成果報酬型のテレアポ代行10社比較!選び方から活用時のポイントまで解説

本記事では、成果報酬型のテレアポ代行会社について解説をしていきます。
成果報酬型のテレアポ代行サービスは、成果を出すまで料金がかからないため、リスクを最小限に抑えながら営業を展開することが可能です。
しかし、数ある代行サービスの中で、本当に価値があるのはどれか?と感じる方は多いのではないでしょうか。この記事では、成果報酬型のテレアポ代行の会社10社を徹底比較し、選び方から活用時のポイントまで詳しく解説します。
目次
テレアポ代行サービスとは
テレアポ代行サービスとは、企業の営業活動をサポートするために、電話によるアポイントメント取得や顧客対応を専門業者が代行するサービスです。
テレマーケティングの一環として、潜在的な顧客や取引先とのアポイントメントを設定する際の電話業務を、外部の専門業者に委託することで、営業担当者はより成果に近いコア業務に集中できるようになります。
成果報酬型のテレアポ代行とは
成果報酬型のテレアポ代行とは、成果の数に応じて報酬を支払う料金体系のことです。具体的には、アポイントメントの獲得数や商談の成約数に応じて報酬が支払います。
従来の固定報酬型のテレアポ代行とは異なり、アポイントメントが取得できなかった場合のリスクが大幅に軽減され、成果が上がらない場合の無駄な費用を抑えることができます。
成果報酬型のメリット・デメリット
成果報酬型のテレアポ代行サービスを利用する際のメリット・デメリットについて解説していきます。メリット・デメリットは以下です。
メリット | ・低リスクで安定した費用対効果を得られる ・代行会社のパフォーマンスを把握しやすい |
デメリット | ・報酬が高額になる場合がある ・品質が低下する可能性がある |
成果報酬型のメリット
成果報酬型は、アポイントメントが取得や成約の数に応じて報酬を支払うため、効果があった場合にのみ費用が発生します。これにより、無駄な費用を抑えつつ効果的な営業活動を行うことができます。
また、代行会社の成果の数が明確にわかるため、クライアント企業は代行業者のパフォーマンスを把握しやすくなります。実際のアポイントメントが受注したのかどうかの数値も計測しやすくなっているので、費用対効果を測りやすいのもメリットです。
成果報酬型のデメリット
一方で、成果の数が想定よりも多くなった場合、報酬も高額になるため、予算管理が必要となります。このような事態を避けるために、適切な契約条件を設定することが大切です。場合によっては、上限金額を決めれるかどうかの交渉も必要になります。
また、代行会社が成果を追求するあまり、無理なアポイントメントや不適切な手法を使う可能性があります。そのため、代行会社の選定は慎重に行い、質にもこだわりましょう。目標達成に向けて双方が協力し、効果的な営業活動を実現するために、依頼の際は成果の定義も明確にしておきましょう。
成果報酬型とコール課金型の違い
成果報酬型以外にも、コール課金型の料金体系も存在します。コール課金型は、電話をかける回数やかけていた時間に応じて、報酬を支払う料金体系です。
そのため、成果報酬型とは異なり、費用が発生しても成果に繋がらない可能性もあります。一方で、成果に関わらず企業へのアプローチを行ってくれるため、テストで多くの顧客の反応を得たい新規事業や新サービスには向いている料金体系です。
最適な料金体系を選ぶには、「自社が何を求めているのか」の目的や狙いを明確にすることが必要です。アプローチ量を求めているのか、商談数を求めているのかで最適な判断は変わるため、事前にしっかりと決めた上でテレアポ代行会社の選定を行いましょう。
成果報酬型のテレアポ代行サービスの選び方
テレアポ代行会社を選ぶ際、料金体系以外にも気をつけるべきポイントが存在します。
- 実績・評判
- 対応の幅
- オペレーターの質
それぞれについて解説します。
実績・評判
自社の業務に適した代行業者を選ぶためには、代行業者の経験や実績を確認することが重要です。 過去の実績やクライアントの声、表彰等の第三者評価、提供するサービス内容やスキルなどを確認、自社に合っている最適な代行業者を選ぶことが必要です。
また、自社と同業種、同様のサービスの成功事例があるかも確認しておくと、よりサービス利用のイメージを持つことができるでしょう。
対応の幅
実績だけではなく、自社のニーズに合った代行業者を選ぶことも重要です。
対応領域は、代行会社によって様々です。ターゲットリスト、スクリプトの作成から行ってくれる会社もあれば、リストやスクリプトは自社で用意する必要のある会社も存在します。そのため、自社の求める対応領域を明確にしてから選定を行うようにしましょう。
また、どのターゲットでも対応が可能か、特定のターゲットしか対応ができないのか、なども確認をしておくと良いでしょう。
オペレーターの質
テレアポの成果は、オペレーターのスキルや経験に大きく左右されます。サービスページを確認すると、オペレーターの教育体制や、これまでの経験、実績を公開している企業も多くあります。
サービスの品質を高めるためにも、これらの情報を事前に確認し、オペレーターの質が担保されているか確認しましょう。
成果報酬型のテレアポ代行サービス 10選
本パートでは、成果報酬型のテレアポ代行サービスを提供している会社を10社紹介します。ご紹介した選定ポイントを踏まえて、自社のニーズを満たす代行会社選定の参考にしてください。
サービス | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
株式会社ディグロス | アポイントメント単価 10,000〜80,000円/件 | • 1,000社以上の支援実績 • 成果報酬型テレアポ代行年間売上1位 • 成果報酬型テレアポ代行年間プロジェクト数1位 |
アポハンター (アズ株式会社) | アポイントメント単価 3,000〜55,000円 / 件 初回稼働費用:30〜100万円 | 1,800社以上の支援実績 |
完全成果アポインター (株式会社完全成果報酬) | アポイントメント単価 15,000円〜 / 件 | 月間100件を超える企業を対応 |
コミットメントα (コミットメント株式会社) | アポイントメント単価 5,000円〜 / 件 | • テレアポ代行リピート率97% • NTTコミュニケーションズ代理店全国No.1 |
株式会社アイランド・ブレイン | 商談設定単価 16,500円 / 件 | • 55業種、3,000社の導入実績 • 商談実績は90,000件以上 |
REMOSELL(リモセル) | 商談設定単価 1,000円〜1,500円 / 件 月額基本料:10,000円 初期設定費用:50,000円 | 導入企業120社以上 |
株式会社WillWind | アポイントメント単価 10,000円~ / 件 | IT業界 / 製作業界 / 研修業界 / 人材業界の支援実績あり |
株式会社エッジコネクション | アポイントメント単価 15,000円〜 / 件 | • 累計取引実績1,200社以上 |
株式会社アソウ・ヒューマニーセンター | ・ターゲット1社:100円 ・成果報酬:15,000円〜 / 件 ・初期費用:50,000円 • 月額費用:55,000円 | • アポ率平均4.8% • 取引実績企業11,000社以上 |
株式会社エグゼクティブ | 要問い合わせ | 1,000社以上の支援実績 |
株式会社ディグロス

