キャンペーン事務局代行おすすめ14選！選び方から費用相場まで解説

キャンペーンは、商品・サービスの売上増加・認知拡大・新規顧客の獲得などにつながるため、多くの企業が実施しています。しかし、応募の受付や問い合わせ対応、応募者の個人情報の管理などに多大なリソースが必要なため「キャンペーン事務局の運営を外部のプロに依頼したい」と考える企業の担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、キャンペーン事務局代行14選を4つのタイプに分けて紹介します。自社のニーズに応じて最適な代行会社を選べる内容のため、キャンペーン事務局の外注を検討されている方はぜひご覧ください。

キャンペーン事務局代行とは

キャンペーン事務局代行とは、企業がキャンペーンを実施する際に発生する業務を代行するサービスです。

キャンペーン事務局代行にキャンペーン実施を依頼することで、問合せチャネルの増加や対応スピードの向上などにより顧客の利便性向上、ひいては満足度向上が期待できます。また、キャンペーンでは応募者の個人情報を扱うため、セキュリティ体制が万全な代行会社に依頼することでセキュリティ事故を防止できる点もメリットです。

キャンペーン事務局代行に依頼できる業務

キャンペーン事務局代行には、キャンペーン実施で必要になる以下のような業務を依頼できます。

企画立案	キャンペーンの目的・目標の設定、目的に応じた企画の立案、スケジュール作成など
事務局体制の構築	問い合せ対応体制の整備、応募規約・マニュアル作成など
キャンペーン運営	応募受付・管理、問い合せ対応、応募者データ入力など
応募締め切り後の対応	抽選の実施、当選連絡、賞品の保管・梱包・発送、結果の集計・報告、個人情報の破棄など

このように、キャンペーン事務局代行はキャンペーンの企画や事務局体制の構築から、キャンペーン運営、応募締め切り後の対応までキャンペーン実施に必要な業務を代行します。上記以外にも、キャンペーンサイト・応募ハガキ・POPなどの作成や、賞品の購入まで代行する会社もあります。

キャンペーン事務局代行の費用相場

キャンペーン事務局代行の費用は、月額10万円程度～100万円が相場です。ただし、依頼する業務内容や業務量によって費用は変動し、キャンペーン規模によっては数百万円にのぼるケースもあります。

また、キャンペーン事務局代行ではおもに以下3種類の費用がかかる傾向があります。

料金体系	費用が発生するタイミング	具体例
固定料金	キャンペーン事務局の基本的な運営・管理で発生	月額〇〇円
従量課金	依頼した業務量に応じて発生	コールセンターでの通話1件あたり〇円
成果報酬	成果が上がった場合に発生	売上が増加したうちの〇%

固定料金は、キャンペーン事務局の基本的な運営にかかる費用です。月々固定でかかり、この費用内で行ってもらえるキャンペーン業務は事務局代行によって異なります。

また、従量課金では、コールセンターでの電話受付・応募ハガキ受付・データ入力などの対応1件あたりにつき費用が発生します。

加えて、キャンペーンの企画を「企画書1本あたりに費用が発生するプラン」と「企画の成果に応じて費用が発生するプラン」から選び、成果報酬で依頼できる事務局代行もあります。

たとえば、事務局の基本的な運営＋コールセンターでの問い合わせ対応を依頼する場合は、月額固定でかかる「固定料金」と、通話1件あたりでかかる「従量課金」がかかります。代行会社によって基本料金内で対応してもらえるキャンペーン業務の内容・量や適用される料金体系などが異なるため、相談時に確認したうえでキャンペーン事務局の依頼先を選びましょう。

キャンペーン事務局代行の選び方

キャンペーン事務局代行は、自社のニーズに応じて以下4つのタイプから選ぶのがおすすめです。

• ワンストップ支援型
• 大規模キャンペーン対応型
• 小規模キャンペーン対応型
• 認知拡大支援型

ワンストップ支援型

ワンストップ支援型のキャンペーン事務局代行は、キャンペーンの企画立案から運用まで依頼できるタイプです。数々のキャンペーンをを立案・運用してきた経験に基づき、ヒアリングをもとにキャンペーン実施の目的に応じて最適な企画を提案してもらえます。そのため、自社にキャンペーンを企画するノウハウがなくても、キャンペーンを実施できます。

