に追われ、中々業務時間内でメッセージを送信するということができないことも多いです。

その為、代行業社を利用することで、ターゲットの行動に基づいたメッセージ開封率の高い時間帯にアプローチすることが可能にになります。

例えば、ターゲットが社会人であれば、開封率が高まる通勤、退勤、昼休憩のタイミングにメッセージを送信することができます。

例えば、以下のサボンのメッセージを見てみると、社会人の女性をターゲットとしたマーケティングを行なっており、メッセージ送信時間は17:30と退勤のタイミングで送信していることがわかります。

チャット対応

チャット対応は、顧客からのアクションに対しリアルタイムで対応するサービスです。

チャット対応を自社で行う場合、営業中に返信を行うのは難しいのではないでしょうか。代行会社を利用することで、その場でメッセージに対して対応し、販売機会やサービス利用機会を逃すことなく、売り上げ向上に繋げることが可能になります。

また、チャット対応は、顧客のニーズや関心の理解を深める場となるため、その情報はマーケティング戦略の改善にも役立てられます。

例えば以下は株式会社大広が運用している就活生向けの公式アカウントです。「Q&A」というメッセージを送信するとよくある質問などが瞬時に表示される仕様になっております。

就活生は大広に関する疑問や知りたいことなどを瞬時に解決することができ、企業に対しても良いイメージを抱くことにつながります。

効果測定

アカウントを運用するにあたって得られる「友達数の推移」「性別」「年齢構成比」「投稿数」「クリック数」といった数値や競合分析により得られる情報などを基に分析します。これにより、依頼企業はPDCAサイクルを回すことができ、効果的な施策を行うことができます。

また、それらの情報をパワーポイントなどの資料にしてまとめてくれるので、それらの業務にあたる時間と労働コストを削減することができます。

ツールの導入・活用支援

LINE拡張ツールの選定から導入、活用支援までを行います。基本的にLINE公式アカウントで利用することができる機能は限られており、拡張ツールを導入することでメッセージ送信におけるセグメント配信や予約機能の搭載などを行うことができます。

代行会社は、クライアントのLINEアカウント運用の目的に応じて最適なツールを選定し、導入支援から機能の追加といった実行の部分まで支援してくれます。

LINE運用代行の料金・費用相場

LINE運用代行サービスを利用する際、主に2種類の費用が発生します。

「LINE公式アカウントへの支払い」と「運用代行費用」です。

LINE公式アカウントの費用

LINE公式アカウントに支払う費用はLINEが提供する公式アカウント運用に対してかかる費用です。アカウントの設定や管理、メッセージの送信など基本的な機能の使用などが含まれます。費用は無料プランから10,000円プラン、15,000円のプランの3つが用意されています。

運用代行費用

運用代行費用に関しては、外部の代行業者に支払う料金で、コンテンツの企画・作成、配信、チャット対応、分析などの具体的な運用業務をカバーします。

運用代行費用はサービス提供者によって大きく異なり、提供されるサービスの範囲や品質、サポートのレベルによって変わります。

相場はアカウントの基本的な設定から運用であれば月額10万円程度、効果測定や機能の活用なども含むと20万円程度、コンサルティングやフローの構築なども含めると50万円〜といった費用がかかってきます。

LINE運用代行サービスの選び方

それでは実際に自社にあったサービスを選ぶためには、どのような基準でサービスを比較すれば良いのでしょうか。以下では「どんな目的で依頼するか」に基づいて、3つのタイプに分けて選び方を紹介いたします。

• アカウントの開設から運用までの包括的な支援を受けたい
• 集客力を向上させたい
• 店舗施策を実施したい
• 顧客管理・MA化を実施したい

アカウントの開設から運用までの包括的な支援を受けたい

アカウント開設から運用まで包括的な支援を行なってくれるタイプ。

コンセプトメイキングから、投稿画像軸の選定、運用フロー構築、運用代行、分析・改善といった一貫した支援を行なってくれます。これにより、企業はLINEアカウントを用いて自社が果たしたい目的に向かって適切なアプローチを行い続けることができます。

また、一貫した支援を行なってくれるサービスであればノウハウやスキルが必要となる写真の作成、デザインといった業務も依頼することができます。なので、一切LINEアカウント運用のノウハウがなくとも安心して依頼することができます。

