営業研修会社10選一覧。依頼前に抑えるべき5つの注意点まで解説

「営業力を強化したいけど、社内の育成だけでは限界がある」
「新人営業が成果を出せず、離職も増えている」
そんな課題を抱える企業が、近年増え続けています。
そこで注目されているのが、営業研修会社です。しかし、ひと口に営業研修会社といっても、提供しているプログラムの内容や対象、料金体系、実績などはさまざま。自社にとって最適な研修会社を選ぶには、「研修の目的」や「育成対象の課題」に合わせた見極めが欠かせません。
本記事では、営業研修会社をタイプ別に比較しながら、料金の目安や選び方から成功事例と導入のメリットなどをわかりやすく解説します。
「どこに頼めば成果につながるのか」を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
営業研修とは?
そもそも、営業研修とは、営業職のスキルや知識を向上させるための体系的な学習プログラムで、営業のプロセスやマインドセットの改善を目的に行われる研修です。企業の規模や業界に合わせたカスタマイズが可能で、新人から経験豊富な営業マン、さらには営業チームを指導する管理職まで、幅広いターゲットに対応しています。
営業研修を行う目的
営業研修の目的は、「売上向上」と「営業組織の強化」を実現することです。具体的な目的は企業の課題やニーズによって異なりますが、主に以下の項目が挙げられます。
営業スキルの向上
営業の基礎や応用的なスキル(ヒアリング力、提案力、クロージング力など)を身につけ、商談を成功に導ける能力を高めます。特に営業職においては、これらの基本的なスキルが売上に直結します。
成約率・案件化率の向上
営業活動を通じて成果を上げるためには、商談をどれだけ効果的に進めるかが鍵です。研修によって成約率を高める手法や、効率的な案件化方法を学ぶことができます。
営業マンの早期戦力化
新入社員や若手営業が短期間で戦力となるためには、現場で必要な知識や技術を効率的に習得させることが重要です。営業研修はこの育成に役立ちます。
営業マネージャー層の育成
営業チームを牽引するマネージャー層に向けた研修では、チーム運営や営業成績の分析、部下の指導方法など、マネジメント力を高めるための研修が行われます。
営業プロセスの標準化
営業活動において一貫したプロセスを確立することで、組織全体の生産性を向上させることができます。研修では、営業フローの標準化や業務効率化の方法などを学べます。
社内研修と営業研修会社の違い
営業の研修自体は自社で行うことが可能ですが、外部の専門家による営業研修とではどのような違いがあるのかについて解説します。それぞれの特徴は以下の通りです。

外部の営業研修会社に依頼することで、より客観的で専門的な知識を得ることができ、また社内では得られない新しい視点やアプローチを導入することができます。
営業研修会社に依頼できること
営業研修会社は単なる「営業テクニックの教室」ではなく、現場の課題解決から、組織全体の営業改革まで、幅広く対応してくれます。ここでは、依頼できる主な内容を5つのカテゴリに分けて紹介します。
カテゴリ | 主な内容 | 対象者 |
---|---|---|
営業スキルの強化研修 | 商談力・ヒアリング・クロージング・トーク設計など実践スキルの向上 | 全営業担当者 |
新人・若手営業の即戦力化プログラム | 営業の基礎・ロープレ・成果を出す行動設計を短期で習得 | 新人・若手営業担当 |
営業マネージャー向け研修 | 部下指導・KPI管理・コーチング・戦略立案などマネジメントスキル | 営業マネージャー・管理職 |
営業プロセスの改善・仕組み化支援 | 営業フロー整理・SFA活用・マニュアル整備など組織としての仕組み強化 | 営業責任者・経営層 |
営業戦略のアドバイザリー | 顧客戦略・データ分析・チャネル再構築・OJT設計など経営視点での支援 | 経営層・営業責任者 |
営業スキルの強化研修
営業担当者一人ひとりの「スキル底上げ」を目的とした研修です。即実践に活かせる内容が中心で、トークやクロージング力に不安がある人にも最適です。
- 商談の各ステップ(ヒアリング・提案・クロージング)を分解して強化
- トークスクリプトの改善と、ロールプレイングによる実践形式の練習
- 顧客との信頼構築を前提としたコミュニケーション技法の習得
- ZoomやTeamsなど、オンライン商談に特化したノウハウ提供
新人・若手営業の即戦力化プログラム
経験の浅い営業担当が、最短距離で成果を出せるように支援する研修です。「現場で迷わない新人」を育てる内容になっています。
- 営業職としての基礎理解(ビジネスマナー、営業プロセスなど)
- よくある商談パターンを用いたロールプレイング訓練
- 「初回訪問→提案→クロージング」の流れを体系的に学ぶ
- 日報や週報の活用など、行動量を増やすための仕組み設計も対応
営業マネージャー・管理職向け研修
営業マネージャーには、プレイヤー時代とは異なる「人を動かす力」が求められます。研修会社では、管理職向けの専門メニューも豊富です。
- 部下の目標管理・行動改善に使える「KPI/KGIマネジメント手法」
- 営業戦略を描き、チームで共有するための戦略設計ワークショップ
- コーチングや1on1など、部下育成を支えるマネジメントスキル
- 管理職同士の悩みを共有し、相互学習できる集合型の研修
営業プロセスの改善・仕組み化支援
成果が属人化しがちな営業組織では、「仕組みとして再現性を持たせる」ことが重要です。研修会社はプロセス設計の支援も行います。
- 現在の営業フローの棚卸しと課題抽出(ヒアリング・現場同行など)
- 顧客管理や情報共有の仕組み(CRM/SFA)の活用方法を整理
- 成果を出す営業トークや資料の標準化・テンプレート化支援
- インサイドセールスやカスタマーサクセスとの役割分担の最適化提案
営業戦略のアドバイザリー・コンサルティング
単なる研修にとどまらず、「経営レベルでの営業改革」も依頼できます。戦略から研修・運用定着までトータルで支援する会社も増えています。
- 新規顧客開拓と既存顧客深耕の比率・優先度の見直し
- 営業チャネル(訪問、電話、オンライン、展示会等)の最適化提案
- 業績データをもとにした営業課題の可視化と施策提案
- 研修後の実務定着に向けたOJT支援・現場伴走型のサポート
営業研修会社に依頼する際の費用相場
営業研修を外部の専門会社に依頼する際、その費用は研修の形式や対象者、日数や講師のレベルによって大きく変動します。ここでは、主な研修形式ごとの費用相場や、費用を左右する要因について具体的に解説します。
研修形式 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
講師派遣型(半日) | 約10万円 | 90分~4時間、交通費別途 |
講師派遣型(1日) | 12.5万~30万円 | 5~7時間、カスタマイズ度で変動 |
有名講師・大規模研修 | 30万~100万円 | 実績や知名度により高額に |
公開講座型 | 1人あたり1万~5万円 | 少人数・個人受講向け |
