資料作成代行サービスおすすめ12社。目的ごとに分類して選び方を解説

資料はビジネスのさまざまな場面で必要になりますが、なかなか時間が割けないことが多いですよね。時間がない場合は、資料作成代行サービスに業務を依頼するのも一つの方法です。

本記事では、資料作成代行サービスの分類から、選び方、そしておすすめのサービスを12社紹介します。

途中、比較表もついていますのですぐに比較したい方は目次から「比較表一覧」をクリックしてすぐご覧いただけます。

資料作成代行とは

資料作成代行とは、パワーポイントのプレゼン資料などの作成を代行してくれるサービスのことです。

商談で必要になる営業資料や提案資料、マーケティングで必要となるホワイトペーパーやウェビナー資料から、IR決算資料まで、資料と呼べるものの作成はすべて対象となります。

資料の作成に時間がかけられない場合や、どのように資料をつくればいいかわからない場合などに活用できるサービスとなっています。

資料作成代行サービスの利用目的

具体的には、以下のような場面で活用できます。

  • プレゼン・提案が迫ってきているが、資料をつくる時間がない
  • セミナーの準備に時間がかかっていて、資料をつくる時間がない
  • 提案資料の見た目をきれいにして、信頼感のある資料にしたい
  • 全員が同じ営業ができていないので、資料の構成を改善したい
  • ホワイトペーパーを月1本作りたいが、社内リソースがない
  • どのような構成にすれば、CVRが高くなる資料になるのかがわからない

など、単純なリソース不足から、ノウハウの提供をしてほしい場合まで、様々な用途で利用することができます。

資料作成代行サービスに依頼できる業務

資料作成代行サービスには、基本的に以下のような業務を依頼することができます。

ヒアリング資料の課題、活用場面などのヒアリング
構成作成ヒアリングした内容をもとに、活用場面に最適な資料構成の提案
デザイン制作現状の資料のリデザイン・作成した構成からのイチからのデザイン制作

また、依頼できる資料の種類は以下のように多岐にわたります。

  • 営業資料 / 提案資料
  • サービス紹介資料
  • ホワイトペーパー
  • 会社紹介資料
  • セミナー / ウェビナー資料
  • 媒体資料
  • 採用説明会資料
  • 採用ピッチ資料
  • 決算資料

代行会社によって得意な資料種類は違いますが、基本的には様々な資料の依頼が可能です。

資料作成代行サービスの分類

資料作成代行サービスは実績豊富なものが多いため、どれを選べばいいのか難しいと思います。そこで、資料作成代行サービスを3つのタイプに分類し、それぞれの特徴を解説しますので、参考にしてみてください。

  • デザイン面に強みがあるタイプ
  • スピードに特化したタイプ
  • 営業 / マーケティング資料が得意なタイプ

デザイン面に強みがあるタイプ

資料の見た目をきれいにしたい場合に利用したいタイプ。商談で使う営業資料や、採用サイトにおいておく採用ピッチ資料の見た目をきれいにして、信頼感を向上させたいときなどにおすすめです。

企業ごとにオリジナルデザインを作成してくれたりするため、自社のブランドを資料で表現することも可能です。

スピードに特化したタイプ

とにかくスピードに特化した資料作成代行サービス。提案が迫ってきていて資料が用意できていない場合や、ホワイトペーパーなどのコンテンツが大量に必要な場合などにおすすめです。

期日が迫っているのに、やり取りが多かったり、時間がかかったりすると外注しても意味がないため、そういった場合はこのスピード特化タイプがおすすめです。

営業 / マーケティング資料が得意なタイプ

営業・マーケティング課題のヒアリングから実施して、資料の構成の提案から行ってくれるタイプ。営業成果のばらつきを資料を改善することで標準化したり、商談化率を向上させるホワイトペーパーを作成したりしたい場合におすすめです。

資料コンテンツの整理の仕方や資料の活用の方法までレクチャーしてくれるサービスもあります。

資料作成代行サービスの選び方・比較ポイント

自社が依頼したい資料作成代行サービスのタイプが明確になったら、以下のポイントでそれぞれのサービスを比較していきましょう。

  • 修正対応の回数
  • 料金・費用相場
  • 納品物のデータ形式

修正対応の回数

修正回数が限られている場合、理想の資料になる前に納品となることがあります。そのため、代行会社ごとに修正回数は確認しておきましょう。

修正回数は、2回としている代行会社が多いです。

料金・費用相場

料金は基本的に、ページ単価となっています。ページ単価が5,000円なら20枚の営業資料で10万円がかかる計算となります。

ただ、マーケティング戦略にも相談に乗ってくれるホワイトペーパー制作代行などは、1本20万円など、1本単価の場合もありますので、確認が必要です。

相場としては、5,000〜10,000円 / ページ程度です。

納品物のデータ形式

納品物のデータ形式とは、納品されるときのファイルデータが、パワーポイントだけなのかGoogleスライドやKeynoteにも対応しているのかどうか、です。

自社が利用しているツールがGoogleスライドなのに、パワーポイントで納品されると、パワーポイントからGoogleスライドの変換を結局自社で行わないといけなくなるため、最初に納品形式は確認が必要です。