これからLINEマーケティングを実施していく企業やノウハウ、運用リソースがない企業におすすめです。

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集客力を向上させたい

LINEアカウント運用支援に加え、LINE広告の運用を通じて集客力向上支援を行うタイプ。

LINEの特性上、友達追加してもらわなければ、エンゲージメントの向上や集客を通じた売り上げ向上を図ることができません。そこで、まずはアカウントの運用は勿論、同時にLINE広告の運用を行うことでクーポン配布を通じた友達数の増加などを図ることができます。これにより、友達数の増加及び、集客のための施策を行う基盤を整えることができます。一定数友達を増やした上で、チャット機能やリッチメニューの活用などを行い集客を図ることができます。

店舗型の企業で集客を向上させたい場合などにおすすめです。

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店舗施策を実施したい

店舗を持つ企業に対する施策にも対応しているタイプ。

例えば、店舗型であれば、LINEアカウント運用を通じたメッセージ送信、リッチメニューの拡充といったLINE上の施策だけでなく、実店舗でのQRコードPOPの設置やイベント開催を通じた友達増加施策なども行う必要があります。

このタイプのサービスでは、ユーザーが友達追加してくれるためにはどのような施策を打てば良いかといった目線でのLINEアカウント運用を行ってくれます。

具体的には、友達追加用のQRコードポップ作成、クーポン配信といったクリエイティブ制作やスタンプラリーをアカウント内で実施し、そのスタンプ数に応じて抽選に参加できるといったキャンペーン施策に対応しています。

実店舗型サービスで、LINE上だけでなくオフライン施策も同時に実行していきたい企業におすすめです。

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顧客管理・MA化を実施したい

ツールを活用し、LINEアカウントでの顧客管理やMAの実施に強みを持つタイプ。

例えば、「友達＝顧客」という形でそれぞれをセグメント分けすることで、顧客の情報に応じたメッセージの送信やリッチメニューの表示を行うことができます。

また、友達追加時の自動メッセージやステップに応じたステップ配信などMA施策を実行することもできます。具体的には、友達追加時、来店後といった決まったタイミングでクーポンやメッセージを自動送信するといった配信をすることで、リピーターの育成に繋げるなどです。

データを起点としたLINEマーケティングを行いたい企業、ツールを活用し業務効率化を図りたい企業におすすめです。

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LINE運用代行サービスの比較ポイント

ここまでで、自社の現状に基づきどの選び方でサービスを選べば良いかが明確になったと思います。以下では、その選び方に基づいて絞り込んだ企業の中から自社にあったサービスを1つ選ぶための比較ポイントを紹介いたします。

1. 月次レポートの質
2. 拡張ツールの導入
3. クリエイティブ制作の対応範囲・質
4. 内製化支援

月次レポートの質

LINEアカウントの運用を自社のマーケティングに活かす上で得られた数値や情報を基に分析・改善を行うことは成果を出す上で欠かせません。そのため、サービスに月次レポートが含まれるかどうかはサービスを選択する上で重要な要素になってきます。また、レポートをしてくれるサービスの中でも、ただ数値などを報告してくれるだけなのか、改善・提案までしてくれるのかにも着目しましょう。自社にLINEアカウント運用のノウハウがないのであれば、改善・提案までしてくれるサービスの方が良いでしょう。

拡張ツールの導入支援

拡張ツールを導入することで、初期の段階からLINE公式アカウントが搭載している機能に加えて「顧客情報の収集・管理」「属性や好みに応じた最適なアプローチ」「顧客の反応分析」といったことを行うことができます。そしてサービスによっては、ツールの導入から設定、運用までを伴走して支援してくれます。またツールによってはターゲッティングによるアプローチ以外に、ECと連携して公式ラインの利用者数を増やしたり、自動返信機能を導入し膨大な問い合わせにも対応できるようにするなど、どのような課題を解決できるかが異なるので、ただ「ツールを提供してくれるから」という理由だけでサービスを選定するのはやめましょう。

