インスタグラムのSNSマーケティングとは?成功事例と「始め方」を解説
「インスタグラムにおけるSNSマーケティングは、どのように集客・購買までつながるか知りたい」
「インスタグラムマーケティングの始め方がわからない」
といった疑問は、インスタグラムを活用したSNSマーケティングを検討されている方に起きがちです。
インスタグラムのマーケティング手法は、おもに「アカウント運用」「広告運用」「キャンペーン施策」「インフルエンサー起用」の4つです。手法ごとにコツや効果が異なるため、理解したうえでインスタグラムマーケティングを実践する必要があります。
本記事では「インスタグラムのSNSマーケティングの4つの手法」と「始め方6ステップ」を中心に解説します。
目次
インスタグラム(Instagram)とは
インスタグラム(Instagram)とは、写真や動画の投稿をメインとしたSNSです。2010年にサービスを開始し、国内の月間アクティブユーザー数は3,300万人(2019年3月時点)を突破しました。
ビジュアルが重視されるSNSであり「おしゃれな写真を撮影して投稿する」といった方法で楽しむユーザーが多いです。
企業や著名人がインスタグラムを使ってプロモーションするケースもあり、SNSマーケティングのチャネルとして活用されています。
インスタグラムでのマーケティング手法
インスタグラムでのマーケティング手法は、おもに次の4つがあります。
手法ごとに解説します。
アカウント運用
アカウント運用では、コンテンツを投稿してファンを獲得する手法です。具体的には、フィード投稿やストーリーズ投稿、リールなどの機能を活用してコンテンツを更新します。
単純にコンテンツを更新するのではなく、ユーザーにとって有益な情報を発信することで、ユーザーのファン化につながります。
広告運用
広告運用は、プロモーション広告を活用して集客する手法です。ストーリーズやフィード、リール、発見タブ、ショップといった場所に配信できます。
インスタグラムの「画像・動画で視覚的に訴求できる」「若年層にアプローチできる」といった名リットを活かすことで、商品・サービスの宣伝効果が高まります。
キャンペーン施策
キャンペーン施策では、インスタグラム上で商品・サービスに関連するキャンペーンを実施し、購買につなげる手法です。インスタグラムで実施するキャンペーンは「現金や金券を景品としない」をはじめとしたルールが定められています。
ルールを破った場合「コンテンツの削除」や「アカウントの停止」といったペナルティーが課せられる可能性があるため、インスタグラムの「プロモーションガイドライン」を確認したうえで実施しましょう。
インフルエンサー起用
インフルエンサーの起用は、インスタグラムで多くのユーザーにフォローされているインフルエンサーに商品・サービスを紹介してもらう手法です。
この手法は、インフルエンサーの選び方によって成果が左右されます。フォロワー数が多いだけでなく「どのようなユーザーにフォローされていて、なにに関心をもっているか」「自社商品・サービスと親和性があるか」などを意識して選ぶ必要があります。
最適なインフルエンサーを選ぶことで、大きな宣伝効果につながります。
インスタグラムマーケティングのメリット
インスタグラムマーケティングには、次の3つのメリットがあります。
- 商品・サービスを視覚的に伝えられる
- 認知のみではなく購買につなげられる
- 様々なアプローチ方法がある
それぞれ解説します。
商品・サービスを視覚的に伝えられる
インスタグラムは画像や動画がメインのSNSのため、商品・サービスを視覚的に伝えられます。
たとえば、アパレルや化粧品など「見た目が売り」「カラーバリエーションが豊富」といった商品を扱う企業の場合、見せ方を工夫してプロモーションすることで魅力が伝わりやすくなります。
自社の顧客だけでなく、認知していなかったユーザーにも興味をもってもらえる可能性が高まります。
認知のみではなく購買につなげられる
インスタグラムマーケティングでは、認知だけでなく購買までつなげられます。
たとえばECサイトを運営する企業の場合、商品の画像にショッピングタグをつけることで、購入ページに遷移させることができます。また店舗を運営する場合、商品やサービス、店舗が魅力的に映るように工夫することで、来店を促すことも可能です。
ECサイトだけでなく、実店舗への来店につなげられるのもインスタグラムマーケティングのメリットです。
様々なアプローチ方法がある
インスタグラムには多様な機能があるため「おもにフィード投稿を見る」「リール投稿を流し見する」といった、さまざまな使い方をするユーザーにアプローチできます。
インスタグラムのおもな機能は、以下の表のとおりです。
機能 | 特徴 |
---|---|
フィード | ・自分の投稿、フォローしているアカウントの投稿、広告が表示される ・閲覧、いいね、コメントができる |
