ITエンジニア人材紹介会社18社を職種別に比較！採用を成功させるコツも解説！

「求人を出してもエンジニアからの応募がない」
「いい人が来てもスキルや志向がマッチしない」
「内定を出したのに他社に決まってしまった」

こんな悩みを抱えていませんか？

今やITエンジニアの採用は難しく、経験者や即戦力人材はなかなか確保しにくい状況です。そんな中、注目されているのがエンジニア人材に特化した紹介会社の活用です。

なんと、採用のプロが条件に合う人材を見極め、紹介から選考、内定後のフォローまでを先行投資無しで支援してくれます。

この記事では、

• エンジニア採用がなぜ難しいのか
• エンジニア人材紹介会社を使うメリットや料金相場
• 自社に合ったエージェントの選び方（比較表付き）

について分かりやすく解説します。採用を成功させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ITエンジニア採用の現状（うまくいかない原因）

エンジニア採用がうまくいかない企業が多いのは、ITエンジニアの採用が難しいからです。

それでは、なぜ難しいのでしょうか？

この原因は主に以下の3つになります。

• IT人材（エンジニア）の不足
• エンジニアの有効求人倍率の上昇
• 求職者のスキルと企業の採用ニーズの不一致

IT人材（エンジニア）の不足

近年、クラウドシステムやAI技術の急速な進化に伴い、エンジニアの需要は飛躍的に高まっています。

以下は、経済産業省が発表したIT人材の需要に関する試算結果です。年々需要は増えており、2030年には最大79万人ものIT人材が不足すると試算されています。

上記から需要の増加に対して、エンジニア人材の供給が追いついていないことが分かりますね。

さらに深刻なのは、ウォンテッドリー株式会社が行った調査では、約7割の企業が「デジタル人材が不足している」と回答していることです。

以上のデータから、エンジニア人材の獲得が企業にとっていかに難しいのかが分かります。

エンジニアの有効求人倍率の上昇

有効求人倍率は、簡単にいうと「求職者数」に対する「求人数」の割合です。この倍率が高いほど、「求人数」の割合が多くなるので、企業は人材を確保するのが難しくなります。

実は、エンジニアは有効求人倍率が非常に高いです。

東京ハローワークの職業別有効求人・求職状況を見ると、2025年3月は、全体平均「1.53」に対して、エンジニアは「3.64」と、約3倍ほど有効求人倍率が高いことが分かります。

対象年度	職業計	IT技術関連
2021年3月	1.05	2.16
2022年3月	1.17	2.79
2023年3月	1.49	3.19
2024年3月	1.49	3.40
2025年3月	1.53	3.64

さらに、年々その倍率は高まっていることから、今後も採用難易度が上がる可能性が高いです。

求職者のスキルと企業の採用ニーズの不一致

ITエンジニアとひと口にいっても、仕事内容は細分化されているため、扱うスキルや知見、待遇などが全く異なるんですよね。

よって、企業が求める条件とエンジニア求職者が求めている条件が合わない問題が発生します。

例えば、ITエンジニアを大きく3つに分けて、各職種を以下にピックアップしてみました。

開発系	・マークアップエンジニア ・フロントエンドエンジニア ・Webアプリケーションエンジニア ・モバイルアプリケーションエンジニア ・AI・機械学習エンジニア など
インフラ系	・サーバーエンジニア ・ネットワークエンジニア ・データベースエンジニア ・セキュリティエンジニア ・クラウドエンジニア など
マネジメント系	・プロダクトマネージャー ・プロジェクトマネージャー ・システムコンサルタント など

上記は一部ですが、これらの職種がどのようなスキルや知見を持っていて、どれくらいの待遇が必要なのか、分かりにくいんですよね。

この辺りの分かりにくさも、エンジニアの採用難易度を高める原因となっています。

エンジニア人材を獲得する主な方法

それでは、エンジニアを採用するには、どんな方法があるのでしょうか？

今回は、エンジニアを獲得する主な方法を4つご紹介します。

リファラル採用	自社の社員に友人や知人を紹介してもらう採用手法 採用コストが低く、ミスマッチが少ない
SNS採用	XやFacebookなどのSNSで候補者を募集する方法 幅広い層にアプローチでき、ブランディングにも貢献
求人サイト	エンジニア採用に特化した求人サイトに掲載する方法 ターゲットを絞って多くの応募者にリーチできる
人材紹介会社	企業の採用ニーズに合った人材を紹介してもらう方法 専門知識を持つコンサルタントのサポートが得られる

リファラル採用

自社の社員に友人や知人を紹介してもらう採用手法です。

リファラル採用の最大の利点は、紹介する人が候補者の能力や人柄をすでに理解しており、ある程度の関係性がすでに出来上がっているところです。

これにより、企業文化との適合性が高く、職場にも馴染みやすい人材を確保できます。

また、成功報酬として紹介者に報奨金を支払うインセンティブ制度を設けているため、従業員の積極的な参加を促し、優秀な人材の獲得につなげています。

ただし、紹介された候補者が不採用になった場合、紹介者との関係に悪影響を及ぼしたり、似たようなバックグラウンドを持つ人材が集まりやすいというデメリットもあります。

人材のマッチ度	非常に高い
採用コスト	低い（紹介手当など）
アプローチできる範囲	社員の人脈範囲内（限定的）
採用までのスピード	早い
運用の手間	中（制度の設計が必要）
向いている企業	小〜中規模企業 カルチャーフィット重視 社員満足度が高い

