SNS運用代行をフリーランスに依頼する際の費用相場と方法|代行会社との比較付き
SNS運用は効果的なマーケティング施策のひとつとなっています。
しかし、実際に自社で内製しようと思っても、人手足りなかったり、そもそも知識やノウハウを有したものがいないというのがほとんどです。
そこで、フリーランスのプロフェッショナルや代行会社に依頼するのが一般的ですが、その際の費用相場はどれくらいなのでしょうか?また、フリーランスと代行会社、それぞれの違いはどれほどあるのでしょうか。
この記事では、SNS運用代行をフリーランスに依頼する際の費用相場とサービスについて解説します。この記事が、SNS運用代行サービス選びの一助になれば幸いです。
目次
SNS運用代行とは
SNS運用代行とは、企業が運用しているSNSアカウントを代行会社やフリーランスなどのアウトソーシングに依頼し、代行してもらうサービスです。
依頼内容は様々で、戦略策定から投稿代行など幅広い業務を依頼することができます。
SNS運用代行をフリーランスに依頼する際の費用相場
では実際にSNS運用代行をフリーランスに依頼する場合、どれくらいのコストがかかるのか。
一般的に相場は2万円〜5万円 / 月 程度です。
勿論、依頼する業務やフリーランスのスキル・経験・実績などによって多少上下する場合もありますが、上記の相場を一つの指標と考えましょう。
以下は実際にクラウドソーシングサイトで人材を探した場合に確認できる料金です。
上記引用リンクから、相場が確認できますので、参考までに御覧ください。
SNS運用代行を代行会社に依頼する際の費用相場
依頼したい業務や規模によっては、SNS運用代行会社に依頼する方が良い場合があります。その際にフリーランスとの違いとしてやはり費用相場が挙げられます。
SNS運用代行の場合、費用は「初期費用」「月額費用」の2つの要素があります。
初期費用
初期費用は、サービスの導入やアカウント作成など代行を行う上での準備に必要な費用です。企業やサービスによっては必要がない場合もあります。相場は、10万円〜50万円程度です
初期費用がかからないからといってすぐに飛びつくのではなく、なぜ必要がないのか、そして必要な場合はなぜ必要なのかを明確にしながらサービスを比較・検討するようにしましょう。
月額費用
月額費用は、毎月サービスを利用するのに必要な費用です。相場は5万円〜50万円程度です。
金額は依頼業務の種類や量によって変動し、代行業務のみだとそこまで費用がかからないことがほとんどですが、戦略設計やキャンペーンの実施など幅広い業務を依頼したい場合はある程度コストがかかります。
大切なのは、かかる費用に見合った効果が得られるかどうかなので、費用が高いサービスだからといって効果を得られるとは限らないということを心に留めておきましょう。
相場
代行会社やサービスを比較・検討する際に費用相場を知っておくことは非常に大事なことです。でなければ、高いコストを払っているのに見合った効果を得られていないという事態が発生してしまうかもしれません。依頼業務や業務量に見合った金額が設定されているかしっかりと確認しましょう。
費用 | 依頼できる業務 |
---|---|
〜月額10万円 | ・投稿の制作・投稿代行 |
月額20万〜30万円 | ・投稿の制作・投稿代行 ・戦略設計 ・コメント返信 ・月次レポート |
月額30万円〜 | ・投稿の制作・投稿代行 ・戦略設計 ・コメント返信 ・月次レポート ・広告運用キャンペーンの実施 ・ミーティング |
フリーランスとSNS運用代行会社の違い
ここまで費用相場の違いを見てきました。
ここでは、依頼できる業務範囲の違い、フリーランスと代行会社のメリットデメリットなどを表を用いて紹介いたします。
項目 | フリーランス | SNS運用代行会社 |
---|---|---|
費用 | 2万円〜5万円/月 | 10万円〜50万円/月 |
対応業務 | 投稿制作・投稿代行 | 投稿作成・投稿代行 戦略設計 投稿スケジュールの設定 アカウント運用・フォロワー管理 分析・レポート作成 SNS広告運用 |
メリット | ・費用が安い ・リソース不足が解消できる | ・高品質なコンテンツ ・戦略的な部分の支援が受けられる |
デメリット | ・人によって品質に差が出る ・戦略面の支援は不可 | 費用が高い |
フリーランスに依頼する場合
フリーランスの場合、依頼できる業務は基本的に代行業務のみで戦略的な支援や分析などを依頼することが出来ないため、”SNS運用を成功させる”というよりも”SNS運用をサポートしてもらう”という目的で利用する場合に適していると言えるでしょう。
こんな人にオススメ
- 費用を抑えたい人
- すでに自社でSNS運用を行っている人
代行会社に依頼する場合
また、代行会社はフリーランスに比べ費用はかかるものの戦略的な支援や月次レポートなど成果に繋げるための取り組みを依頼できるため、これからSNS運用を始めようとしている会社にはうってつけのサービスでしょう
こんな人にオススメ
- これからSNS運用を始める人
- 戦略設計などSNS運用に関わる業務全てを依頼した人
SNS運用代行をフリーランスに依頼する2つの方法