ディグロスは、1,000社以上の支援実績を持つ、成果報酬型の営業代行会社です。成果報酬型テレアポ代行の分野で、年間売上No.1、年間プロジェクト数No.1を獲得しています。
アポイントからの成約率30%以上、アポイント数のコミットメント率95%を14年連続で継続しており、アポイント獲得とプロデュース力を強みとしています。
対応領域 | ・ターゲットの事前調査 ・想定ターゲットの設定 ・アプローチ手法の確定 ・リストやトークスクリプト作成 ・テレアポ ・改善点の洗い出し |
料金 | アポイントメント単価:10,000〜80,000円 / 件 |
アポハンター(アズ株式会社)

アポハンターは、株式会社アズが運営する成果報酬型のアポ代行サービスです。テレアポ以外にもDM送信、データ入力などさまざまな代行業務を推進している企業です。
アズ株式会社はアポ代行のほかトークスクリプトの販売やセールスパーソンのレンタルサービスなど、営業活動について網羅的なサービスを展開しています。組み合わせることでテレアポだけでなく、営業全体の成果向上を目指せるのが魅力です。
対応領域 | ・新規アポ獲得 ・既存顧客フォロー ・過去顧客掘り起こし ・市場調査 ・活動報告とレポート提出 ・数値分析 ・活動戦略の提案 |
料金 | ・アポイントメント単価:3,000〜55,000円 / 件 ・初回稼働費用:30〜100万円 |
完全成果アポインター(株式会社完全成果報酬)