SNS採用

X（旧Twitter）、Facebook、LinkedInなどのプラットフォームを使って、幅広い層のエンジニアにアプローチする方法です。

SNS採用の最大の利点は、まだ積極的に転職活動を行っていない潜在的な候補者にもリーチできる点です。

企業は自社のSNSアカウントまたは、他人のアカウントを通じて、企業文化や開発環境、技術スタックなどの情報を発信することで、エンジニアの興味を引くことができます。

ただし、SNSの効果的な運用には専門的なスキルと時間が必要になります。もし、SNS採用代行を強化したいとお考えの方は、以下で詳しく解説してますので、ぜひ参考にしてください。

人材のマッチ度	中〜高
採用コスト	低〜中（広告費など）
アプローチできる範囲	潜在層も含め幅広くリーチ可能
採用までのスピード	中〜遅い
運用の手間	高（継続的な発信が必要）
向いている企業	スタートアップ 広報・ブランディングに強みあり 若手採用中心

求人サイト

エンジニア採用に特化した求人サイトを活用する方法は、多くの企業がすでに行っています。

IT業界に特化した求人サイトを利用することで、より効果的にターゲットとするエンジニアにリーチすることができます。

多くの求人媒体では、応募者の管理や選考プロセスをサポートする機能も提供されており、採用担当者の負担を軽減できるのも大きな特徴といえます。

一方で、掲載費用が高額になる場合もあるため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。

求人媒体を活用した採用業務を行っているが、社内のリソースが足りない、マッチした人材を確保できないとお悩みの場合は、以下の採用代行に依頼してもいいかもしれません。

人材のマッチ度	中
採用コスト	中〜高（掲載費等）
アプローチできる範囲	求職中の顕在層が中心
採用までのスピード	中
運用の手間	中（応募対応が必要）
向いている企業	多数の応募者が欲しい 採用体制が整っている企業

人材紹介会社

エンジニア採用に特化した人材紹介会社を利用する方法は、効率的かつ効果的にハイスキルなエンジニアを獲得するための選択肢と言えます。

エンジニア人材に特化したエージェンシーは、IT業界に精通したコンサルタントが多数在籍しており、豊富なネットワークと専門知識を活かして、企業のニーズに合った人材を紹介してくれます。

さらに、候補者の経歴書や職務経歴書の精査、一次面接の実施など、採用プロセスの一部を代行してくれる会社もあるので、採用担当者の負担を大幅に軽減することができます。

ただし、成功報酬とはいえ採用コストが高く、社内に採用ノウハウが蓄積されない点には注意が必要です。

人材のマッチ度	高
採用コスト	高（成功報酬：年収の30〜35％）
アプローチできる範囲	特定スキル・非公開人材に強い
採用までのスピード	非常に早い
運用の手間	低（エージェント対応中心）
向いている企業	採用リソースが少ない 即戦力が必要 重要ポジションの採用

エンジニア人材紹介会社を利用すべき4つの理由

優秀なエンジニアをスピーディに確保したい、とお考えであれば、人材紹介会社を利用する方法が最もおすすめです。

その4つの理由に関して、以下で順番に解説していきます。

• 成功時のみ費用が発生
• 専門エージェントによる的確なマッチング
• 豊富な非公開求人・転職潜在層にリーチ
• 採用業務の工数削減

成功時のみ費用が発生

人材紹介会社は、基本的に料金体系が「成功報酬型」になります。

決して低い金額ではありませんが、採用に至った時のみ費用が発生するので、不要な費用が発生しないのは、非常に大きなメリットといえます。

例えば、採用代行サービスに依頼した場合だと、初期費用 + 月額料金 + 成果報酬の料金形態もあるため、状況によっては不要なコストが発生してしまうリスクがあるんですね。

確実に優秀なエンジニアを採用したいとお考えであれば、人材紹介会社を利用するメリットは大きいです。

専門エージェントによる的確なマッチング

優秀なエンジニアを確保するには、業界や技術に詳しい専門のエージェントを活用することが大切です。

IT業界特化のキャリアアドバイザーは、プログラミング言語やフレームワークに詳しいため、自社の技術スタックや組織文化に合った人材を厳選できます。書類やスペックだけでは判断しきれない適性やコミュニケーション力まで見極められるのは大きな強みといえます。

たとえば、自社サービスのバックエンド開発にPHPを採用している企業であれば、PHP歴やクラウド環境の利用経験など、細かいスキルをチェックしながら候補者を提案してもらえます。また、過去の面接フィードバックを蓄積しているエージェントなら、選考通過率を高めるアドバイスも可能です。

豊富な非公開求人・転職潜在層にリーチ

優秀なエンジニアを獲得するには、自社の通常募集だけでは出会えない非公開求人や潜在転職層にまでアプローチすることが大切です。

人材紹介会社は、一般には公開されていない情報を多数保有しており、他社で活躍中のエンジニアや転職意欲が高くない層にも接点を持っています。

つまり、求人サイトには出てこない隠れた人材にまでリーチすることが可能なのです。

このように、非公開求人や潜在的な候補者との接点を広げられることは、人材紹介サービスを利用する非常に大きなメリットといえます。

採用業務の工数削減

採用担当者がやるべき仕事は、面接や最終意思決定などのコア業務です。細かいやり取りや日程調整に時間を取られていては生産性が下がってしまいますよね。

人材紹介サービスを利用すれば、スケジュール調整や応募書類の取りまとめなどの作業をエージェントが引き受けてくれるため、採用担当者はコア業務に集中できるようになります。