クリエイティブ制作の対応範囲・質

LINEアカウントを運用する上で、リッチメニューやクーポンといった施作の中でクリエイティブ要素を求められることがあります。基本的にどのサービスもクリエイティブ制作には対応しているのですが、その中でも対応範囲や質が異なることがあります。例えば、画像制作といった基本的なクリエイティブにのみ対応しているサービスもあれば、トーク内のLP制作まで対応しているサービスもあります。また、バナー画像などをイラストレーターが作成するといったサービスもあります。自社のニーズに応じて対応範囲を確認するようにしましょう。

内製化支援

アカウント運用代行サービスの提供を通じて、担当者へのノウハウやスキルの提供といった内製化支援を行ってくれるサービスもあります。また、担当者の教育だけでなく、運営体制の構築といった組織全体でアカウントを運営していけるような支援も行っているサービスもあります。

将来的には、自社でLINEアカウント運用を内製化していきたいと考えている企業は内製化支援を行っているサービスを選びましょう。

LINE運用代行サービス15選一覧比較表

以下は、本記事で紹介するLINE運用代行会社の一覧比較表です。

上記で解説した「タイプ」と「比較ポイント」をフィルターで絞ることができますので、各代行会社の詳細紹介を読む前に、自社に最適な代行会社のあたりをつけてみてください。

【包括的な支援】におすすめのLINE運用代行サービス

アカウント開設から運用までといった包括的な支援を受けたい場合におすすめのサービスを紹介いたします。

株式会社シェアコト

LINE公式アカウントの初期開設から運用代行までを支援してくれるLINE運用代行サービスです。アカウントの目的やターゲットのニーズを踏まえて、1社1社に向き合ってコンセプトを決めていくため、効率的に成果に繋げられます。

また、「メッセージ送信→チェック→キャンペーンやクーポン発行などの施策→次の戦略を練る」といった具合にPDCAサイクルを高速に回すため、スピーディーに改良改善を図れるのも魅力です。LINEが準備している機能・サービスも存分に活用できます。

月次レポート	〇：レポート共有だけでなく報告会にて今後の運用アドバイスも実施
拡張ツール	–
クリエイティブ	–
内製化支援	–
料金	初期開設：20～40万円 運用代行：30〜50万円

株式会社メンバーズ

さまざまなSNSの代行を行ってきた実績のある会社が実施しているLINE運用代行サービスです。エンゲージメント・ラボというソーシャルメディアやWebマーケティングに関する研究体制を保有しており、専任の人員が目視で友達数や投稿への反応を確認を通じてLINEにおける最新事例、効果が高い投稿などの調査をを行っています。また、API連携やMAツール導入支援などを通じてターゲッティングに基づく配信や業務の効率化を実現するサービスを提供しています。

月次レポート	〇：レポート共有だけでなく報告会にて今後の運用アドバイスも実施
拡張ツール	◯：API連携やMAツールの導入支援あり
クリエイティブ	–
内製化支援	〇：ナレッジや運用テンプレートの共有、APIツールを用いて自走できる状態の構築
料金	要問い合わせ

株式会社エルマーケ

LINE公式アカウントの制作・運用代行・コンサルティングまでを一貫してサポートしてくれるLINE運用代行サービスです。LINEだけで完結させるのではなく、「LINE×◯◯」を提案することでビジネスをさらに加速させてくれます。Lステップやエルメッセージといった既存のものだけでなく、自社独自の拡張ツールも開発しており、より高度なサポートを受けられる点も魅力です。LINE広告・Meta広告などによる友だち数増加支援も受けられます。

月次レポート	–
拡張ツール	〇：Lステップやエルメッセージ等の拡張ツールやLINEミニアプリの導入支援も実施
クリエイティブ	–
内製化支援	–
料金	要問い合わせ

BRAVO

ホームページの改善やランディングページの見直しといった、LINE以外のマーケティング施策に関するコンサルも行っているLINE運用代行サービスです。また、集客面のサポートにも力を入れており、友だち登録数増加の施策提案も受けられます。プランによってはPRページやクーポンページ作成、リッチメッセージ作成、LINE@プロモーションのアクセス解析などといった幅広いサポートを受けられる点が人気の秘訣です。対面での打ち合わせにも対応しているため手厚いサポートを受けることも嬉しいポイント。