オンライン教材(eラーニング) | 1教材あたり約1万円 | 繰り返し学習が可能 |
まず、最も一般的なのが「講師派遣型」の研修です。企業の会議室などに講師を招いて実施する形式で、半日(90分~4時間)であればおおよそ10万円程度、1日(5~7時間)であれば12.5万円から30万円程度が相場です。ただし、有名なコンサルタントや著名な講師を呼ぶ場合には、1日で50万円以上かかることもあります。企業ごとの課題に合わせてプログラムをカスタマイズする「オーダーメイド型」の研修は、費用が高くなる傾向にあります。
次に、個人や少人数向けに利用されることの多い「公開講座型」の研修は、1人あたり1万円から5万円程度で参加できます。こちらは決められた日程と内容で行われるため、柔軟性には欠けますが、コストを抑えながら営業研修を受けたい企業や個人にとっては有効な選択肢です。
最近では「オンライン研修」や「eラーニング」も普及しており、1教材あたりおおよそ1万円前後で提供されています。集合型のオンライン研修については、講師派遣型と同程度の価格設定となることもありますが、対面での実施に比べて交通費や会場費が不要な分、全体的にコストを抑えやすくなっています。
費用に影響する主なポイント
営業研修の費用に影響を与える要素は多岐にわたります。
プログラムの内容・カスタマイズ度 | 汎用的な研修より、企業課題に特化したオーダーメイド型は高額になります |
講師の知名度・実績 | 有名コンサルタントや書籍を出している講師は費用が跳ね上がる傾向に |
参加人数 | 20名以下の少人数ならコストは抑えやすく、複数回実施で割引される場合も |
研修時間・回数 | 1回あたりの時間や、年間契約、継続的な研修などで料金体系が変わります |
会場費・交通費・宿泊費 | オンライン以外の研修では、これらが別途かかる点も忘れずに |
たとえば、研修の内容やカスタマイズの有無、講師の知名度や実績、参加人数、実施時間、回数などが主な要因です。さらに、対面研修では会場費や交通費、講師の宿泊費などが別途必要になることもあるため、事前に見積もりをしっかりと確認しておくことが大切です。
営業研修会社の比較ポイント
営業研修会社を選ぶときは、単に料金だけでなく、サービス内容の違いにも注目することが大切です。ここでは、比較する際に特に押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
- 講師の質と実績
- 研修の実施形式と対応範囲
- カスタマイズの柔軟性
- 受講者の反応や評価制度の有無
講師の質と実績
営業研修の効果は、担当講師のスキルや経験によって大きく左右されます。講師の「営業としての実績」「教育・指導経験」「業界への理解度」などを確認することで、研修の信頼性を見極めやすくなります。
たとえば、「元トップセールスで多数の育成実績がある」「大手企業での登壇経験が豊富」など、具体的なキャリアや実績が明記されている会社は安心できます。また、研修の内容が現場に即した実践的なものであるかも、あわせて確認すると良いでしょう。
研修の実施形式と対応範囲
研修の実施形式には、対面研修・オンライン研修・ハイブリッド型・eラーニングなど複数の方法があります。自社の働き方や拠点数、参加人数に合わせて、柔軟に対応できる研修会社を選ぶことがポイントです。
たとえば、全国に拠点がある企業なら、全国対応可能な講師派遣体制が整っている会社が適しています。また、研修後のフォローアップ(課題提出、面談、振り返りレポートなど)があるかどうかも、研修効果を持続させるうえで重要となるので、確認しましょう。
カスタマイズの柔軟性
「どの企業でも同じ内容」のテンプレート型研修では、現場の課題にフィットしにくい場合があります。一方で、自社の課題や目標、業界の特性に合わせて研修プログラムを設計できる“カスタマイズ型”は、効果が出やすく、現場への定着もしやすいのが特徴です。
「営業フローの見直しを踏まえた提案型研修」や「商談ロープレを交えた実践重視型」など、内容の自由度が高いほど、より具体的な課題解決につながります。
受講者の反応や評価制度の有無
実際に研修を受けた社員の反応は、研修効果をはかるうえで重要な指標となります。アンケートやフィードバックシートを用いた受講者の声、事後評価、理解度テストの有無など、成果を可視化できる体制が整っている研修会社は、PDCAを回しやすく、継続的な育成にもつなげやすくなります。
また、「定着率や売上の変化」といった中長期的な成果にもフォーカスしている会社かどうかも、見極めのポイントです。
営業研修会社の選び方
営業研修を外部に依頼する際は、自社の課題や育成方針に合った研修会社を選ぶことが重要です。一口に「営業研修会社」といっても、実はそのスタイルや得意分野はさまざま。
ここでは代表的な営業研修会社を3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と選び方のポイントをご紹介します。
- 実践型コンサルティングタイプ
- 研修プログラム特化型
- 業界特化型
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 実践型コンサルティングタイプ
実践型コンサルティングタイプは、研修と同時に現場の営業改善や組織改革にも踏み込んでくれるコンサルティング寄りの会社です。座学にとどまらず、営業現場への同行やロールプレイ、KPI設計までを一気通貫でサポートしてくれるのが特長です。
成果に直結させたい、もしくは営業チームの土台から変えたいと考える企業に向いています。費用はやや高めですが、中長期的な支援を希望する企業には特におすすめです。
【成功事例】IT企業の営業組織の課題解決を支援(株式会社アルヴァスデザイン)
【抱えていた課題】
・既存の営業手法が通用しなくなり、新規顧客開拓に苦戦していた
・営業部門と会社全体のビジョン・行動指針にズレがあり、営業現場の行動変容が進まなかった
【支援内容】
・インサイトセールスの考え方に基づき、営業現場に伴走するオーダーメイド型の営業研修を実施
・営業担当者に同行し商談に立ち会うなど、現場密着型で行動変革を支援
・研修教材も企業ごとにカスタマイズし、社内用語や実情に合わせて無償提供
【得られた成果】
・営業担当者の行動変容が促進され、新規顧客獲得数が増加
・会社全体のビジョンと営業部門の目標・行動指針の一体化が進み、組織の一体感が向上
・研修内容を社内で内製化し、継続的な営業力強化が可能となった
ロゴ | サービス・企業名 | 詳細 | 料金 |
タイプ
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対応領域 | |||
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アルヴァスデザイン 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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セレブリックス 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