なかには、クライアントの商品課題や目的に合わせて消費者心理・購買心理を前提にした企画を立案する会社も。キャンペーンを初めて実施する企業やキャンペーンの企画部分に課題感がある企業などにおすすめのタイプです。

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大規模キャンペーン対応型

大規模キャンペーン対応型の事務局代行は、数千件以上の大規模なキャンペーンに対応可能なタイプです。大規模なキャンペーンに対応するには、多くの問い合わせに対応できるだけの問い合わせ対応席数・膨大なデータを管理できるシステム・複雑なオペレーションなどに対応できる体制などが必要です。このタイプは数千件～数百万件程度のキャンペーンに対応した実績があるため、自社に体制がなくても大規模なキャンペーンを実施できます。

なかには数万件規模の同時開催に対応し、事務局を一元化して応募者に快適にキャンペーンに参加してもらえる環境を整えている会社も。複数キャンペーンの同時開催を検討している企業や、数千件以上のキャンペーンの実施を検討している大企業などにおすすめのタイプです。

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小規模キャンペーン対応型

小規模キャンペーン対応型の事務局代行は、小規模で応募者数が限られるキャンペーンにも柔軟に対応しているタイプです。キャンペーン業務の一部のみを依頼することもできるため「問い合わせ対応のみ」や「賞品の発送のみ」といった、自社で対応できない業務だけを依頼することでコストを削減することも可能です。

なかには、数十件の応募件数から対応している会社もあります。限られた費用でキャンペーンを実施したい企業や中小企業などにおすすめのタイプです。

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認知拡大支援型

認知拡大支援型のキャンペーン事務局代行は、キャンペーン運営からキャンペーンサイトや応募ハガキ、チラシなどの販促物の制作まで一括で対応し、キャンペーンの認知拡大まで支援しているタイプです。キャンペーン事務局と販促物の外注先を一元化できるため、複数の外注業者とやり取りする必要がなく、コミュニケーションコストを削減できます。また、事務局運営のノウハウを活かして販促物を制作するため、応募規約や注記など重要事項の記載にも対応してもらえます。

なかには、ターゲットユーザーの購買心理を考慮したデザインでLPや応募ハガキなどを制作する会社も。販促物の作成に対応できる社内リソースがなく、キャンペーン運用からツール作成まで一括して依頼したい企業におすすめのタイプです。

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キャンペーン事務局代行の比較ポイント

先述したキャンペーン事務局代行のタイプのなかから、さらに以下4つのポイントで比較して、自社のニーズに合った依頼先を選びましょう。

• セキュリティ体制の手厚さ
• 対応可能な応募チャネルの種類
• 賞品手配の対応可否
• データ分析の対応可否

セキュリティ体制の手厚さ

キャンペーン事務局では、応募者の氏名や連絡先、場合によっては金融情報など多くの個人情報を取り扱うため、情報漏えいのリスクが高いのが特徴です。そのため、セキュリティ体制を整えており、安心して個人情報の管理を任せられる代行会社を選びましょう。

なかには、ISMS認証を取得しており、情報漏えいなどのセキュリティ事故を起こしたことがない会社も存在します。セキュリティの管理体制が不十分で情報漏えいが発生した場合、企業の信頼性が損なわれるだけでなく、法的な問題にも発展する恐れもあります。

そのため、情報セキュリティ関する認証制度である「プライバシーマーク（Pマーク）」や「ISMS認証」などの取得状況や、建物の入館管理システムの有無などを確認し、適切な体制を整えている代行会社を選びましょう。

対応可能な応募チャネルの種類

キャンペーンの応募チャネルにはWeb・はがき・SNS・電話などがあり、若年層にはSNS・高齢者層にはハガキ・電話など、ターゲット層に応じて応募チャネルを使い分ける必要があります。そのため、自社のターゲット層にリーチできるチャネルに対応しているかどうかも要確認です。

たとえば、SNSキャンペーンに特化していてSNSでの対応に限られる会社もある一方で、WEB・ハガキ・SNS・電話などの複数のチャネルに対応している会社もあります。キャンペーン事務局代行が対応可能な応募チャネルを確認し、自社のキャンペーン効果を最大化できる会社を選びましょう。