ストーリー | ・短い動画・画像をフルスクリーンでスライドショーのように投稿可能 ・24時間経過すると自動的に削除される ・フィルターやスタンプが使える |
ハイライト | ・ストーリーで投稿したコンテンツをプロフィールに残せる ・時間制限なくストーリーの公開が可能 |
ライブ配信 | ・インスタグラム内でライブ配信できる ・コメント機能あり |
IGTV | ・最長60分の動画が投稿できる |
リール | ・最大90秒のショート動画を投稿・視聴できる機能 ・音楽やエフェクトが使用可能 |
ショップ | ・Instagram上に開設できるオンラインショップ ・ビジネスアカウントで商品の販売が可能 |
ガイド | ・インスタグラム内の情報をまとめたページが作成できる ・情報をまとめて紹介することも可能 |
たとえば「ブランドイメージに合わないコンテンツを限定的に投稿したい」といった場合、ストーリーを活用することで24時間たつと自動的に削除されます。
このように、アプローチしたいターゲットや場面、目的に応じて、インスタグラムの機能は使い分けられます。それぞれの特徴を理解して、インスタグラムマーケティングに活かしましょう。
インスタグラムでマーケティングを行う上での注意点
インスタグラムでマーケティングをおこなう場合、次の2点に注意しましょう。
- 基本的に拡散性はない
- BtoB商材は向いていない
それぞれ解説します。
基本的に拡散性はない
インスタグラムは「拡散機能がない」「フォロワーのタイムラインにしか表示されない」といった理由により、基本的に拡散するのが難しいです。
インスタグラム同様、ユーザー数が多いSNSであるX(Twitter)には「リツイート」や「シェア」といった機能があります。そのためコンテンツによっては「バズる」と呼ばれる爆発的な拡散が期待できます。
一方インスタグラムには、X(Twitter)にあるような機能はありません。投稿に対するラベル付けのように活用する「ハッシュタグ」をつけた場合でも、ほかの投稿に埋もれて閲覧されない可能性があります。
ただし、インスタグラムのアルゴリズムに「コンテンツ内容の質が高い」と判断された場合、多くのユーザーに届けられる仕組みとなっています。これには「フォロワーからの一定数のエンゲージメントの獲得」が必要になるため、拡散を狙う場合は反応されるコンテンツ作りが重要となります。
BtoB商材は向いていない
インスタグラムのユーザー層は、若年層や女性がメインです。そのためインスタグラムでは、BtoB向けの商材はターゲットに届けにくい傾向があります。
また「多くの説明が必要」「写真・動画では魅力が伝わりにくい」といった商材は、インスタグラムでは成果が上がりづらいです。
自社のビジネス形態や商材に応じて、インスタグラムマーケティングを実施するかを検討する必要があります。
インスタグラムと他のSNSマーケティングとの違い
インスタグラムのほかにも「Twitter(X)」や「TikTok」「YouTube」といったSNSがあります。それぞれ利用するユーザー層や特徴が異なるため、自社の商材に応じて選ぶ必要があります。
ここでは、インスタグラムマーケティングとほかのSNSマーケティングとの違いを同項目で比較していきます。
Twitter(X)との違い
Twitter(X)とインスタグラムはマーケティングにおいて、以下のような違いがあります。
項目 | Twitter(X) | |
---|---|---|
ユーザー数 | 4,500万人(2017年10月時点) | 3,300万人(2019年3月時点) |
メインユーザー層 | 10~20代の男女 | 10~20代の女性 |
メリット | ・拡散性とリアルタイム性が高い ・ユーザーと交流しやすい | ・画像や動画を活用してアプローチできる ・トレンドがキャッチしやすい |
デメリット | ・匿名で利用できるため炎上しやすい ・誤投稿のリスクがある | ・拡散性が低い ・画像や動画を使用するため運用コストがかかる |
※1:Twitter Japan 公式ツイッター
※2:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて
Twitterは「リアルタイムな情報発信」や「ユーザーとのコミュニケーション」に適しています。特に新製品の告知や拡散を目的としたキャンペーンに向いていますが、匿名利用のため炎上リスクもあります。ユーザーの男女差が少なく、10~20代の男女をターゲットとしたマーケティングに適しています。
一方、Instagramは画像・動画で訴求できるため「商品のビジュアルアピール」に適しています。加えて、トレンドのハッシュタグをユーザーが利用するため、トレンドがキャッチしやすいです。10~20代の女性をターゲットとしたマーケティングに適している一方で、拡散性は低めです。