月次レポート	–
拡張ツール	–
クリエイティブ	〇：プランによってはPRページやクーポンページ作成も代行可能
内製化支援	–
料金	150,000円～ / 月額

【集客力向上】におすすめのLINE運用代行サービス

実店舗への集客施策に対応しているLINE運用代行サービスを紹介いたします。

株式会社Enigol

Enigolが提供するLINE運用代行・広告運用代行は、基本的なアカウント運用に加え、CRMツールの導入支援などLINEをCRMとして活用する支援に強みを持っているサービスです。また、広告ノウハウも要しており、特性を熟知したプロが、最新のトレンドを反映した広告配信や独自の運用ロジックにより、長期的に安定した集客を実現してくれます。

また、Instagramと連携した運用も行ってくれるので、自社でLINEに加えInstagramマーケティングも行っている、もしくは行っていきたい企業にもおすすめです。

月次レポート	運用結果レポートをご希望に合わせた指標・タイミングで提供
拡張ツール	〇：CRMツール導入支援
クリエイティブ	リッチメニュー、プロフィール作成などの基本的な制作に対応
内製化支援	サポートを通して、EnigolのLINE運用ノウハウを提供
料金	アカウント運用代行費：要問い合わせ 広告運用費：月額広告費の20%

株式会社ユニークワン

ユニークワンは、SNS運用ノウハウを活用することで分析に長けた支援を行っており、自社開発のSNS分析ツール「ooowl（オウル）」広告レポートツール「racooon（ラクーン）」を用いた分析を行ってくれます。そのため、クライアントはツール内で簡単にLINEアカウント・広告運用の効果測定や管理を行うことが可能になり、運用の透明性も担保されたサービスとなっております。

さらに、内製化支援では運用体制構築といったことからヒアリングを通じたトレーニングメニューの作成を行い投稿のコツや分析のノウハウなどを担当者に行ってくれます。

月次レポート	〇：自社開発のSNS分析ツール「ooowl（オウル）」広告レポートツール「racooon（ラクーン）」を用いた分析
拡張ツール	–
クリエイティブ	リッチメニュー、プロフィール作成などの基本的な制作に対応
内製化支援	〇：運用体制構築支援、セミナー/勉強会実施
料金	要問い合わせ

株式会社Epace

Epaceは、LINEアカウントの運用とLINE広告の運用を上流から下流まで実績あるマーケターが支援を行ってくれます。LINEアカウント運用の内製化だけでなく、LINE広告の内製化支援も行ってくれるので、その2軸での内製化を進めたい場合などにおすすめです。

また、支援にあたってロードマップへの落とし込みを行い、友だち登録への誘導から成果ポイントまでのメッセージ内容や配信の順番、必要なコンテンツをまとめ、PDCAサイクルを回すことでクライアント企業の勝ちパターンを作り出します。

さらに、クリエイティブでは、基本的なアカウント作成やリッチメニューの作成に加え診断コンテンツやプレゼントコンテンツなどにも対応しています。

月次レポート	〇：月次レポート作成（友だち登録者数 / 配信の数値結果 / 課題と打ち手の共有・提案）
拡張ツール	–
クリエイティブ	〇：基本的な制作に加え、コンテンツ作成（診断やプレゼントなど）にも対応
内製化支援	運用代行をしながら、運用のノウハウを担当者に伝授
料金	要問い合わせ

【店舗施策の実施】におすすめのLINE運用代行サービス

店舗でのオフライン施策に対応しているおすすめのLINE運用代行サービスを紹介いたします

L-bot

店舗を運営している人にとくにおすすめのLINE運用代行サービスです。契約するプランによっては、店舗イメージに合わせてデザインされたオリジナルリッチメニューの作成も承ってもらえます。友だち期間／性別／年齢／エリア／OSといったフィルタでターゲットを絞り込み、最適なコンテンツを配信できるのも嬉しいポイントです。また、三角POPやA4サイズのポスターといったオリジナルノベルティを無料で作成・配布してもらえます。

月次レポート	–
拡張ツール	–
クリエイティブ	〇：ショップカードの作成も任せられる
内製化支援	–
料金	月額19,800円～

株式会社Hide&Seek

戦略立案・LINE運用・クリエイティブ制作などの総合的なサポートを受けられるLINE運用代行サービスです。拡張ツールの導入を負担してもらえるため、コストを抑えつつLINE公式アカウントのみでは設定できない項目や配信を行えます。カート連携施策も提供しており、ID連携施策やステップ配信、アップセル・クロスセル施策などを行うことが可能になり、ECサイトを運営している企業にもおすすめです。