特にエンジニア採用となると、担当者は知識やスキルの確認、適性評価の準備などで負担が大きいので、候補者の面接日程や合否連絡といった作業負荷を大幅に低減できます。

このように、採用フローで発生する雑務をエージェントに任せることで、企業は質の高い選考や組織づくりにリソースを注ぎ込みやすくなります。

エンジニア人材紹介会社の料金体系・費用相場

結論からいうと、大半が「成功報酬型」で、相場は「理論年収の35%程度」になります。

料金体系	成功報酬型 ※初期費用は0円が多い ※着手金が発生する場合もあり
料金相場	理論年収の35%程度 ※契約内容によって25%〜40%程度の変動
支払うタイミング	内定承諾〜入社確定時点 または入社後1ヶ月以内 など
返金保証	早期離職発生時に報酬の一部または全部を返金 ※条件や割合は会社によって異なる

さらに、料金に関して知っておくべきポイントや注意点を以下に紹介していきますので、費用を考える上で参考にしてください。

• 成功報酬の計算方法（理論年収とは？）
• 「返金保証」制度の有無も要チェック
• 月額型（RPO型）との違い

成功報酬の計算方法（理論年収とは？）

成功報酬の計算に使うのが「理論年収」と呼ばれるものです。これは、1年間勤務した場合に想定される年収を指し、一般的に以下の計算式で算出可能です。

理論年収 ＝ 月給×12ヶ月 ＋ 賞与 + 諸手当（通勤手当など除く）

よって、実際にエンジニアを雇うとなると、一般的に以下の費用が発生すると考えてください。

理論年収	成功報酬率（35％の場合）	紹介手数料の目安
400万円	140万円	中堅レベルのWebエンジニアなど
600万円	210万円	ミドルクラスのフルスタック人材など
800万円	280万円	ハイクラスエンジニア・CTO候補など

倍率ではなく、金額でみると意外と費用は高いですよね。もちろん、成功報酬率は契約内容によって変動するので、初期段階で必ず確認しましょう。

「返金保証」制度の有無も要チェック

多くの人材紹介会社では、採用後の早期離職に備えた「返金保証」制度を設けています。例えば「入社後3ヶ月以内に退職した場合は報酬の50％を返金する」といったものです。

以下は離職時期別の返金割合の例です。ホテルや飲食店のキャンセル料に似てるイメージですね。

離職時期	返金割合の例
入社後1ヶ月以内	成功報酬の100％返金
入社後2ヶ月以内	成功報酬の50％返金
入社後3ヶ月以内	成功報酬の30％返金
4ヶ月以降	返金なし

ただし、返金条件や割合は人材紹介会社ごとに異なりますので、契約前に必ずご確認ください。

月額型（RPO型）との違い

一部の紹介会社では、「RPO（採用代行）」という月額定額制モデルも選択できます。

モデル	特徴	料金目安
成功報酬型	採用成功時のみ費用が発生	年収の35％程度
月額定額型（RPO）	月ごとに採用業務をアウトソース	月額20〜50万円＋成功報酬ありのケースも

採用代行を選択することで、全部または一部の業務をアウトソースできます。もし検討されている方は、以下に違いを解説してますので、ぜひご覧ください。

エンジニア人材紹介会社の比較ポイント3つ

人材紹介会社の選定で大切なのは、「自社が欲しい人材がいるか」です。

例えば、テックリードエンジニア候補が欲しいのに、ポテンシャル重視の若手が多く揃った会社を選んでしまうとミスマッチが発生しています。

より理想的な人材と出会うためには、どんな人材が揃っているかを確認することが大切です。以下に確認すべきポイントを3つにまとめましたので、参考にしてください。

• 登録エンジニア数が豊富か
• どんな層のエンジニアが登録しているか
• 外国人エンジニアに対応しているか

登録エンジニア数が豊富か

人材紹介会社によって登録・在籍するエンジニアの数が異なります。この登録者数は「母集団の広さ」を表しており、多ければ多いほど企業のニーズに合った人材に出会える可能性が高まります。

とくに技術・年齢・働き方（正社員／フリーランス）など、条件の幅がある場合には、選択肢が広いことが大きな利点になります。

例えば、レバテックは、エンジニア登録者が45万人を超えているので、職種やスキルで細かくマッチングが可能です。急ぎの案件や複数ポジションを同時に埋めたいときにも力を発揮します。

さらに「自社が求める層」がどれくらいいるかまで確認できればより安心です。

どんな層のエンジニアが登録しているか

登録者数が多くても、自社の採用ニーズに合った層がいなければ意味がありません。年齢層や職種、ハイクラスの割合など、どんな層のエンジニアが主に登録されているのか確認しましょう。

紹介会社によって、登録している人材の年齢層やスキルレベル、志向性には大きな違いがあります。若手や第二新卒が多い会社もあれば、即戦力やマネジメント経験者に特化している場合もあります。

例えば、20代の若手中心でポテンシャル採用に強い「UZUZ」と、30〜40代の中堅・上級層が多い「レバテック」では、紹介される人材の傾向が全く異なります。

自社が「どんなスキル・年齢層・経験値を持つ人を採用したいか」を明確にしたうえで、その層に強い紹介会社を選ぶことが、採用成功の近道になります。

外国人エンジニアに対応しているか

グローバル採用を見据えるなら、外国人エンジニアに対応しているかどうかは重要なポイントです。

IT業界では、日本人だけでは人が足りず、外国人エンジニアの採用が年々増えています。外国人の紹介に強い会社であれば、ビザ取得の支援や、日本語レベルの事前確認なども含めたサポートが期待できます。

