【徹底解説】テレアポトークスクリプトの作り方|アポ獲得の秘訣とは?
営業手法として、多くの企業が行っているであろう「テレアポ」ですが、特に個人の技量に成果が左右されることも多く、「トークスクリプト」を導入することで成果にばらつきが出ないようにしている企業も多いのではないでしょうか。
今回は、「テレアポトークスクリプト」の作り方とアポ獲得に繋がるスクリプト作成のポイントを徹底解説していきます。
そもそもトークスクリプトとは?
ここでは、まだ自社でのテレアポにトークスクリプトを導入していない企業向けにトークスクリプトの必要性を理解していただくために、トークスクリプトの役割と効果、必要とされている背景について解説します。
トークスクリプトの役割と効果
テレアポにおけるトークスクリプトとは、「営業活動における話の内容や流れを事前に整理した台本やマニュアル」のことを指します。その主な役割は、営業担当者がスムーズかつ効果的に顧客にアプローチできるようサポートすることです。
トークスクリプトを活用することで、情報の伝え漏れを防ぎ、安定した営業成果を出すことが可能になります。また、新人でも一定の成果を上げやすくなるため、チーム全体の営業力向上にもつながります。
トークスクリプトが必要とされる背景
テレアポにおいてトークスクリプトが必要とされている背景として、営業活動の効率化と成果の安定化が挙げられます。
営業現場では、顧客へのアプローチ方法や話す内容が担当者ごとにばらつくことが課題となりがちです。トークスクリプトを導入することで、誰でも一定の水準で顧客対応ができ、属人化を防ぐことができます。また、限られた時間で効果的に提案を行うためには、事前に整理されたトークの流れが欠かせません。
トークスクリプトの作成フロー
以下では、実際にトークスクリプトを作成する流れをご紹介します。各ステップでのポイントや注意点も合わせて解説していきます。
- 目的とターゲットを明確にする
- トークスクリプトのステップを構築する
- 想定される反応と対応策を準備する
- スクリプト内容の改善を続ける
① 目標とターゲットを明確にする
トークスクリプト作成の第一歩は、目的とターゲットを明確にすることです。契約の獲得、アポイントの獲得、資料請求の獲得など、営業活動における最終ゴールが何なのかを具体的に定めましょう。
また、ターゲットとなる顧客の業界、課題、ニーズを理解することで、より効果的なアプローチが可能になるため、「どんな業界の、どんな課題を抱える、どんな仕事をしている人」を整理し、ターゲットを明確にしましょう。
② トークスクリプトのステップを構築する
トークスクリプト作成では、トークのステップを明確に構築することが重要です。最初の挨拶から本題の提案、クロージングに至るまでの流れを整理することで、スムーズで一貫性のある会話が可能になります。
栗本史也 | K&Sソリューションズ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手証券会社に入社。個人・法人のお客さまを対象とした資産運用提案や法人の財務状況・コンサルティングを中心とした新規開拓営業に従事。その後、株式会社リクルートにてM&A仲介サービスの新規事業立ち上げメンバーとして参画し、在籍中に営業代行会社を起業。会社設立2年半で、上場企業からスタートアップ企業まで幅広く80社以上の支援実績。営業のプロが独自のナレッジを活かし、アポイントメントの獲得と営業拡販を支援します。
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