完全成果報酬は、初期費用無料でアポイント獲得・訪問営業を実施する営業代行会社です。豊富なノウハウを持っており、BtoBだけではなくBtoC商材の営業代行にも精通しています。
自社の営業体制を構築するサポートも行ってくれるため、コストを抑えながら将来的な内製を考えている企業におすすめです。
対応領域 | ・新規アポ獲得 ・既存顧客フォロー ・過去顧客掘り起こし ・市場調査 ・活動報告とレポート提出 ・数値分析 ・活動戦略の提案 |
料金 | ・アポイントメント単価:3,000〜55,000円 / 件 ・初回稼働費用:30〜100万円 |
コミットメントα(コミットメント株式会社)

コミットメントαは、コミットメント株式会社が提供しているBtoBに特化したテレアポ代行サービスです。質の高いサービス提供のために、毎月5社のみ依頼を引き受けています。
コピーライティングの名人が各社の魅力を短時間で伝えられるトークスクリプトを作成します。リピート率は97%、アポ率は3%以上を堅守しています。
対応領域 | ・リスト作成 ・トークスクリプト作成 ・テレアポ ・マンスリーレポート ・音声録音データの納品(アポ取得コール) |
料金 | アポイントメント単価:5,000円〜 / 件 |
株式会社アイランド・ブレイン

アイランドブレインは55業種、3,000社の導入実績があるBtoB専門の営業代行会社です。新規開拓営業のなかで初期アプローチを代行し、獲得した商談を成果報酬で提供します。
対応領域 | ・トークスクリプト作成 ・アプローチ先のリスト作成 ・テレアポ |
料金 | 商談設定単価:16,500円 / 件 |
REMOSELL(リモセル)

リモセルは、データドリブンなテレアポ代行を意識しているテレアポ代行サービスです。独自メソッドに基づき、実績データのうち相対的に低く出ている数値を集中的に改善できます。数値をベースに経過観察ができるので、建設的にPDCAを回しやすい体制が魅力です。
対応領域 | ・リスト作成 ・テレアポ |
料金 | ・商談設定単価:1,000円〜1,500円 / 件 ・月額基本料:10,000円 / 月 ・初期設定費用:50,000円 |
株式会社WillWind

株式会社WillWindは、設立以来10年以上、BtoBに特化したテレアポ代行を提供しています。多くの企業に法人営業の効率と成約率の向上に貢献しています。
基本的には成果報酬型での支援ですが、コール課金型も対応可能となっており、相談内容に応じて最適なプランを提供してくれます。
対応領域 | ・トークスクリプト作成 ・リスト作成 ・テレアポ |
料金 | アポイントメント単価:10,000円~ / 件 |
株式会社エッジコネクション

株式会社エッジコネクションは、累計取引実績は1200社以上であり、15年以上テレアポ代行サービスを提供し続けています。
トークスクリプト作成が依頼でき、営業の結果によって何度でも修正可能です。また営業商材の変更にも、柔軟に対応できます。
対応領域 | ・トークスクリプト作成 ・営業進捗管理ツールによる進捗共有 ・テレアポ |
料金 | アポイントメント単価:15,000円~ / 件 |
株式会社アソウ・ヒューマニーセンター

株式会社アソウ・ヒューマニーセンターは1984年創業の老舗企業です。
テレアポ代行サービス以外に人材派遣・紹介・教育、採用コンサルティング、マーケティングなどのBtoB向けサービスを展開しており、ビジネスに関しての幅広い知見があります。これまで20万社への新規開拓営業実績があるのが魅力です。
対応領域 | ・ターゲティング ・トークスクリプト作成&改善 ・テレアポ ・週次でMTG実施 ・コールデータ集計と音声確認 |
料金 | ・ターゲット1社:100円+成果報酬:15,000円〜 / 件 ・初期費用:50,000円 ・月額費用:55,000円 / 月 |
株式会社エグゼクティブ