|
実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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ビートレード・パートナーズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
|
実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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リクルートマネジメントソリューションズ 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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研修プログラム特化型
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ALL DIFFERENT 営業研修サービス
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詳細ページ |
月額
100,000円~
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研修プログラム特化型
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日本能率協会マネジメントセンター 研修代行
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詳細ページ |
1人
49,500円~
|
研修プログラム特化型
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シェルパワークス 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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カレイドソリューションズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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住宅営業研修ドットコム 営業研修サービス
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詳細ページ |
240,000円
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業界特化型
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船井総合研究所 営業研修サービス
|
詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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営業コンサル会社については「営業コンサルティング会社12選比較。選び方と費用相場を紹介。」にて、詳しく紹介しています。
2. 研修プログラム特化型
体系的に整った営業研修プログラムを提供するタイプで、特に新卒・若手向け、管理職向けなどターゲット層を分けた標準カリキュラムが豊富です。
すでに一定の営業組織が整っており、「スキルの底上げ」や「型を身につけさせる」ことが目的の場合に適しています。プログラムが汎用的な分、費用も比較的リーズナブルで、導入のハードルが低い点も魅力です。
【成功事例】営業マネージャー層のマネジメント力を強化(株式会社リクルートマネジメントソリューションズ)
【抱えていた課題】
・営業マネージャー・育成担当が部下育成をうまくできない
・組織として営業ノウハウが蓄積されず、属人化が進行
【支援内容】
・組織的な営業マネジメントスキル向上を目的とした研修を実施
・講師によるファシリテーションやディスカッションを通じて、現場の課題を整理し解決策を検討
・研修後も実践と検証を繰り返し、ノウハウの組織内定着を支援
【得られた成果】
・営業マネージャーが自ら課題を発見し、部下の成長を促進するマネジメント手法を習得
・組織的な営業ノウハウの共有が進み、属人化の解消
ロゴ | サービス・企業名 | 詳細 | 料金 |
タイプ
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対応領域 | |||
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アルヴァスデザイン 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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セレブリックス 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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ビートレード・パートナーズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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リクルートマネジメントソリューションズ 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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研修プログラム特化型
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ALL DIFFERENT 営業研修サービス
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詳細ページ |
月額
100,000円~
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研修プログラム特化型
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日本能率協会マネジメントセンター 研修代行
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詳細ページ |
1人
49,500円~
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研修プログラム特化型