例えば、JELLYFISHのように外国人ITエンジニアに特化で、日本語能力試験のレベルまでチェックされていれば、採用時も安心といえます。

海外人材の登用を検討している場合は、「外国人対応実績があるか」「ビザや生活面も支援してくれるか」といった視点で紹介会社を見極めましょう。

エンジニア人材紹介会社の選び方

さらに大切なのが、自社の採用ニーズに合った分野に強いかどうかです。

紹介会社にはそれぞれ得意分野があるので、欲しい人材の分野に特化している方が技術要件を満たす人材を紹介されやすいです。（AIエンジニアが欲しいならAIエンジニアに強い会社を選ぶ）

とはいっても、どの会社がどの分野に強いか分からないですよね。

今回は、エンジニアを大きく4つの分野に分けて、 各分野に強いエンジニア紹介会社をまとめました。分野毎に比較表を用意してますので、ぜひご覧ください。

AI・データサイエンス	AIや機械学習、ビッグデータなどを使ってビジネス課題の予測や最適化を行う
Web開発	WebサイトやWebアプリ（ECサイト、予約システム、SNSなど）の開発
ゲーム業界	スマホ・ゲームの開発に特化（ゲームロジック、グラフィック処理など）
セキュリティエンジニア	システムやサービスを外部からの攻撃（不正アクセス、情報漏洩など）から守る

AI・データサイエンス特化型

主な職種	データサイエンティスト、機械学習エンジニア、AIエンジニアなど
主な使用技術	Python, SQL, TensorFlow, PyTorchなど

AI・データサイエンス特化型の人材紹介会社は、人工知能やビッグデータ分析に関する高度な専門知識を持つエンジニアを多く抱えています。

専門性の高い内容を理解できる担当者が在籍しているため、企業のニーズに合う人材を的確に紹介できます。最近は、育成サポート付きで紹介してくれる会社もあり、初めてAI人材を採用する企業でも安心して相談できます。

Web開発特化型

主な職種	フロントエンド、バックエンド、フルスタックエンジニアなど
主な使用技術	JavaScript, PHP, Ruby, React, Vue, Laravelなど

Web開発分野に強い紹介会社は、多様な開発言語や職種への対応力があり、フロントエンド・バックエンドからフルスタックまで幅広く紹介できます。

フロントエンド・バックエンドなど、細かな違いを理解しているため、スキルのミスマッチが起きにくいのが強みです。また、開発スピードを求められるスタートアップなどにも、多くの実績があるのが特徴です。

ゲーム業界特化型

主な職種	ゲームプログラマー、サーバーエンジニア、ネットワーク同期制御など
主な使用技術	Unity, Unreal Engine, C#, C++, Java, Goなど

ゲーム業界に強い紹介会社は、UnityやUnreal Engineなどの開発環境に詳しく、業界経験者がキャリアアドバイザーとして在籍していることが多いです。

ゲーム特有のスキルや制作フローを理解しているため、開発フェーズやジャンルに応じた人材提案が可能です。また、大手ゲーム会社とのパイプが太く、非公開求人や有名タイトルのプロジェクト紹介にも対応しています。

プログラマーだけでなく、サーバー、ネットワーク、3D技術など専門人材の確保にも強みを持ちます。

セキュリティエンジニア特化型

主な職種	セキュリティエンジニア、SOC、CSIRTなど
主な使用技術	Linux, Python, IDS/IPS, SIEM, AWS WAFなど

セキュリティ分野に強い紹介会社は、CISSPや情報処理安全確保支援士などの資格を持つ候補者を豊富に抱え、CSIRTやSOC経験者を紹介できる体制が整っています。

コンサルタント自身もセキュリティの基礎知識を備えており、企業のリスク状況や体制の成熟度に応じた人材を提案可能です。

クラウド環境やゼロトラスト設計に対応できる人材の紹介、情報漏洩対策やセキュリティ体制構築の実績者の確保など、実務ベースの支援力に優れている点が特徴です。

エンジニア人材紹介会社18社一覧比較表

以下は、当記事で紹介しているエンジニア人材紹介会社18社の一覧比較表です。

4つのタイプ（分野）や各比較ポイント別に絞り込むこともできますので、自社に合った紹介会社を見つけてくださいね。次のセクションから各会社の詳細についてご紹介します。

【AI・データサイエンス特化型】のエンジニア人材紹介会社

株式会社JELLYFISH

株式会社JELLYFISHは、AI・データサイエンスに特化したエンジニア人材紹介会社で、世界48カ国から2万人以上の登録者を持ち、特に若手人材が豊富で、91%が35歳以下です。AIやブロックチェーン、IoTなどの先端技術に精通したエンジニアを多数抱えており、企業の最新プロジェクトに対応可能です。

また、登録者の71%が日本語能力試験N1〜N3を保有しているため、日本企業との円滑なコミュニケーションを行うことができます。AI・データサイエンス分野に特化しているため、企業の具体的なニーズに合わせた適切なマッチングが可能です。急速に進化するこの分野で、即戦力となる国際的な人材を求めている企業におすすめです。

料金体系	成果報酬 理論年収の35%
外国人対応	◯
登録エンジニア層	外国人ITエンジニア特化（75%が日本在住） 若手多め（35歳以下が91%） ※日本語能力試験N1～N3を保有
登録エンジニア数	48ヵ国20,000人以上が登録 + SNSを活用したダイレクトリクルーティングで集客
採用実績	300社以上