株式会社エグゼクティブは、経営層や重要な意思決定者とのアポイントを得意とする営業代行会社です。深いリレーションと高度な交渉スキルを強みとしています。大手企業や成功しているスタートアップとのつながりも深いため、価値あるアポイントが期待できます。
対応領域 | ・営業戦略の立案 ・営業部隊の管理・教育 ・テレアポ ・営業管理システムによる管理 |
料金 | 要問い合わせ |
テレアポ代行を活用するためのポイント
テレアポ代行は上手に活用することができれば、成果を保ちながら自社のリソースはコア業務に割くことができます。一方で、活用に失敗すると無駄なコストが発生してしまうことになります。
そのような事態を避けるために、以下のポイントを意識して代行会社を活用しましょう。
- ターゲットの絞り込みとリストの質
- 自社で成果のでている営業手法の共有
- アポイントメント受け渡し条件の定義
- 定例MTGやレポートによる改善
それぞれについて解説します。
ターゲットの絞り込みとリストの質
テレアポ代行の費用対効果を高めるためには、ターゲットの絞り込みとリストの質を高めることが重要です。具体的には、自社の商材やサービスに興味を持ちそうな顧客層をしっかりと特定し、そのターゲットに合ったリストを作成することです。
例えば、自社の商材やサービスに興味を持ちそうな顧客層を特定するためには、これまで受注した企業を分析すると良いでしょう。新規で拡大していく場合は、狙いたい顧客層をもとにリストを作成しましょう。
これにより、テレアポの効果が高まり、成果報酬型の場合でもコストを抑えることができます。
自社で成果のでている営業手法の共有
テレアポ代行の費用を抑えつつ、効果を最大化するためには、自社で成果の出ている営業手法をテレアポ代行会社に伝えることも有効な手段です。
具体的には、自社の営業チームやトップ営業が実践し、成果が出ているアプローチ方法や営業戦術を共有し、テレアポ代行会社にも採用してもらうことです。これにより、テレアポ代行の効果が高まり、勝ちパターンでテレアポをしてくれるようになるので、費用対効果を向上させることが期待できます。
アポイントメント受け渡し条件の定義
テレアポ代行を上手に活用するためには、アポイントメント受け渡し条件を明確にするのも大切です。
成果報酬型の場合「ターゲット企業のアポイント」のように、成果対象を明確にしておく必要があります。ただ、この際は電話で確認しにくい、判断ができないような内容は条件として適しません。
「〇〇部署の〇〇職以上」というような条件を付与してしまうと、電話では中々確認がしづらく、判断もできません。逆に聞いてしまうことで不信感に繋がってしまうと、アポ取得の可能性も低くなるため、電話口で判断できる内容を設定するようにしましょう。
定例MTGやレポートによる改善
定例MTGの実施や、レポートによる改善・提案を行ってくれる代行会社もあります。
定例MTGでは、ターゲット企業の選定や、スクリプト内容の確認&精査、これまでの活動の結果報告などについて打ち合わせを行います。
レポートによる改善では、テレアポの結果をレポートとしてまとめ、その結果を受けて今後の報告性や改善点を提案してくれます。
長期的な依頼を検討しているのであれば、こういったMTGや改善、提案は必要になるため、依頼する会社が対応可能を確認をしておきましょう。
まとめ
本記事では、成果報酬型のテレアポ代行会社の選定方法から活用ポイントまで解説しました。
成果報酬型のテレアポ代行会社を活用することで、リスクを最小限に抑えながら、商談を獲得することができます。実際の活用時は、以下の4つのポイントに注意しながら活用しましょう。
- ターゲットの絞り込みとリストの質
- 自社で成果のでている営業手法の共有
- アポイントメント受け渡し条件の定義
- 定例MTGやレポートによる改善
テレアポ代行会社を上手に活用し、事業・会社の成果を最大化させましょう。
関連サービス

料金 | 10,000〜80,000円 |
料金 | 30,000 or 50,000円 |

初期費用 | 無料 |
アポイントメント単価 | 15,000円〜 |

料金 | 5,000円〜 |

完全成果報酬 | 16,500円 / 1件 |



インサイドセールス支援 | 98,000円〜 |

営業アポイント代行 | 100円 / 1社 |

b-pos編集部
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