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シェルパワークス 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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カレイドソリューションズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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住宅営業研修ドットコム 営業研修サービス
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詳細ページ |
240,000円
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業界特化型
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船井総合研究所 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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3. 業界特化型
住宅営業やIT商材営業、製造業向けなど、特定業界に特化した営業研修会社も存在します。業界ならではの商談プロセスや顧客心理を熟知しているため、汎用的な研修では得られない「現場密着型」のアドバイスが魅力です。
ニッチな業界や専門性の高い商材を扱っている企業ほど、このタイプとの相性が良く、高い成果が期待できます。
【成功事例】ITサービス企業の営業マインド変革(シェルパワークス株式会社)
【抱えていた課題】
・顧客要望に受け身で対応する営業スタイルから脱却できていない
・若手営業の主体性や提案力が不足している
【支援内容】
・オンラインによる営業スキルトレーニングの導入
・「営業マインド」「案件攻略スキル」など4つのプログラムを展開
・グループ討議やケース演習を通じて実践力を強化
【得られた成果】
・営業の意義や顧客理解が深まり、受け身から提案型営業へと行動変容
・顧客の事業内容を自ら調査・理解する姿勢が定着
ロゴ | サービス・企業名 | 詳細 | 料金 |
タイプ
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対応領域 | |||
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アルヴァスデザイン 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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セレブリックス 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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ビートレード・パートナーズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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リクルートマネジメントソリューションズ 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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研修プログラム特化型
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ALL DIFFERENT 営業研修サービス
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詳細ページ |
月額
100,000円~
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研修プログラム特化型
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日本能率協会マネジメントセンター 研修代行
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詳細ページ |
1人
49,500円~
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研修プログラム特化型
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- | |||
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シェルパワークス 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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カレイドソリューションズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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- | |||
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住宅営業研修ドットコム 営業研修サービス
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詳細ページ |
240,000円
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業界特化型
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- | |||
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船井総合研究所 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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営業研修会社10社一覧
以下は、本記事で紹介する営業研修会社の一覧比較表です。
上記で解説した「タイプ」と「比較ポイント」をフィルターで絞ることができるので、各会社の詳細紹介を読む前に、自社に最適な営業研修会社のあたりをつけてみてください。
ロゴ | サービス・企業名 | 詳細 | 料金 |
タイプ
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対応領域 | |||