賞品手配の対応可否

キャンペーン事務局代行には、賞品の保管だけに対応している会社と賞品そのものの手配まで対応可能な会社があります。そのため、賞品の用意まで依頼したい場合は対応可否も確認しましょう。

なかには、金券やデジタルチケットだけでなく、地域特産品の購入から発送まで代行可能な会社や、景品表示法を遵守した賞品選定から購入代行まで対応している会社もあります。自社で賞品手配まで対応できない場合は、ニーズに合った賞品の用意まで対応しているキャンペーン事務局代行を選びましょう。

データ分析の対応可否

キャンペーン実施で得たデータは、次回以降のキャンペーンに活かせるだけでなく、自社の顧客の年齢・性別・居住地域・購入店舗名などもからマーケティング戦略にも活用できます。そのため、キャンペーンで収集したデータの分析に対応しているかどうかも確認しましょう。

たとえば、応募者情報や当選結果だけはなく、地域別の応募者累計・年代などの顧客分析まで可能な会社もあります。 キャンペーンで得たデータの分析まで一括で依頼したい場合は、対応可能な代行会社を選びましょう。

キャンペーン事務局代行14選一覧比較表

以下は、本記事で紹介するキャンペーン事務局代行会社の一覧比較表です。

上記で解説した「タイプ」と「比較ポイント」をフィルターで絞ることができますので、各代行会社の詳細紹介を読む前に、自社に最適なキャンペーン事務局代行会社のあたりをつけてみてください。

【ワンストップ支援型】のキャンペーン事務局代行

ワンストップ支援型のキャンペーン事務局代行は次の4社です。

株式会社シェアコト

株式会社シェアコトは、累計500件以上のキャンペーン支援実績を持つキャンペーン事務局代行です。企画立案から運用、当選者管理、景品発送までをワンストップで提供。InstagramやX（旧Twitter）、LINEなど主要SNSでのキャンペーンに対応し、フォロー＆いいねキャンペーンやハッシュタグキャンペーン、レシートキャンペーンなど、多様な形式のプロモーションを実施できます。

キャンペーン事務局業務全体はもちろん、抽選作業のみなど部分的な依頼も可能。また、当選者数が多い案件にも対応できるうえ賞品の手配も相談可能なため、規模・内容を問わず活用できます。

セキュリティ体制の手厚さ	プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	SNS
賞品手配の対応可否	〇：対応可
データ分析の対応可否	キャンペーンレポートを作成
料金	抽選～当選通知まで：150,000円～ / 当選者数30名の場合

株式会社ディー・エム広告社

株式会社 ディー・エム広告社は、年間500件以上のキャンペーン事務局運営実績を持つキャンペーン事務局代行です。食品・化粧品・外食チェーン・製薬メーカーなど、幅広い業界のキャンペーンに対応。企画提案から事務局の構築・運営、クリエイティブ制作、景品配送、アフターフォローまでをワンストップで提供しています。

自社開発のデジタルキャンペーン構築ツール「Dohbo」により、システム構築の時間と費用を抑え、低コストでの実施を実現します。コールセンター・物流倉庫・クリエイティブ制作チームなど必要なリソースを社内に保有しており、顧客の要望に柔軟かつ迅速に対応しているキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：ISMS/ISO 27001を取得
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB・SNS・ハガキなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	次回に向けたPDCA会議あり
料金	要問合せ

シティコンピュータ株式会社

シティコンピュータ株式会社は、35年のBPO事業経験を持つキャンペーン事務局代行です。伝統的なハガキや郵送キャンペーンから、SNSやQRコードを活用したデジタルキャンペーンまで、幅広い形式に対応。企画立案から景品調達、抽選、発送、キャンペーン後の集計・データ分析までをワンストップで提供しています。

キャンペーン事務局運営の一括依頼はもちろん、問い合わせ対応のみ、商品調達や抽選・発送のみなど、部分的な業務委託にも対応可能。ISMS認証やプライバシーマークを取得しており、個人情報の取り扱いも安全です。データ入力・コールセンター・人材派遣など多岐にわたるBPOサービスで培ったノウハウを活かし、企業に最適なキャンペーン事務局代行を提案しています。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：ISMS認証・プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB・SNS・ハガキ・電話など
賞品手配の対応可否	〇：対応可
データ分析の対応可否	〇：収集データの集計・分析に対応
料金	要問合せ