Skilup Algent（株式会社スキルアップNeXt）

株式会社スキルアップNeXtが提供するSkilup AIgentは、約1100名のE資格合格者を輩出した実績があり、専門的なAIスキルを持つ人材を厳選して紹介しています。独自のツールを用いて求職者のスキルを定量的に可視化し、企業のニーズに合った人材をマッチングすることが可能です。また、累計13,000人以上の受講者データベースから、継続的に学習されている優秀層の人材を中心に厳選して紹介しています。

中級から上級レベルの候補者を中心に、データサイエンティストやMLエンジニアなど幅広い職種に対応しており、採用後は最先端のAI研修を半年間無料で受講できるサポートも提供しています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
エンジニアの層	ハイクラス層多め AI・データ分析の推進を担える中級〜上級レベルが中心
登録エンジニア数	AI人材データベースより13,000人以上 ※内1,100名のE資格合格者輩出実績あり
採用実績	要問合せ

株式会社THRILL

株式会社THRILLは、AI、IoT、RPA、ビッグデータ、データサイエンスなどの先端テクノロジー領域に強みを持つ人材を専門的に紹介しています。特に、AIやデータサイエンス分野での高いスキルを持った候補者とのネットワークが多いことが特徴です。

THRILLは、専門スキルを持ったResearcherがクライアントの採用ニーズを詳細に把握し、適切なデータベースやスカウト手法を用いてピンポイントでのアプローチから採用までを行うため、量よりも質を重視した人材紹介が可能となっています。

また、成功報酬型と先行投資型（リテーナーサーチ型）のプランを提供しており、ニーズに合わせて柔軟に対応することができます。

料金体系	成果報酬 ※先行投資型もあり
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	要問合せ
登録エンジニア数	要問合せ 適切なデータベース選定 + スカウト
採用実績	要問合せ

テクノブレーン株式会社

テクノブレーン株式会社は、AI・データサイエンス分野に特化したエンジニア人材紹介会社であり、30年以上の実績を持つプロフェッショナルです。企業の慢性的なAI人材不足を解決するため、海外研修プログラムとの連携を通じて、人材育成と紹介を組み合わせた新しい形のサービスを提供しています。

テクノブレーンは、高度なスカウティング手法を駆使し、従来の採用手法を超えた独自のアプローチでAI・データサイエンス人材の獲得を支援しており、60万人以上の候補者リストデータを保有し、80,000名以上のエンジニアとの面談実績があります。

さらに、97%以上の高い定着率を誇っており、採用プロセスでのミスマッチを防ぐために丁寧なマッチングを行っています。AI・データサイエンス分野に精通した専門コンサルタントによるキャリア相談や企業への採用アドバイスも提供しているため、クライアント企業と候補者双方にとって最適な結果を追求しています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	◯
登録エンジニア層	20代〜50代の幅広い年代が在籍 年収1000万以上のハイクラス層が全体の15%
登録エンジニア数	60万人以上
採用実績	1405名 定着率97%

【Web開発特化型】のエンジニア人材紹介会社

レバテック株式会社

レバテック株式会社は、ITエンジニアとクリエイターに特化した人材紹介サービスを展開しており、業界で20年の実績を誇ります。特にWeb開発分野において豊富な知識と経験を持つコンサルタントが、企業と求職者の間に立ち、最適なマッチングを実現しています。

登録者数は45万人を超え、20代後半から40歳を中心とした即戦力となる経験豊富なエンジニアが多数登録しています。また、1万社以上の取引企業があり、幅広い業界でのWeb開発案件に対応可能です。レバテックの強みは、Web開発の技術トレンドに精通したアドバイザーによる深い業界知識を活かしたマッチングです。経歴書に現れない得意分野やプロジェクトの相性など、細かな視点から採用ニーズに合う人材を選定・紹介します。

料金体系	成果報酬 理論年収の45%（キャリア）
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	幅広い職種に対応 即戦力年代（20代後半〜40代）が7割
登録エンジニア数	45万人以上
採用実績	1万社以上 導入事例多数あり

マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、Web開発に特化したエンジニア人材紹介会社として、企業のIT人材の採用ニーズに応えるための高品質なサービスを提供しています。マイナビグループの豊富な人材データベースと業界ネットワークを活用し、Web開発分野における優秀なエンジニア人材を効率的に発掘・紹介しています。特にアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、ITコンサルタントなどの人材紹介に強みを持っており、企業の多様なニーズに対応することが可能です。

IT業界出身のキャリアアドバイザーが多数在籍しており、企業のプロジェクトやニーズを深く理解し、適切な人材を紹介することが可能です。20代から30代の若手エンジニアを中心に、即戦力となる人材を多数抱えているほか、未経験者や第二新卒向けの人材も豊富で、企業の多様な採用ニーズに柔軟に対応しています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	幅広い職種・年齢層に対応 34歳までの登録者が全体の76.3％以上
登録エンジニア数	要問合せ
採用実績	要問合せ

株式会社パソナ

株式会社パソナは、Web開発に特化したエンジニア人材紹介サービスを提供する業界トップクラスの企業です。長年の経験と実績を活かし、企業のWeb開発プロジェクトに最適な人材を見つけ出す専門性の高いサービスを展開しています。パソナは、IT業界とインターネット/Web業界に特化したチームを編成し、プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーなどの技術者から、セールスやデジタルマーケティング、新規事業開発などのビジネスサイドまで、幅広い職種に対応可能な人材を紹介しています。