資料作成代行サービス一覧比較表

おすすめの資料作成代行サービスを一覧の比較表にしましたので、詳細を見る前にフィルターで絞りをかけて御覧ください。

サービス・企業名 詳細 料金
タイプ
備考 対応領域
バーチャルプランナー
詳細ページ
1ページ
¥10,000-
デザイン面に強み
決算説明資料などのIR資料に特化したサービスも提供している
-
DECK
1ページ
¥9,800-
デザイン面に強み
プレゼン資料や提案資料を「デザイン会社」が制作サービス
- -
PRESENTATION DESIGN
1ページ
¥15,000-
デザイン面に強み
プロのグラフィックやWEBデザイナーがデザイン制作
-
Timewitch
詳細ページ
問い合わせ
スピード特化
「寝ている間に資料が完成する」パワーポイント資料作成代行
- - -
すぐやる
1ページ
¥3,000-
スピード特化
最短即日の短納期、LINEで即時対応、夜間対応・深夜2時まで営業
- - -
クイックボード
1ページ
¥1,500-
スピード特化
他の資料作成代行サービスと比べて、格安な料金設定
-
資料作成代行 c-slide
詳細ページ 資料DL
1ページ
¥5,000-
営業・マーケ
活用場面や資料のゴールから逆算した最適な構成の提案が強み
シリョサク
1本
¥450,000-
営業・マーケ
社内で共有される営業資料の改善におすすめ
-
ニュートラルワークス
1本
¥250,000-
営業・マーケ
Webマーケティングに精通したプロがホワイトペーパーを制作
- -
Appmart
1本
¥250,000-
営業・マーケ
広告の成果共有をすれば、振り返りとしてアドバイスをくれる
-

おすすめの資料作成代行サービス(デザイン面に強み)

デザイン面に強みがある資料作成代行サービスを紹介します。

バーチャルプランナー

引用:バーチャルプランナー

バーチャルプランナーは、資料作成代行サービスの中でも支援実績が最も豊富です。支援企業は900社超、累計作成部数は2,200を超えています。基本的にはすべての資料種類に対応可能です。中でも、決算資料に特化したサービスも展開しているため、大手企業で決算資料の作成に困っている場合はおすすめです。

修正回数構成段階:制限なし
デザイン:2回まで
料金10,000〜15,000円 / ページ
納品形式パワーポイント
実績下記(引用:バーチャルプランナー)

DECK

引用:DECK

DECKは、紙媒体からWeb、写真、動画まで、広告全般の制作を主軸に事業を展開する株式会社パンスールが提供する資料作成代行。プレゼン資料や提案資料を「デザイン会社」が制作するサービスとなっています。そのため、自社ブランド表現に最適なデザインの資料が納品されます。

修正回数1〜3回
料金9,800〜40,000円 / ページ
納品形式問い合わせ
実績下記(引用:DECK)

PRESENTATION DESIGN

引用:PRESENTATION DESIGN

こちらも、プロのグラフィックやWEBデザイナーがパワーポイントのデザインを行うサービス。写真、図版、グラフなどを効果的に組み合わせて訴求力のあるプレゼン資料を制作します。パワーポイントのデザインやアニメーション設定などもすべて依頼できるため、デザイン性の高い資料を手間なく外注することが可能です。

修正回数問い合わせ
料金15,000円〜 / ページ
納品形式パワーポイント、WMV、MP4
実績下記(引用:PRESENTATION DESIGN)

おすすめの資料作成代行サービス(スピードに特化)

スピードに特化したタイプの資料作成代行サービスを紹介します。

Timewitch

引用:Timewitch

Timewitchは、日本から時差のある欧米在住の日本人デザイナーによる「寝ている間に資料が完成する」パワーポイント資料作成代行サービス。入稿フォームに必要事項や依頼内容を22時までに送信すれば、翌朝8時には資料が納品されます。明日資料が必要になる場合などにおすすめのサービスです。

修正回数問い合わせ
料金問い合わせ
納品形式問い合わせ
実績下記(引用:Timewitch)

すぐやる

引用:すぐやる

パソコン作業代行サービス『すぐやる』は、パソコン関連のお困りごとを代行・お手伝いします。パワーポイント資料以外にも、ワードやエクセルなどで作成する資料にも幅広く対応可能。

最短即日の短納期、LINEで即時対応、夜間対応・深夜2時まで営業、依頼後最短当日に納品可能なスピード特化の代行会社です。

修正回数問い合わせ
料金3,000円〜 / ページ
納品形式問い合わせ

クイックボードデザイン

引用:クイックボードデザイン

クイックボードデザインは、他の資料作成代行サービスと比べて、格安な料金設定で個人の方の依頼も可能であり、スピーディーな納品が特徴です。オプション料金は必要になりますが、即日での納品も可能です。