「リアルタイムな情報発信や拡散を目的としたキャンペーン」や「ユーザーとのコミュニケーション」を目的とする場合は、Twitter(X)の利用が適しています。
TikTokとの違い
TikTokとインスタグラムはマーケティングにおいて、以下のような違いがあります。
項目 | TikTok | |
---|---|---|
ユーザー数 | 1,700万人(2021年8月時点) | 3,300万人(2019年3月時点) |
メインユーザー層 | 10代の女性 | 10~20代の女性 |
メリット | ・短い動画でアプローチできる ・フォロワーが少なくても拡散されやすい | ・画像や動画を活用してアプローチできる ・入力できるテキストは2,200文字まで |
デメリット | ・30代以上の利用率が低い ・入力できるテキストは150文字が上限 | ・拡散性が低い ・画像や動画を使用するため運用コストがかかる |
※1:「2021年に活用を始めないと乗り遅れる」電通天野氏に聞くTikTok活用の今 (1/3):MarkeZine(マーケジン)
※2:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて
TikTokはショート動画が主流であり、10代の女性をターゲットとした訴求やエンターテインメント性の高いコンテンツに適しています。拡散性が高いため「バズり」を狙ったユーザー参加型のキャンペーンにも向いています。ただし、30代以上の利用率は低く、テキスト入力の制約は150文字と少ないです。
一方インスタグラムは、10~20代の女性を中心としたマーケティングに適しています。画像や動画だけでなく、テキストも2,200文字まで入力できます。ただし拡散性は低く、高品質なコンテンツ制作にはコストがかかる可能性があります。
いずれも視覚的に訴えるコンテンツですが、TikTokはエンターテインメント性と拡散性を活かした若年層への訴求に向いています。
YouTubeとの違い
YouTubeとインスタグラムはマーケティングにおいて、以下のような違いがあります。
項目 | YouTube | |
---|---|---|
ユーザー数 | 7,000万人(2022年10月時点) | 3,300万人(2019年3月時点) |
メインユーザー層 | 10代~30代の男女 | 10~20代の女性 |
メリット | ・幅広い年代に利用されている ・長尺の動画が投稿できる | ・画像や動画を活用してアプローチできる ・さまざまな機能が活用できる |
デメリット | ・コンテンツは動画のみ ・一定の動画クオリティが必要 | ・拡散性が低い ・60代以上へのリーチが難しい |
※1:YouTube が人気な理由とは – Think with Google
※2:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて
YouTubeは、10代から30代の男女をはじめとした幅広いユーザーにアプローチ可能です。動画中心のSNSのため、長尺動画も再生されやすいです。ただし、高品質な動画制作にはコストや時間がかかる点に注意が必要です。
一方インスタグラムは、動画だけでなく画像も活用できます。「フィード」や「ストーリー」といった機能が豊富で、さまざまなアプローチ方法から選べます。10~20代の女性にアプローチしやすいですが、60代以上の利用率が低いためリーチしにくいです。
YouTubeは、長尺の動画で「ブランドのストーリーを伝える」「自社ならではの有益情報の発信」といった方法で活用できるため、ブランディングに向いています。
インスタグラムでのSNSマーケティングに向いている企業
令和3年に総務省が実施した調査によると、インスタグラムの年代別の利用率は20代が78.6%と最も多く、次いで10代が72.3%、30代が57.1%となっています。
また2019年6月にインスタグラムが発表したデータによると、日本におけるユーザーは男性が43%、女性が57%となっています。ビジネス目的ではなく、プライベートで利用されているSNSです。
そのため、インスタグラムを活用したSNSマーケティングに最も向いているのは「BtoC向けの商材」です。具体的には、アパレルやコスメ、フィットネス、美容関連といったものです。
若年層の女性をターゲットとしたフォトジェニックな商材を扱うBtoC企業が、インスタグラムでのSNSマーケティングに向いているといえるでしょう。
参考:総務省情報通信政策研究所|令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
参考:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破|Metaについて