月次レポート	〇：分析結果の報告資料作成(各月)
拡張ツール	〇：独自のツールを自社負担で導入
クリエイティブ	–
内製化支援	–
料金	要問い合わせ

KUKU

KUKUのLINEアカウント運用代行サービスの強みはそのクリエイティブ制作にあります。プロのライターやイラストレーターがメッセージの配信、リッチ画像制作、リッチメニュー制作を行なってくれます。また、オプションでQRコードポップ制作を依頼することも可能です。実際にあるマッサージ店のクライアントの事例では、リッチメニュー内に治療法の詳細などを記載することで認知やリピーターの創出につながった事例などもあります。

月次レポート	–
拡張ツール	–
クリエイティブ	〇：プロライター、イラストレーターが対応
内製化支援	–
料金	初期費用：75,000円～ 月額費用：17,500円～

株式会社総合オリコミ社

総合オリコミ社のLINE運用代行サービスは、特に小売り・サービス業チェーン店向けのサービスを提供しています。基本的なLINEアカウント運用支援に加え、オフライン施策として新規店舗OPEN時の集客施策としてLINE新規友だちに向けたプレゼント企画の実施とそれに伴い掲示物の制作や景品の準備などオフライン施策も充実した支援を行っています。

また、多店舗の場合は、店舗ごとに適した施策の提案・実行も行っているのでチェーン店でも安心して依頼することができます。

月次レポート	ブロック率・開封率などの数値を分析
拡張ツール	配信サポートツールの個別開発
クリエイティブ	〇：掲示物制作、友達追加＆景品施策などのオフラインのクリエイティブにも対応
内製化支援	〇：担当者向けのLINE勉強会の実施
料金	要問い合わせ

【顧客管理・MA化】におすすめのLINE運用代行サービス

ツールの提供を通じてLINEアカウントで顧客管理やMA実施の支援を行うおすすめのLINE運用代行サービスを紹介いたします。

株式会社アド・テック

ad-tecのLINE運用代行サービスは独自ツール「Connecting Lines」を活用し顧客管理、セグメント配信、ステップ配信といった支援を行なっています。業務の効率化という面でもテンプレート機能や配信日時を決めたメッセージ配信、自動返信機能などが搭載されています。また、オンラインショップや顧客管理システムとCSV連携しており、CSVレポートを排出できるので購入履歴等でセグメント配信することも可能です。さらに、アプリでの提供もしており、事業者は手軽に顧客情報などをスマホ上で確認することもできます。

月次レポート	–
拡張ツール	〇：拡張ツール「Connecting Lines」を提供
クリエイティブ	–
内製化支援	–
料金	初期費用：50,000円 月額費用：40,000円～

株式会社assist

assistのLINE運用代行サービスはセグメント配信ツール「Poster」を活用した支援を行なっています。例えば、プロフィール登録画面を設定することで友だち追加の際にユーザーから欲しい顧客情報を独自に設定することが可能になり、より高精度なセグメント配信を行うことに繋がります。Poster内でオリジナルのクーポンを作成することが可能で、配布期間・配布上限数・配布条件・公開状態などを設定することができます。また、Posterで作成したクーポンはメッセージ配信時に使用状況（配布・使用・未使用など）に応じてセグメント条件として使用することができます。

月次レポート	–
拡張ツール	–
クリエイティブ	〇：QRコードを用いた発券機機能など外部でのクリエイティブにも対応
内製化支援	–
料金	初期費用0円～ 月額2,980円～

DECA for LINE（株式会社ギブリー）

ギブリーのLINEマーケティング支援サービスは、アカウント運用支援に加え、特に開発に強みを持っています。リッチメニューやバナーなどの基本的なクリエイティブに加え、LINEミニアプリ開発、店舗のPOSシステム、SFAなど、各ステークホルダーと連携といったDX支援を行ってくれます。