パソナの強みは、各業界に精通したコンサルタントによる専門チームの存在です。これにより、企業の詳細な業務内容や求める人物像を深く理解し、採用ターゲットの条件を明確化した上で、最適な人材をピンポイントで紹介することが可能となっています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	◯
登録エンジニア層	幅広い職種・年齢層に対応 別途ハイクラス採用支援あり
登録エンジニア数	要問合せ 多数在籍あり
採用実績	要問合せ

株式会社Cloud Link

株式会社Cloud Linkは、Web開発に特化したエンジニア人材紹介サービスを提供する、急成長中の企業です。2017年の設立以来、IT・Web・ゲーム業界に焦点を当て、特に自社開発や社内SEの分野で優れた実績を築いてきました。Cloud Linkは、企業のWeb開発プロジェクトに最適な人材を効率的に見つけ出すことに長けています。

Cloud Linkの強みは、単なる人材紹介にとどまらず、企業のデジタル戦略に沿った人材の提案ができることです。フロントエンド開発、バックエンド開発、フルスタック開発など、Web開発の様々な専門分野に対応可能な人材を紹介しています。

また、「ITエンジニア向け転職支援会社サポート満足度No.1」「理想の転職先が見つかるITエンジニア向け転職支援会社No.1」などの評価を受けており、質の高いサービスを提供していることが認められています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	20代から40代のエンジニア在籍
登録エンジニア数	16000名以上
採用実績	定着率98.3％

株式会社UZUZ

株式会社UZUZは、Web開発に特化したエンジニア人材紹介サービスを提供する、若手人材に強みを持つ企業です。「自らと若者がウズウズ働ける世の中を作る」というミッションのもと、特に20代の若手エンジニアの紹介に力を入れています。UZUZの特徴は、Web開発プロジェクトに最適な若手人材を効率的に見つけ出す能力にあります。豊富な求人データベースと、若手人材の採用に精通したコンサルタントチームを擁し、企業のニーズに合わせた的確な人材紹介を実現しています。

UZUZは、内定後の定着率が96%以上と高く、長期的なキャリア形成を重視する企業にとって信頼できるパートナーとなっています。また、ブラック企業を徹底排除し、長く安定的に働ける求人のみを取り扱っているため、安心してエンジニア人材を獲得することができます。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	20代若手人材中心 平均年齢24.5歳（22〜27歳が85.7%）
登録エンジニア数	月間3,000名超の登録データベース
採用実績	採用成功率79.1% 定着率96％

【ゲーム業界特化型】のエンジニア人材紹介会社

株式会社Geekly

株式会社Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界における豊富な経験を基に、企業のニーズに合った優れた人材を効率的に紹介している、エンジニア人材紹介サービスを提供する企業です。

Geeklyの最大の強みは、ゲーム開発に必要な多様な職種、例えばゲームプログラマー、ゲームデザイナー、3Dモデラーなど、各専門分野に精通したコンサルタントが多数在籍しており、企業が求めるスキルセットや文化にマッチした人材を的確に紹介できることにあります。

さらに、Geeklyは内定までのスピードにも定評があります。一般的な転職エージェントでは内定までに数ヶ月かかることが多い中、Geeklyでは平均25日で内定を出すことが可能なので、競争が激しいゲーム業界において、優秀な人材を逃さないためには非常に有効だと言えます。

料金体系	成果報酬 理論年収の35%
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	全体の95％が即戦力人材
登録エンジニア数	約35万名以上の登録データベース
採用実績	支援実績は18,000件以上

TechStars Agent（株式会社Branding Career）

TechStars Agentは、ITエンジニア、特にゲーム開発に関わる人材のマッチングに特化しており、企業のニーズに応じた高品質な人材を迅速に紹介することができるゲーム業界に特化したエンジニア人材紹介サービスです。

TechStars Agentの最大の強みは、業界出身者で構成されたコンサルタントチームにあります。元ゲーム開発者やIT企業の人事担当者が多数在籍しており、業界特有のスキルや文化を深く理解しているため、求める技術的な要件や職務内容に対して、より的確な人材を見つけることが可能となります。

ゲーム業界の多様な職種に対応しており、プログラマー、デザイナー、テクニカルアーティストなど、さまざまな専門職の人材を紹介することが可能です。また、CTOやエンジニアリングマネージャーといった高レイヤーポジションの求人も取り扱っており、企業の成長戦略に即した人材確保を支援します。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	要問合せ
登録エンジニア数	要問合せ
採用実績	要問合せ

株式会社ワークポート

株式会社ワークポートは、業界経験豊富なコンサルタントが在籍し、プログラマーやデザイナーなど多様な職種に対応した優れた人材を迅速にマッチングする、ゲーム業界に特化したエンジニア人材紹介サービスを提供する企業です。

ワークポートの強みは、非公開求人を多数保有している点で、他のエージェントでは得られない独自の求人情報を提供しています。また、採用後の定着率にも配慮しており、求職者とのマッチング精度を高めるために、職務経歴やスキルだけでなく、志向や文化的フィット感も重視しているため、長期的な雇用関係を築くことができ、ミスマッチによる離職リスクを低減することができます。

料金体系	成果報酬 理論年収の35%（下限120万円）
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	20代・30代がメイン
登録エンジニア数	月間3万人以上の登録者
採用実績	取引企業数3万社以上