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アルヴァスデザイン 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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セレブリックス 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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ビートレード・パートナーズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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実践型コンサルティングタイプ
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- | |||
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リクルートマネジメントソリューションズ 研修代行
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詳細ページ |
要問い合わせ
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研修プログラム特化型
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- | |||
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ALL DIFFERENT 営業研修サービス
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詳細ページ |
月額
100,000円~
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研修プログラム特化型
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- | |||
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日本能率協会マネジメントセンター 研修代行
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詳細ページ |
1人
49,500円~
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研修プログラム特化型
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シェルパワークス 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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カレイドソリューションズ 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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住宅営業研修ドットコム 営業研修サービス
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詳細ページ |
240,000円
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業界特化型
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船井総合研究所 営業研修サービス
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詳細ページ |
要問い合わせ
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業界特化型
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【実践型コンサルティングタイプ】の営業研修会社
初めに、実践型コンサルティングタイプの営業研修会社を3つご紹介します。
株式会社アルヴァスデザイン

株式会社アルヴァスデザインは、営業およびマネジメント分野に特化した人材開発企業で、企業ごとの課題やビジョンに合わせてオーダーメイドの人材育成プログラムを提供しています。
特徴的なのは、単なる座学や理論の提供にとどまらず、実際の営業現場に講師が同行したり、営業会議への参加やコーチングを行うなど、実践を重視したコンサルティング型の営業研修を展開している点です。これにより、受講者が現場で直面する課題解決や行動変容につなげる支援を徹底しています。
中小企業から大手企業まで、幅広い業種・規模のクライアントに導入実績があり、営業部門だけでなく人事部門からも高く評価されています。
講師の質と実績 | 50,000名以上の営業人材育成に携わった実績あり、多様な業界経験を持つメンバーと外部パートナー講師が担当 |
研修の実施形式と対応範囲 | オンライン・対面の両方に対応しており、営業現場への同行や会議参加など実践型の支援も実施 |
カスタマイズの柔軟性 | 各企業の状況や課題に応じて、オーダーメイドでプログラムを設計 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 研修後のフォローや変化のモニタリングも実施 |
料金 | 要問い合わせ |
株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックスは、営業・販売・集客・採用などのビジネスプロセスにおいて、実践型のコンサルティングを強みとする営業研修会社です。現場の最前線でクライアントと共に課題解決に取り組み、26年以上にわたり1,300社以上、12,600サービス以上の営業支援実績を有しています。
理論だけでなく、豊富な現場データとノウハウを活かした独自の「顧客開発メソッド」により、顧客の営業力強化と事業成長を実現します。
講師の質と実績 | 100名以上の講師陣(外部含む)が在籍しており、1,300社以上、25万人超の営業パーソン育成実績 |
研修の実施形式と対応範囲 | 対面・オンライン双方に対応しており、IT・情報通信・エンタメなど幅広い業種で実績 |
カスタマイズの柔軟性 | クライアントの業界・課題・目標に合わせてプログラムを個別設計 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 受講者の反応は高評価で、評価制度も導入されており、研修効果のフィードバックと改善を重視 |
料金 | 要問い合わせ |
ビートレード・パートナーズ株式会社