また、提供ツールの「DECA for LINE」は、特にMA支援に強みをもち、友達獲得からデータ連携（CDP）、アクション（MA）、顧客管理・分析といった一連の支援を行います。また、拡張機能として会員証、決済システム、ポイントシステムの追加などを行うこともできます。

月次レポート	BI構築によるデータ分析環境の提供＆分析支援
拡張ツール	〇：自社LINE特化型MAツール「DECA for LINE」の提供
クリエイティブ	〇：LINEミニアプリ開発など開発支援も行う
内製化支援	–
料金	要問い合わせ

クウゼン（KUZEN）（株式会社クウゼン）

クウゼンのLINE運用代行サービスは、戦略策定から実行、分析までの一連業務を支援するだけでなく、マーケターのニーズを満たすことに特化した自社ツール「KUZEN」の提供も行っています。施策実行の部分では、シナリオの構築、配信セグメントの実装、フロー設計やKPIの設計などツールを最大限活用した実行支援を行ってくれます。

また、ツールの機能では、LINEログイン（LINE内で会員登録・ログイン）や有人切替（人員を配置してチャット対応）を始めとした、高度なLINE拡張機能を搭載しており、マーケターの支援を行います。

月次レポート	データによる改善内容の検討、提案
拡張ツール	〇：マーケティング活動をサポートする「KUZEN」の提供
クリエイティブ	基本的なクリエイティブに対応
内製化支援	–
料金	要問い合わせ

内製ならLINEマーケティングツールの活用

まずは外注するのではなく、企業がLINE運用を内製化する場合、専用のマーケティングツールを活用することが重要です。

ここでは、LINEマーケティングを強化するための代表的なツール「Liny」、「クウゼン（KUZEN）」、「DECA for LINE」を紹介します。

• Liny
• MAAC
• MicoCloud

Liny

Linyは、LINE運用を効率化するための包括的なツールです。

ユーザーデータの管理、ターゲットに合わせたメッセージ配信、効果測定といった基本機能はもちろん、セグメンテーションや自動化キャンペーン機能も備えています。

ユーザーの行動パターンや反応に基づいて最適な施策を設計できるため、パーソナライズされたマーケティングが可能です。

使いやすさと多機能性を兼ね備えており、中堅企業から大企業まで幅広く活用されています。

MAAC（株式会社クレッシェンド・ラボ）

MAACは、顧客データを活用したLINEコミュニケーションを効率化するツールです。

プロフィール情報やタグ情報から得たデータを、任意のタイミングでメッセージ配信することが可能で、タグやID連携の有無に基づいてリッチメニューの表示変更も可能です。

またAIがいつ、誰に、何を送ればいいのか？を提案してくれるため、高度なコミュニケーションを実現することが可能となります。

コミュニケーションの効率化以外にもアカウントの立ち上げから戦略策定、施策改善までを包括的な支援もしてくれるツールです。

MicoCloud（Micoworks株式会社）

MicoCloudは、高度なセキュリティで顧客情報管理したり、ユーザーに合わせた配信の設計が可能なツールです。

膨大な行動ログから顧客一人ひとりの体験を鮮明に可視化することで見える化を行い、顧客を理解した後は、その情報を活用して顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションを設計してくれます。また大手金融機関で導入実績のある高いセキュリティ環境で顧客情報を管理の上、複数人・複数拠点管理や拠点別ダッシュボード、ID権限管理など今までブラックボックス化されていたデータを可視化し、スムーズな運用ができているかをモニタリングすることが実現できます。

まとめ

今回紹介したLINE公式アカウント運用代行サービスの選び方と比較ポイントに基づいてサービスを比較検討することで自社にあったサービスを選ぶようにしましょう。

LINE運用代行サービスをお探しの方はこちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

また、内製化を考えている企業向けに、LINEマーケティングツールの活用方法も紹介しました。

LINE運用代行は、コミュニケーションの効率化と顧客エンゲージメントの向上を目指す企業にとって有効なソリューションです。

コンテンツ作成、配信代行、チャット対応、効果測定・分析など、多岐にわたるサービスを提供する代行業者の選択は、企業のニーズと目的に合わせて行うことが重要です。

この記事が、LINEを活用したマーケティング戦略の立案、実行そして、自社にあった外注先の選択の一助となれば幸いです。