株式会社アグレックス

株式会社アグレックスは、15年以上の実績を持つキャンペーン事務局代行です。100件以上のキャンペーンを並行稼働させた経験があり、長年のノウハウを活かしてニーズに合わせた企画立案から事務局運営、データ分析までを包括的に支援しています。

事務局運営・受付・ヘルプデスクなど、各工程に専門のセンターとプロフェッショナルを配置。申込データやお客様の声、WEB回遊ログなどを分析し、キャンペーン効果の最大化を実現しています。多種多様なキャンペーン施策や、事業環境の変化による処理量の変動にも柔軟に対応可能なキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	WEB・ハガキなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	〇：申込データ・コンタクトセンターに蓄積したお客様の声・WEB回遊ログなどの分析可能
料金	要問合せ

【大規模キャンペーン対応型】のキャンペーン事務局代行

大規模キャンペーン対応型のキャンペーン事務局代行は次の4社です。

株式会社ベルシステム24

株式会社ベルシステム24は、200万人規模の大型キャンペーン事務局運営の実績を持つ事務局代行です。飲料メーカーのキャンペーンでは、TV・新聞・店頭・Webなど11チャネルにわたるプロモーション、問い合わせ対応、応募受付、当選者抽出、賞品発送までを一括で担当しています。

電話はもちろん、メール・チャット・SNS等、多様な問い合わせ窓口の設置と対応が可能。業務フロー作成や対応マニュアル整備など、キャンペーン開始前の事前準備を徹底し、スムーズな運営を実現しています。応募者データやキャンペーン効果を分析し、詳細なレポートを作成することも可能。課題や改善点を明確にすることで、次回以降のキャンペーン実施に活かしているキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	WEB・ハガキなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	〇：応募者データ・キャンペーンの効果測定などの実施結果の分析レポートを作成
料金	要問合せ

株式会社マインドシェア

株式会社マインドシェアは、大手食品メーカーの複数同時キャンペーンや、大手青果メーカーの流通タイアップキャンペーンなど、大規模キャンペーンの運営実績を持つ事務局代行です。事務局ブース・対応スタッフを自社内に配置し、大量の応募や問い合わせに対応しています。

自社で全ての業務を完結できるため、大手代理店からの乗り換えで70～80%程度の費用に抑えられたケースも。複数キャンペーンを1つの機能で兼ねる設計により、コスト圧縮を実現します。トラブル発生時は担当ディレクターが即時対応。自社設備とノウハウを活かし、最短2週間でのキャンペーン実施も可能なキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB・SNS・ハガキなど
賞品手配の対応可否	〇：景品表示法を遵守した賞品選定、購入代行までサポート
データ分析の対応可否	要問合せ
料金	要問合せ

光和ネットサービス株式会社

光和ネットサービス株式会社は、大手家電メーカーのキャンペーンで8万件の応募処理実績を持つ事務局代行です。お問い合わせ対応から応募受付、データ入力、リスト作成、景品の保管・管理・発送など、キャンペーン運営に必要な業務に対応。応募件数の急な変動にも柔軟に対応しています。

キャンペーンの規模や予算に合わせてプランを調整できるため、多様な規模のキャンペーンを実施できます。事務局業務に加え、キャンペーンサイト制作やチラシ作成など、販促活動も総合的にサポートしているキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	〇：電話・FAX・メールなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	要問合せ
料金	要問合せ

株式会社データセレクト

株式会社データセレクトは、大手企業・地方自治体・官公庁など4,345社以上のキャンペーン事務局代行実績を持つ代行会社です。案件規模に合わせてチームを結成し、応募受付やデータチェック、入力作業などをワンストップで対応。当選者1名から応募者全員プレゼントまで、規模を問わずキャンペーン業務を請け負っています。