ビートレード・パートナーズ株式会社は、BtoB分野を中心に営業組織の課題解決や営業力強化を目的とした営業研修を提供する企業です。16年以上にわたり多様な業界・商材での営業支援実績を持ち、営業プロセスの標準化やデータ活用による成果最大化を強みとしています。
研修では、クライアントの営業組織やスタッフの課題を明確化し、実務に直結する具体的な営業手法をトレーニング。新規開拓やインサイドセールス、クロージング支援まで幅広く対応し、営業現場で即活用できるノウハウの定着を目指します。営業代行やコンサルティングも手がけており、実務経験に裏打ちされた実践的な研修が特徴です。
講師の質と実績 | 600社以上の営業支援・研修実績があり、16年以上のBtoB営業支援経験を持つ講師陣が在籍 |
研修の実施形式と対応範囲 | オンライン(動画・eラーニング)、対面、現場同行型など多様な形式に対応 インサイドセールス、新規開拓、クロージング支援まで幅広い営業プロセスをカバー |
カスタマイズの柔軟性 | クライアントごとに営業課題を分析し、現場に即したオリジナルの研修プログラムを設計 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 研修後のクイズやチェックリスト、学習データ分析機能を活用し、理解度やスキル定着度を可視化 |
料金 | 要問い合わせ |
【研修プログラム特化型】の営業研修会社
次に、研修プログラム特化型の営業研修会社を3つご紹介します。
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

株式会社リクルートマネジメントソリューションズは、企業の人材育成や組織開発を支援するために、幅広い研修プログラムを提供している会社です。営業力強化をはじめとした各種ビジネススキルやリーダーシップ、マネジメントなど、実践的かつ体系的な研修を多数展開しています。
豊富な実績とノウハウを活かし、顧客企業ごとの課題に合わせたプログラム設計やカスタマイズにも対応。オンライン・対面など多様な実施形式を用意し、受講者の成長と企業の成果創出を両立するサービスを提供しています。
講師の質と実績 | 経験豊富な講師陣が在籍し、多様な業界・階層での研修実績を持つ |
研修の実施形式と対応範囲 | 対面・オンライン・ハイブリッドなど多様な形式に対応 |
カスタマイズの柔軟性 | 顧客の課題や業種・階層に応じたプログラムのカスタマイズが可能 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 受講後のアンケートやフィードバック制度を導入し、受講者の満足度や理解度を可視化 |
料金 | 要問い合わせ |
ALL DIFFERENT株式会社

ALL DIFFERENT株式会社は、13,000社以上、累計420万人以上の受講実績を持ち、HITACHIやLINE、KUMONなど大手企業への導入実績も豊富です。営業力強化研修では、トップセールスの行動を体系化した提案型営業や成果につながる時間の使い方など、現場ですぐに実践できる内容を提供しています。
公開型・講師派遣型・オンライン型など多様な形式で全国対応し、階層別・テーマ別・カスタマイズ型など、企業ごとの課題やニーズに合わせて柔軟に設計可能です。また、独自の研修管理システムを活用し、受講者の進捗や評価も一元管理できる仕組みを整えています。
講師の質と実績 | 複数のプロセス試験をクリアした講師のみ登壇し、品質維持の仕組みも徹底 |
研修の実施形式と対応範囲 | 公開型、講師派遣型(インハウス)、オンライン型、集合型など多様な形式に対応 |
カスタマイズの柔軟性 | 1,200以上の研修テーマから選択し、オリジナルの育成計画や現場実践フォローまで専任コンサルタントが伴走 |
受講者の反応や評価制度 | 研修後アンケートやフィードバック機能を備えた研修管理システムを導入しており、受講者や人事担当者が進捗・評価を一元管理できる仕組み |
料金 | 100,000円~ / 月(首都圏内・正社員1~99名の場合) 初期費用:500,000円 |
株式会社日本能率協会マネジメントセンター

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、企業の人材育成支援に特化した事業を展開しており、特に営業研修やマネジメント研修など、組織の成長と変革を促進する多様な研修プログラムを提供しています。
母体である一般社団法人日本能率協会(JMA)は50年以上の実績を持ち、製造業・サービス業を中心に幅広い企業への支援を行っています。JMAMは、現場で活用できる実践的な研修と、個別企業の課題に応じた柔軟なカスタマイズを強みとし、対面・オンライン・集合研修など多様な形式でサービスを提供しています。
講師の質と実績 | 各分野の専門家や実務経験豊富な講師が在籍しており、ISOやHACCPなどの専門資格を持つ講師による研修実績も多数 |
研修の実施形式と対応範囲 | 対面、オンライン、集合型、合宿型など多様な形式に対応 |
カスタマイズの柔軟性 | 企業ごとの課題や組織構造に応じて、研修内容や進行を柔軟に設計・変更可能 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 受講後アンケートやフィードバック制度を導入し、受講者の満足度や理解度を可視化 |
料金 | 新入社員向け集合研修:49,500円~ / 1人 |
【業界特化型】の営業研修会社
最後に、業界特化型の営業研修会社を業界ごとに2社ずつご紹介します。
シェルパワークス株式会社(IT・SaaS業界向け)

シェルパワークス株式会社は、IT・SaaS業界を中心としたBtoB企業向けに、営業力強化や組織開発、人材育成を専門とするコンサルティング・営業研修会社です。特に「新規顧客・販路開拓」と「営業組織・人材の強化」に強みを持ち、SaaS・IT領域での豊富な支援実績があります。
現場の実践知に基づく確立されたノウハウと、厳選されたプロフェッショナル講師陣による伴走型支援を提供し、属人的な営業から脱却し再現性のある成果創出を目指します。営業スキル研修から組織開発、インサイドセールスやDX人材育成まで幅広いプログラムを展開し、クライアントの持続的成長と変化を徹底的に追求しています。
講師の質と実績 | 高い選考基準で選ばれた営業・マネジメント領域の専門家が担当。大手企業から中堅・中小まで幅広い業界で多数の支援実績あり |
研修の実施形式と対応範囲 | オンライン・対面どちらにも対応しており、営業スキルトレーニング、組織開発、インサイドセールス、プレゼンテーション研修など多様なプログラムを提供 |
カスタマイズの柔軟性 | 企業ごとの課題やニーズに合わせてプログラムを柔軟に設計・カスタマイズ可能。ゴールから逆算した戦略設計や、チームごとの課題解決にも対応 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 受講後のアンケートや定着フォローも実施しており、成果や変化を実感できる評価制度を導入 |