G-JOBエージェント（株式会社リンクトブレイン）

G-JOBエージェントは、企業が求める優秀なエンジニアを効率的に採用するためのパートナーとして、業界のトレンドや技術要件に精通したコンサルタントが在籍している、ゲーム業界に特化したエンジニア人材紹介会社です。

豊富な求人情報を提供し、正社員からフリーランスまで多様な雇用形態に対応しており、スキルマッチングを通じてミスマッチを防ぎ、企業のニーズに合った人材を迅速に見つけることができます。経験豊富なコンサルタントが企業との密接なコミュニケーションを図り、最適な人材との出会いを実現しています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	経験豊富な即戦力〜ゲーム業界への転職を希望する若手層
登録エンジニア数	要問合せ
採用実績	要問合せ

シリコンスタジオエージェント（シリコンスタジオ株式会社）

シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界に特化したエンジニア人材紹介会社であり、企業が求める優秀なエンジニアを迅速に見つけるための強力なパートナーです。業界の専門知識を持つコンサルタントが在籍し、企業のニーズに応じた適切な人材を提案してくれます。幅広い求人情報を取り扱い、正社員からフリーランスまで多様な雇用形態に対応しているため、企業は自社の文化やプロジェクトに合った人材を効率的に採用できます。

シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界のトレンドや技術動向にも精通しており、長期的な人材戦略を立案してくれ、さらに採用プロセスを効率化し、書類選考や面接対策などもサポートしてくれるので、企業は負担を最小限に抑えることが可能です。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	20代、30代が9割
登録エンジニア数	要問合せ
採用実績	要問合せ

【セキュリティエンジニア特化型】のエンジニア人材紹介会社

TechClipsエージェント（notari株式会社）

notari株式会社が提供するTechClipsエージェントは、2014年に設立され、ITエンジニア、特にセキュリティ分野に精通した人材の紹介に力を入れています。TechClipsエージェントの強みは、現役のセキュリティエンジニアがキャリアコンサルタントとして在籍していることです。これにより、企業のニーズを深く理解し、技術的な要件を満たす候補者を的確に選定することができます。

現役エンジニアによる選考により、技術的な適性を正確に評価された候補者を紹介してもらえ、また、高待遇求人に特化しているため、優秀な人材を確保しやすくなります。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	高年収&高待遇に特化 首都圏（東京・神奈川・埼玉・千葉）
登録エンジニア数	要問合せ
採用実績	要問合せ

株式会社キャリアヴェイル

株式会社キャリアヴェイルは、ネットワークセキュリティ対策の専業事業者であるセキュアヴェイル社の100%子会社として、高度な専門性を持つセキュリティエンジニアの育成と供給に注力しているセキュリティエンジニア特化型の人材サービスを提供する企業です。セキュリティ専門エンジニアを目指す人材を集め、セキュアヴェイルで独自の育成プログラムや実習訓練を実施しています。

200名以上のセキュリティエンジニアが在籍・登録しており、企業の事業拡大やセキュリティ体制の強化、欠員補充など、様々な人材ニーズに対応可能です。1名単位での人材提供から、セキュリティチームの結成や新規サービス構築のためのチーム編成まで、幅広いサービスを展開しています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	30代・40代メイン
登録エンジニア数	200名以上のセキュリティエンジニア
採用実績	要問合せ

type転職エージェントIT（株式会社キャリアデザインセンター）

type転職エージェントITは、企業のサイバーセキュリティニーズに特化した人材紹介サービスを提供する専門エージェントです。type転職エージェントITは、情報セキュリティ分野に精通したコンサルタントを擁し、企業の特定のセキュリティ要件に合致する高度なスキルを持つエンジニアを効率的に見つけ出すことができます。

サービスリリースから25年で7万人以上のエンジニアを紹介してきた実績があり、その定着率は98%を超えています。type転職エージェントITは、ネットワークセキュリティや暗号化、脆弱性評価やインシデント対応など、様々な専門分野に精通したエンジニアの独自のデータベースを保有しています。

料金体系	成果報酬
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	要問合せ
登録エンジニア数	要問合せ
採用実績	累計転職支援実績71,200人 定着率98.1%

quick AGENT（株式会社ポテパン）

quick AGENTは、セキュリティエンジニア特化型の業務委託エンジニア一括募集サービスとして、企業のニーズに応えるユニークなプラットフォームです。セキュリティエンジニアの紹介に特化した300名以上のエージェントが参画しており、延べ10万人のセキュリティエンジニアのデータベースにアクセスできるため、企業は適切なスキルと経験を持つセキュリティエンジニアを迅速に見つけることができます。

クイックエージェントは候補者管理機能を提供しており、各エージェントとのコミュニケーションや候補者の選考ステータスを一元管理することができるため、採用プロセスが効率化され、企業の人事担当者の負担が大幅に軽減されます。

料金体系	無料
外国人対応	要問合せ
登録エンジニア層	要問合せ
登録エンジニア数	延べ10万人の業務委託人材データベース
採用実績	導入社数 300 社以上

エンジニア人材紹介会社を利用する際の注意点

人材紹介会社を利用する時は以下の点に注意しましょう。

• 成功報酬の費用負担に注意
• 一度に大量採用する場合は向かない
• 会社ごとの得意分野を見極める必要あり

成功報酬の費用負担に注意

成功時のみ費用が発生するものの、採用決定時に発生する成功報酬の費用負担に注意しましょう。

料金相場は理論年収の大体35%ですが、年収が高いと数百万円の報酬手数料が発生します。例えば、年収800万円のエンジニアだと「280万円」という高額な費用が発生するわけです。