また、スポット業務から定例キャンペーン・年間契約まで柔軟に支援しています。ISO27001とプライバシーマークを取得し、24時間体制の監視カメラが作動する高セキュリティルームで個人情報を保管・管理しているキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：ISO27001・プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB・ハガキ・FAXなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	要問合せ
料金	要問合せ

【小規模キャンペーン対応型】のキャンペーン事務局代行

小規模キャンペーン対応型のキャンペーン事務局代行は次の3社です。

株式会社ディグニティ

株式会社ディグニティは、応募件数33件の小規模なキャンペーンの対応実績があるキャンペーン事務局代行です。企画から事務局運営、抽選、発送、データ分析まで、ワンストップで支援可能です。

キャンペーン業務の部分的に依頼も請け負っているため、事務局運営のみや発送業務のみなど、予算・ニーズに応じて任せたい業務だけを依頼することも可能です。プライバシーマークも取得しており、安心してキャンペーン業務を依頼できる環境を整えている代行会社です。

セキュリティ体制の手厚さ	プライバシーマーク取得
対応可能な応募チャネルの種類	ハガキ・WEBなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	〇：アンケート分析に対応
料金	要問合せ

株式会社ソフトロック

株式会社ソフトロックは、38年以上の実績を持つキャンペーン事務局代行です。当選者数30名のキャンペーンを支援した実績があり、問合せ対応・発送業務・DM送信・レシートチェックなど、必要な作業のみの部分依頼にも対応可能です。

プライバシーマークを20年連続で保有し、社員全員がJPAC認定のCPP資格試験に合格するなど、個人情報保護を徹底しているのも特徴。顧客の要望に柔軟に対応した事務局運営により、95%という高いリピート率を誇っているキャンペーン事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：プライバシーマーク取得、社員全員がJPAC認定のCPP資格試験に合格、入退室管理システムあり
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB・SNS・ハガキなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	要問合せ
料金	要問合せ

株式会社ビジネス・ソリューション

株式会社ビジネス・ソリューションは、20～30案件の事務局運営を常時行っている実績を持つキャンペーン事務局代行です。長年の経験に基づき、最短2日での事務局開設も可能。数十件から数十万件まで幅広い規模のキャンペーンに対応し、部分的な業務のみの依頼にも対応しています。

企画・賞品作成・生鮮食品発送以外のキャンペーン事務局業務全般を代行可能。プライバシーマークを取得しており、入退室管理・ログ監視・施錠保管・アクセス制限・セキュリティカメラ設置など、徹底したセキュリティ管理を行っている事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：プライバシーマーク取得、入退室管理、ログ監視、セキュリティカメラの設置など
対応可能な応募チャネルの種類	WEB・ハガキなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	応募データからの単純集計、クロス集計、表・グラフ作成から最終報告書作成まで可能
料金	要問合せ

【認知拡大支援型】のキャンペーン事務所代行

認知拡大支援型のキャンペーン事務所代行は次の3社です。

キャンペーン事務局.com（株式会社パルディア）

キャンペーン事務局.comは、累計約10,000件のキャンペーン事務局運営実績を持つキャンペーン事務局代行です。2024年12月1日時点で年間642件のキャンペーンを運営しており、企画サポートから応募受付・管理、問い合わせ対応、抽選・当選連絡、梱包・発送・保管まで、一括で対応しています。

キャンペーンサイトや応募フォーム、店頭告知ツール、広告用バナーなどのクリエイティブ制作も行い、必要な販促物を一括で制作。キャンペーン終了後には、応募者データの分析やアクセス解析を行い、次回以降の施策改善に役立つサポートを提供している事務局代行です。

セキュリティ体制の手厚さ	Pマーク取得、外部機関によるセキュリティ監査を年間100回実施
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB、SNS、ハガキ、電話など
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	〇：キャンペーン終了後に応募者データの分析・アクセス解析を行い、次回以降の施策改善に役立つサポートを提供
料金	要問合せ

キャンパケ（株式会社ブンカ）

キャンパケは、ハガキ応募・Web応募・レシート応募・SNS投稿・シリアルコードなど、多様な形式のキャンペーンに対応可能なキャンペーン事務局代行です。フォトコンテストやアンケート実施、アイデア募集など、企業のニーズに合わせたプロモーションも提供しています。