料金 | 要問い合わせ |
カレイドソリューションズ株式会社(IT・BtoB営業向け)

カレイドソリューションズ株式会社は、主にビジネスゲームを活用した人材育成・営業研修プログラムを提供しています。特にIT業界やBtoB営業において、実践的なスキルやマネジメント能力、コミュニケーション力の向上を重視した内容が特徴です。
外部講師に依存しない「研修の内製化」支援を強みとしており、企業の現場担当者が自ら研修を運営できるよう、30種類以上の自社開発ゲーム教材を活用しています。これにより、参加者は知的な楽しさを感じながら、現場で即活かせるスキルを身につけることができます。
講師の質と実績 | 現役の一流ビジネスパーソンを中心に採用 |
研修の実施形式と対応範囲 | オンライン・オフライン両方に対応 |
カスタマイズの柔軟性 | 30種以上のビジネスゲームを中心に、企業ごとの課題やニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 研修後アンケートを実施し、満足度が一定基準に達しない場合は全額返金制度を用意 |
料金 | 要問い合わせ |
住宅営業研修ドットコム(住宅・不動産業界向け)

住宅営業研修ドットコムは、住宅・不動産業界に特化した営業研修サービスを提供する専門会社です。業界特有の商談プロセスや顧客心理、土地・資金計画など現場で直面する課題に即した実践的なプログラムを特徴としています。
研修は知識の習得だけでなく、ロールプレイングやケーススタディを通じて「できるようになる」ことを重視し、成果につながる営業スキルの定着を目指します。さらに、現役で成果を上げてきた講師陣が直接指導し、受講者一人ひとりに合わせたフォローアップや個別相談など、実務に直結するサポート体制も充実しています。
講師の質と実績 | 業界で実績を持つ現役トップセールスやコンサルタントが担当 |
研修の実施形式と対応範囲 | オンライン(Web)と対面(リアル)のハイブリッド |
カスタマイズの柔軟性 | 企業ごとの課題や目標に合わせてプログラム内容を柔軟にカスタマイズ可能 |
受講者の反応や評価制度 | 受講後アンケートや成果確認、追加サポートあり、満足度や成果に応じた評価制度を導入 |
料金 | 240,000円 ※ 全7回(6ヶ月)の場合 |
株式会社船井総合研究所(住宅・不動産業界向け)

株式会社船井総合研究所は、住宅・不動産業界をはじめとした各業界に特化した経営コンサルティング会社です。業界ごとの専門コンサルタントが、現場で培った豊富な成功モデルや事例をもとに、営業力強化や人材育成を含む幅広い研修サービスを提供しています。
単なる研修会社ではなく、経営課題の解決を目的としたコンサルティングの一環として研修を実施しているため、実践的かつ成果に直結する内容が特徴です。住宅・不動産業界向けには、業界特有の商習慣や顧客ニーズを踏まえた営業スキルやマネジメント手法を体系的に指導し、即戦力となる人材の育成を支援しています。
講師の質と実績 | 各業界の専門コンサルタントが担当し、現場経験に基づく実践的指導と多数の成功事例を保有 |
研修の実施形式と対応範囲 | 対面・オンライン両対応で全国規模で実施可能 |
カスタマイズの柔軟性 | 企業ごと・業界ごとに内容を柔軟にカスタマイズが可能で、個別課題や目標に合わせたプログラム設計が可能 |
受講者の反応や評価制度の有無 | 研修後のアンケートやフィードバックを実施 |
料金 | 要問い合わせ |
依頼前に抑えるべき5つの注意点
営業研修を外部に依頼する際に、後悔しないためにはいくつかの重要なポイントがあります。これらのポイントを押さえておくことで、研修内容が自社のニーズに合致し、投資対効果を最大限に高めることができるため、参考にしてみてください。
- 研修内容が自社の営業課題に合っているか確認する
- 研修の実施方法と形式が自社の状況に適しているか
- 講師の経験・実績が信頼できるか
- 研修後のフォローアップが充実しているか
- 費用対効果を重視する
研修内容が自社の営業課題に合っているか確認する
営業研修の内容は、ただ「一般的に優れたプログラム」であれば良いわけではありません。自社の営業課題に合った内容であることが最も重要です。
例えば、営業チームの課題が「クロージング力の強化」なのに、研修が「リード獲得」に特化しているようでは効果が得られません。研修会社には、自社の課題をしっかりと伝え、カスタマイズが可能かどうかを確認しましょう。
【確認ポイント】
・自社の営業課題や目標に対する研修プランを提案してくれるか?
・研修内容が業界や営業スタイルに適したものか?
・研修後のフォローアップがあるか?
研修の実施方法と形式が自社の状況に適しているか
営業研修にはさまざまな実施方法があります。オンライン研修、対面研修、現場での実践を通じたロールプレイなど、その形式は多岐にわたります。自社の営業スタイルや受講者の特性に合った形式を選ばなければ、効果が薄れてしまうことも。
例えば、全員がリモートワークしている場合、対面型の研修ではなく、オンラインで進行できる研修の方が効果的です。逆に、現場の課題を直接反映させるためには、現場ベースのロールプレイが有効です。
【確認ポイント】
・研修がオンライン、対面、ハイブリッドなど、どの形式で行われるか?
・現場で実践できる内容(ロールプレイやフィードバック)は組み込まれているか?
・受講者にとって取り組みやすい形式になっているか?
講師の経験・実績が信頼できるか
講師の質や経験は、研修の効果に大きく影響します。単に「営業研修を専門にしている会社」といっても、講師がどのようなバックグラウンドを持ち、どれだけ現場経験があるのかを確認することが重要です。
特に営業の現場で結果を出している人が講師として登壇する場合、その知識やアプローチが非常に実践的で効果的であることが多いです。
【確認ポイント】
・講師の実績や業界経験が豊富か?
・研修内容に関連する実績を持つ講師が担当しているか?
・講師が研修の内容に即した実務経験を持っているか?
研修後のフォローアップが充実しているか
営業研修は一度実施しただけでは効果が薄れてしまうことがあります。実際の営業現場で学んだことを定着させるためには、研修後のフォローアップが不可欠です。具体的には、定期的なフィードバック、フォローアップセッション、再研修の機会などが求められます。
研修が終わった後、受講者がどれだけ実践できるようになるかを見守る体制が整っているかを確認しましょう。
【確認ポイント】
・研修後にフィードバックや再研修を提供しているか?
・フォローアップセッションを通じて、成果の測定や改善策の提案が行われるか?
・受講者が定期的にサポートを受けられる体制が整っているか?
費用対効果を重視する
営業研修の費用は決して安くありません。予算に合った研修を依頼する際、費用対効果をしっかりと見極めることが重要です。
安価な研修会社が必ずしも効果が低いわけではありませんが、研修内容、講師の質、アフターサポートなど、総合的な価値を考慮して選ぶことが大切です。
【確認ポイント】
・研修の価格と提供される内容が見合っているか?