初期費用が不要な点は非常に魅力的ですが、採用決定時に一括で大きな出費が発生するため、予算管理が甘いと後で想定外の負担になる可能性があります。

紹介会社の利用時は、事前に報酬率・支払い条件・返金規定をしっかり確認し、採用コスト全体を把握した上で依頼することが重要です。

一度に大量採用する場合は向かない

エンジニア人材紹介会社は、「一度に多くの人材を採用したい」場合には向いていません。

人材紹介は「質」に重きを置いた採用手法です。

エージェントが企業の要望にマッチする候補者を厳選して紹介するため、候補者数に限りがあり、一度に10名以上など大量の人材を確保するのは難しいのが実情です。

そのため、大量採用を見込む場合は、人材紹介一本に頼るのではなく、求人広告やイベント採用との併用を視野に入れましょう。

会社ごとの得意分野を見極める必要あり

エンジニア人材紹介会社は、会社ごとに得意とする領域や年齢層、職種は異なります。

ある会社は若手エンジニアの紹介に強く、別の会社はハイクラスやCTO人材に特化しているなどの違いがあり、そこがマッチしていないと求めていた人材が紹介されない可能性もあります。

したがって、依頼前には各社の実績・得意業界・紹介可能な職種をよく調べ、自社のニーズに最も合致した紹介会社を選ぶことが、採用成功の鍵になります。

エンジニア採用を成功させる3つのコツ

エンジニアの採用は売り手市場が続いており、優秀な人材はすでに複数の企業から声がかかっているのが現実です。そのため、優秀なエンジニアを確保するには、選ばれるための努力が必要になります。

はじめてでも実践しやすいポイントを以下に3つご紹介します。

• 求める人物像を明確にする
• スピード感を持って選考を進める
• 魅力が伝わる求人票や面談設計をする

求める人物像を明確にする

最も大切なのは、「どんな人が欲しいか」を具体的に定義することです。この時意識すべきなのが「技術面」と「志向性」を別々に考えることです。

エンジニアと一口に言っても、使用言語やフレームワーク、開発フェーズの経験など技術的な条件に加え、「自ら課題を見つけるタイプか」「安定志向かチャレンジ志向か」などの志向性も重要です。

例えば、「React経験者」だけでなく、「裁量を持ってUI改善を進められる人」「スタートアップのスピード感に対応できる人」といった部分まで定義できれば、より的確な人材と出会いやすくなります。

このように、自社にフィットする人物像を言語化することが非常に大切です。

スピード感を持って選考を進める

エンジニア採用では、スピードが命です。書類選考や面接日程の調整は、なるべく早く対応しましょう。

エンジニアは常に複数社から声がかかっている状態で、良い人材ほど早く他社に決まってしまいます。いくら条件や社風がマッチしていても、選考スピードが遅ければ辞退される可能性が高まります。

選考フローを見直し、「書類選考は即日対応」「面接は1〜2回に絞る」など、スピード重視の体制を整えることが成果につながります。

魅力が伝わる求人票や面談設計をする

求人票や面談で「エンジニアに刺さる情報」を伝えることが、応募率・内定承諾率の向上につながります

給与やポジション以外に「どんな技術環境か」「開発フローにどれだけ関われるか」「どんな課題に挑めるか」など、エンジニアが重視するポイントは多岐にわたります。

優秀な人ほどこれらの要素を重視する傾向があるので、「技術選定の自由度が高く、新技術の導入提案も歓迎」といった具体性を持たせることを意識しましょう。

「働くイメージ」が湧くように情報を伝えることができれば、より応募者に刺さる内容になるはずです。

まとめ

本記事では、エンジニア人材紹介会社の選び方や比較ポイントについて紹介しました。

以下に記事のポイントをまとめました。

ITエンジニア採用は難しい	エンジニアの需要に供給が追いついていないから 採用に専門知識が必要なのも原因の1つ
エンジニア人材の獲得方法	リファラル採用、SNS採用、求人サイト、人材紹介会社
人材紹介会社を利用するメリット	プロの専門エージェントに任せれるのが大きな利点 初期費用がかからないのも◯
料金体系・費用相場	ほとんどが成功報酬型 相場は、理論年収の35%程度 ※返金保証もチェックしておこう
比較ポイント	さらに自社のニーズに合わせて以下を確認しよう ・登録エンジニア数が豊富か ・どんな層のエンジニアが登録しているか ・外国人エンジニアに対応しているか
選び方	自社の採用ニーズに合った分野に特化した会社を選ぼう ・AI・データサイエンス ・Web開発 ・ゲーム業界 ・セキュリティエンジニア
一覧比較表	比較表はこちら
利用時の注意点	以下の3つに注意しよう ・実際に負担する金額を事前に確認しておく ・大量採用の場合は「求人広告」なども検討する ・会社ごとの得意分野は確認
成功させるコツ	成功させるために以下を意識しよう ・求める人物像を明確にすること ・選考は「スピード感」が大事 ・魅力が伝わる求人票や面談設計にする

注意点に気をつけながら人材紹介会社をうまく利用することで、優秀なエンジニアを確保できるはずです。

ただし、どうしても採用人数が多いと、人材紹介会社では対応できません。その場合は、採用代行で総合的な支援を受けたり、求人広告を利用することも検討しましょう。