修正回数問い合わせ
料金1,500〜3,800円 / ページ
納品形式パワーポイント、Googleスライド
実績下記(引用:クイックボードデザイン)

おすすめの資料作成代行サービス(営業 / マーケティングに強い)

営業・マーケティング面で相談できる資料作成代行サービスを紹介します。

c-slide

引用:c-slide

c-slideは、スタートアップ・ベンチャーを中心に支援実績800社を超える資料作成代行サービスです。資料改善による受注率向上や、ホワイトペーパー改善によるCVR向上など成果を上げた実績も豊富です。BtoBに精通した担当者がヒアリングを行い、活用場面に沿った最適な構成の提案が可能なプランもあるため、デザインだけではなく資料構成からの相談も可能です。

修正回数構成段階:2回まで
デザイン:2回まで
料金8,000〜15,000円 / ページ
納品形式パワーポイント or Googleスライド、PDF
実績下記(引用:c-slide)

⇓ c-slideのインタビュー記事はこちら

シリョサク

引用:シリョサク

シリョサクは、単なる代行ではなく、資料がひとり歩きしても伝わる資料にこだわっています。社内で共有される営業資料の改善におすすめの代行会社です。ヒアリングから実施し、構成の設計から最適な資料構成・デザインにて納品。パワーポイント作成作成のノウハウなども発信しており、信頼できる会社となっています。

修正回数2回
料金45〜90万円
納品形式パワーポイント
実績下記(引用:シリョサク)

ニュートラルワークス

引用:ニュートラルワークス

ニュートラルワークスは、Webマーケティング企業です。Webマーケティングに精通したプロがホワイトペーパーを制作してくれるサービスとなっています。ペルソナの分析からホワイトペーパーの型の選定、とマーケティング寄りの相談が可能な点が特徴です。

修正回数構成段階:制限なし
デザイン:2回まで
料金25万円〜
納品形式PDF

Appmart

引用:Appmart

Appmartのホワイトペーパー制作代行は、作成しておわりではなく、その先のリード活用方法まで提案してくれます。また、ホワイトペーパーを起点にした広告の成果共有をすれば、振り返りとしてアドバイスをくれるので、継続的に施策を行いたい場合におすすめの代行会社です。

修正回数問い合わせ
料金25万円〜
納品形式パワーポイント、illustrator、Photoshop
実績下記(引用:Appmart)

資料作成代行サービスと同様に活用できるサービス

資料作成代行サービスに依頼するのと同じように活用できるサービスを紹介します。代行会社に依頼するよりも低コストでの活用が可能なサービスとなります。

  • クラウドソーシング
  • 事務代行
  • 資料作成ツール

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、オンラインでフリーランスなどに仕事を発注できるプラットフォームです。資料作成が得意なフリーランスに依頼することで、代行会社よりも低コストで発注することができます

ただし、個人に依頼することになるので、クオリティにはブレがあることに注意しましょう。

例:クラウドワークス

事務代行

事務代行は、総務や秘書業務から営業事務などの事務業務を代行してくれるサービスとなっています。事務業務のひとつとして資料作成を依頼することができます。

月額の料金体系を取っている会社が多いため、資料作成以外にも定常的に依頼したい業務がある場合におすすめです。

関連記事:事務代行とは?依頼できる業務範囲と代行会社8選比較!

資料作成ツール

資料作成をサポートしてくれるツールがあります。例えば、資料作成ツール「イルシル」では、原稿を入力すると、ある程度の構成とデザインを制作してくれます。

そこまでしっかりとした構成やデザインが必要なく、資料作成の時間を削減したい場合などは検討してみるのも良いかもしれません。

例:イルシル

まとめ

今回は、資料作成代行サービスの分類、選び方を踏まえた上で、おすすめのサービスを紹介しました。

本記事が貴社の資料作成代行サービス選びの一役になれば幸いです。

本メディア「b-pos」はBPOサービスの比較サイトとなっていますので、資料作成代行以外の「代行サービス」を探す際も御覧ください。(トップページはこちら

関連サービス

バーチャルプランナー
バーチャルプランナー
株式会社ストリームライン
特徴
1
累計750社以上の支援実績に基づく企画構成力
2
お問合せ〜納品までのスピード対応
3
得意領域はIR資料
料金・プラン
ライトプラン 10,000円/P
スタンダードプラン 15,000円/P
Timewitch
株式会社Timewitch
特徴
1
圧倒的な納品スピードを実現
料金・プラン
料金体系 要問い合わせ
資料作成代行 c-slide
株式会社Cone
特徴
1
最短2日で納品可能
2
構成からデザインまでご提案
3
1ページ単価¥3,000から
料金・プラン
スタンダードプラン 8,000円~ / P
ハイエンドプラン 15,000円~ / P

b-pos編集部

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