・研修内容が質の高い講師や支援体制を提供しているか?
・研修後に得られる具体的な成果やROI(投資対効果)を確認しているか?
これらのポイントを事前に確認し、営業研修会社を選ぶことで、研修後の後悔を防ぐことができます。また、具体的な比較検討を行いながら進めると、より自社に最適な研修プランを選べるようになるでしょう。
営業研修で効果を出すためのポイント【チェックリスト】
営業研修は、実施そのものが目的になってしまうと意味がありません。
ここでは、研修の「前・中・後」でやるべきことをチェックリスト形式で整理しました。導入前の準備からフォローアップまで、社内で確実に実行できているか確認しましょう。
- 課題設定を明確にする(研修前)
- 受講者のモチベーションを高める(研修前〜研修中)
- 研修後のフォローアップ体制を整える(研修後)
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1. 課題設定を明確にする(研修前)
「とりあえず営業力を上げたいから」といった漠然とした目的で研修を実施すると、成果は期待できません。営業チームの現状を分析し、「どのスキルを、どの層に、どのレベルまで向上させたいか」を明確にすることが重要です。具体的な課題設定がなければ、研修の内容も評価もぼやけてしまい、結局「効果があったのか分からない」という結果になりかねません。
以下のチェックリストを確認しましょう。
□ 営業チームのKPIを分析し、ボトルネックを特定したか
□ 「何を強化したいか(例:アポ取得率、提案力)」が具体化されているか
□ 研修目的 → 目標行動 → 成果指標(KGI/KPI)の順で整理したか
□ 対象者ごとに期待するスキルレベルを定義しているか
目的設定があいまいなままだと、受講者の成長が見えづらくなり、費用対効果も不透明になります。課題に優先順位をつけた上で、研修会社に共有しましょう。
2. 受講者のモチベーションを高める(研修前〜研修中)
どんなに質の高い研修を用意しても、受講者本人が「やらされ感」で参加している場合、学びは定着しません。事前に研修の意義を共有したり、成果目標を設定したりするなど、受講者のモチベーションを高める工夫が欠かせません。
また、研修を受けること自体を評価対象にしたり、学びを実務に活かした成功事例を称賛する仕組みを作ることも有効です。
受講者のモチベーションを高めるためのチェクリストは以下になります。
□ 「なぜこの研修を行うのか」をメンバーに説明したか
□ 各受講者に「期待する成果・活用予定」を事前に記入させたか
□ 座学だけでなく、ロールプレイやワークショップ形式を取り入れているか
□ 講師と双方向のやり取りができる構成になっているか
「気づき」だけで終わらせず、「行動につながる学び」に変えるには、体験型の研修設計と事前の腹落ち支援がカギです。
3. 研修後のフォローアップを軽視している
営業研修は「受けたら終わり」ではありません。研修で得た知識やスキルを、実際の営業活動にどう落とし込むかが本当の勝負です。フォロー面談やロールプレイの実施、OJTとの連動など、研修後のサポート体制を設けていないと、せっかくの学びもすぐに薄れてしまいます。
研修後に現場でどう実践するかを設計し、継続的なサポート体制を組み込むことが成果につながります。
研修後に行うことのチェックリストは以下になります。
□ 研修1週間以内に「学びの実践レポート」を提出させたか
□ 現場のマネージャーが1on1などで研修内容の実践状況を確認しているか
□ 研修1ヶ月後にフォローアップ(振り返り・ロープレなど)を実施しているか
□ 習得スキルを評価制度やインセンティブと連動させているか
フォローがなければ、研修の効果は一過性に終わるため、現場と人事・講師が連携した「仕組み化された定着支援」が不可欠です。
まとめ
営業力の強化は、単なるスキル習得ではなく、組織としての成長戦略の一環です。営業研修会社は、外部の視点から課題を見つけ出し、具体的な手法で解決へ導く強力なパートナーとなります。
ますは、以下のような視点で自社に適したタイプを選ぶことで、自社の営業力を一段階引き上げることが可能です。
- 実践型コンサルティングタイプ
- 研修プログラム特化型
- 業界特化型
その中でもさらに以下の比較ポイントで絞り込みましょう。
- 講師の質と実績
- 研修の実施形式と対応範囲
- カスタマイズの柔軟性
- 受講者の反応や評価制度の有無
営業研修の導入を検討している方は、まず自社の営業課題を明確にし、それに応じた研修会社を比較検討してみてください。
この記事が営業研修会社選びの一助になれば幸いです。

b-pos編集部
代行・外注サービスの比較サイトb-pos(ビーポス)の編集部。b-posは、BPOサービスの比較検討時に知っておきたい情報や、内製化・成果向上に繋げるノウハウについて解説するメディアです。サービスの掲載企業の方はこちらから(https://b-pos.jp/lp)