では、実際にフリーランスにSNS運用代行を依頼したい場合どのような方法で依頼できるのでしょうか。
以下では、依頼方法を2種類紹介いたします。
- クラウドソーシングを活用する
- 直接フリーランスと契約する
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングとは、インターネットを介して業務を依頼する体系を指します。
SNS運用代行に関しても、多数のフリーランスが集まるプラットフォームを利用することで、様々なスキルや経験を持つ方に業務を依頼することが可能です。
以下は、オススメのクラウドソーシングを3つピックアップしました。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
ココナラ | ・450種類以上のカテゴリーから人材を探せる ・手続きは全てオンラインで完結 ・各フリーランスの評価を確認できる |
クラウドワークス | ・仕事を掲載するだけで人材を確保できる ・業界No.1のユーザー数480万人 ・伊藤忠などをはじめとする大企業の導入実績多数 |
ランサーズ | ・豊富な依頼方法 ・対面依頼可能 ・チームや法人で働くフリーランスに依頼可能 |
ココナラ
- 450種類以上のカテゴリーから人材を探せる
- 手続きは全てオンラインで完結
- 各フリーランスの評価を確認できる
ココナラでは、カテゴリや目的別にフリーランスを探せたり、探す手間を省きたい人は仕事内容をもとに募集をかけることができるクラウドソーシングサービスです。
全ての手続きがオンライン上で完結できることや、各フリーランスの評価による比較のしやすさなどが特徴です。
クラウドワークス
- 仕事を掲載するだけで人材を確保できる
- 業界No.1のユーザー数480万人
- 伊藤忠などをはじめとする大企業の導入実績多数
クラウドワークスの強みは、その会員数です。その為、すぐに仕事を依頼したい方にオススメです。
また、大企業・政府をはじめ、78万社以上の導入実績があるので、安心してサービスを利用することができます。
ランサーズ
- 豊富な依頼方法
- 対面依頼可能
- チームや法人で働くフリーランスに依頼可能
ランサーズでは、フリーランスを直接募集、パッケージから選択、プロフィールからフリーランスを選択する三つの方法で仕事を依頼できます。
さらに、パッケージでは依頼内容をカスタマイズすることができます
また、対面での依頼も可能なのでオンラインだけでなく、自社でフリーランスを雇いたい場合にオススメです。
直接フリーランスと契約する
クラウドソーシングとは異なり、直接フリーランスとの契約の場合、コミュニケーションや関係構築が比較的容易に行うことが出来ます。
独自のネットワークやリソースを活用して、自社に合うフリーランスを探すことが可能です。
- Indeed
- 知人・友人
Indeed
Indeedは、世界中で利用される求人情報サイトです。SNS運用のフリーランスを探す際も、このサイトを活用することで、多数の候補者から適切なパートナーを見つけることができます。
自社の要件に合わせて求人情報を掲載し、応募者の履歴書や実績を確認することができます。また、一部無料で副業採用募集を行うことも可能です。
知人・友人
業務を知人や友人に依頼するのも一つの手でしょう。
勿論、その仕事に精通している必要がありますが、コミュニケーションや柔軟性の点ではストレスなく互いに共同できるのではないでしょうか。
SNS運用代行をフリーランスに依頼する際の注意点
先述の通り、フリーランスというのは、個人に依存した業務スタイルとなります。そのため、企業や個人としてのスキル、経験、価値観など、多岐にわたる要素が反映されるのが特徴です。
人によって提供されるサービスの質や方法に大きな差が出てしまうこともあります。
その為、フリーランス選びに失敗しないよう以下の3点を意識しましょう。
- 実績を聞く
- 運用したアカウントを見せてもらう
- 数人を数週間程度の契約で運用してもらい比較する
入念に比較検討することで、自社のニーズにマッチした人材を見つけることが出来ます
また、フリーランスに依頼するのが不安・予算に余裕がある企業は代行会社を検討しましょう。以下の記事にSNS運用代行会社をまとめていますので、ぜひご覧ください。
まとめ
今記事では、フリーランスの費用相場や依頼可能な業務などを代行会社と比較しながら紹介いたしました。
大きな違いとして、フリーランスに依頼する場合は「自社のSNS運用業務の負担を減らす」という目的の場合効果を発揮するというものです。
まだ、自社でSNS運用を導入していない、もしくはノウハウやスキルなどがないといった場合にはSNS運用代行会社を利用するようにしましょう。
この記事がSNS運用をフリーランスに依頼する際の一助になれば幸いです。
b-pos編集部
代行・外注サービスの比較サイトb-pos(ビーポス)の編集部。b-posは、BPOサービスの比較検討時に知っておきたい情報やサービスの選び方について解説するメディアです。サービスの掲載企業の方はこちらから(https://b-pos.jp/)