Webディレクター監修のもとキャンペーン専用のランディングページ（LP）も制作し、キャンペーンの認知拡大も可能。国際標準規格ISMS認証を取得し、情報漏えいなどの事故は過去0件という実績も。万全の個人情報管理体制のもと、安心・安全なサービスを提供している代行会社です。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：ISMS認証取得、情報漏えいなどの事故は過去0件
対応可能な応募チャネルの種類	WEB・SNS・ハガキなど
賞品手配の対応可否	〇：対応可（各種物品・デジタルインセンティブ。金券など）
データ分析の対応可否	〇：応募や問い合わせ件数の推移、応募者属性ごとの集計などのレポートを作成（内容のカスタマイズ可能）
料金	要問合せ

株式会社広済堂ネクスト

株式会社広済堂ネクストは、年間249件の事務局業務代行実績を持つキャンペーン事務局代行です。キャンペーン運営から販促物制作、Webサイト制作、広告運用、データ処理、発送業務までを一括で提供しています。

電話・FAX・Eメール・WEBフォーム・郵便など、さまざまなチャネルでの顧客対応が可能。WEBサイト制作やWEB広告運用などのオンラインプロモーションに加え、DMやチラシ制作・配布などのオフラインプロモーションにも対応し、多角的なプロモーション展開でキャンペーンの認知度向上を実現している代行会社です。

セキュリティ体制の手厚さ	〇：ISO27001認証・プライバシーマーク取得など
対応可能な応募チャネルの種類	〇：WEB・ハガキ・電話・メール・FAXなど
賞品手配の対応可否	要問合せ
データ分析の対応可否	要問合せ
料金	要問合せ

キャンペーン事務局代行に依頼できるキャンペーンの種類

キャンペーンの種類は大きく分けて**「オープンキャンペーン」と「クローズドキャンペーン」の2種類に分けられ、いずれもキャンペーン事務局代行に依頼可能**です。

各キャンペーンの違いは以下のとおりです。

	オープンキャンペーン	クローズドキャンペーン
対象者	誰でも応募可能	一定の条件をクリアした人のみ （商品・サービスの購入者など）
景品表示法の適用有無	一般的には適用外	適用あり
実施目的	・商品やサービスの認知度向上 ・新作や期間限定商品のPR ・新規顧客層へのPR	・購買促進 ・既存顧客のリピート促進 ・新商品のトライアル促進
実施するメリット	・幅広い顧客の訴求できる ・新規顧客が獲得できる	・参加者が購入者に限定されて売上に直結しやすい ・商品に興味のある顧客に訴求できる
実施するデメリット	・応募者管理が煩雑になりやすい ・ターゲット外からの応募も多くなる可能性も	・訴求できる範囲が狭い ・景品表示法が適用されるため賞品選定に注意が必要

オープンキャンペーンは、広範囲な認知度向上を狙うことができ、特に新商品やサービスのPRに効果的です。また、景品表示法の規制対象外のため、高額な景品を提供することも可能です。

一方クローズドキャンペーンは、既存顧客へのアプローチやリピート購入の促進に優れています。参加者が購入者であるため、売上向上につながりやすいというメリットがありますが、景品表示法による制約があるため、景品選定には注意が必要です。

各キャンペーンの特徴を理解したうえで、自社の目的に合ったキャンペーンを実施しましょう。

まとめ

本記事では、キャンペーン事務局代行の選び方や比較ポイントについて解説しました。まずは、以下の項目にて、自社に最適なタイプを選びましょう。

ワンストップ支援型	キャンペーンの企画立案から運用まで依頼できるタイプ
大規模キャンペーン対応型	数千件以上の大規模なキャンペーンに対応可能なタイプ
小規模キャンペーン対応型	小規模で応募者数が限られるキャンペーンにも柔軟に対応しているタイプ
認知拡大支援型	販促物の制作まで一括で対応してキャンペーンの認知拡大まで支援しているタイプ

また、その中でも以下の4つの比較ポイントにて絞り込みます。

• セキュリティ体制の手厚さ
• 対応可能な応募チャネルの種類
• 賞品手配の対応可否
• データ分析の対応可否

この記事がキャンペーン事務局代行選びの一助になれば幸いです。