インスタグラムマーケティングを成功させている企業事例
ここでは、インスタグラムマーケティングを成功させている企業事例を手法別にご紹介します。
【アカウント運用】Lips
「LIPS」は、女性向けにコスメ情報を中心に発信するアカウントです。2023年10月現在、フォロワーは88.7万人となっています。
インスタグラムの機能である「ハイライト」を活用し、24時間で削除される「ストーリー」のコンテンツを制限なくユーザーに提供しています。特に「新作コスメ情報」や「キャンペーン情報」の掲載に役立てています。
また、コンテンツのデザインも工夫しています。独自のデザインで展開しており、ユーザーの目を引くデザインであり、多くのエンゲージメント獲得につながっています。
このように、インスタグラムの機能を最大限活用することで「アカウント運用」の成功につながります。
【広告運用】花王
「花王」は、ヘルス&ビューティケアをはじめとした、さまざまな商品を展開しています。Instagram広告を活用することで、ブランド認知を10ポイント上昇、購入意向を3ポイント上昇、店頭金額シェアを150%増加といった効果を上げました。
具体的には、クレンズケアシャンプー「PYUAN(ピュアン)」のプロモーションのためにInstagram広告を活用しています。
メインターゲットである「20代の女性」は注視時間が短いという調査結果をもとに、カルーセル動画広告やストーリーズ広告を活用して情報を端的に伝えました。また、「赤毛のピュアン」という架空キャラクターの生活を通じて、商品の魅力や生活に取り入れるイメージを伝えています。
このように、適切なターゲティングと工夫を凝らした広告制作により「広告運用」の成功につながります。
【キャンペーン施策】プレミアムアウトレット
アウトレット専門のショッピングモールである「プレミアム・アウトレット」は、2023年10月時点のフォロワー数は1万人となっています。
インスタグラムを活用したキャンペーン施策の一環で、ディズニーキャラクターたちが彩るイルミネーションとともに写真を撮り、ハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿するという企画を実施しました。
SNSをきっかけにユーザーの来店を促進し、購買意欲を高める施策となっています。またキャンペーンで拡散されている画像をほかのユーザーが見ることで、新規顧客の来店も促すことが可能です。
このように、ユーザーの参加意欲を高めるキャンペーンを企画することで「キャンペーン施策」の成功につながります。
【インフルエンサー起用】株式会社ペティオ
ペット関連の商品を生産販売している「株式会社ペティオ」は自社ブランド「キャラペティ」の商品紹介を目的として、Instagramの人気インフルエンサー「ゆう」さんを起用しました。
このキャンペーンでは服を着た愛犬を撮影し、最後にはショート動画も掲載されました。この投稿は大きな反響を生み出し、1万5,000を超える「いいね!」と260にも及ぶコメントが寄せられました。このキャンペーンは「愛犬とセーラームーンの服」というギャップを利用して、商品の認知拡大や販売促進に成功しました。
このように、自社商品と親和性があるインフルエンサーに依頼することで「インフルエンサー起用」の成功につながります。
インスタマーケティングの始め方
インスタグラムマーケティングにおける「アカウント運用」は、以下の6ステップでスタートできます。
- 目的を明確にする
- ターゲットを決める
- 期待するアクションを明確にする
- ベンチマークを探す
- 発信するコンテンツを定める
- 他の手法を検討する
ステップごとに解説します。
1. 目的を明確にする
最初に、インスタグラムマーケティングをおこなう目的を明確にしましょう。
インスタグラムマーケティングでは「顧客獲得」「認知度向上」「好感度向上」といった目的が達成できます。目的に応じて取り組む内容が変わるため、最初に目的を明確にしておきましょう。
2. ターゲットを決める
次に、インスタグラムマーケティングを実施するうえでのターゲットを決めます。
たとえば10~20代の女性向けの化粧品を扱う企業の場合、若年層の女性をターゲットとします。ターゲットを決めることで「発信するコンテンツの制作」などに役立ちます。
3. 期待するアクションを明確にする
次に、ターゲットに期待するアクションを明確にします。具体的には「投稿を見たあとに、ターゲットになにをしてもらいたいか」を考えましょう。
期待するアクションは、ステップ1の「目的」に応じて変わります。たとえば「顧客獲得」を目的とする場合「商品の購買」がターゲットにしてほしいアクションとなります。また「認知度向上」であれば「会員登録」などがあり「好意度向上」であれば「フォロー」となります。
自社がインスタグラムマーケティングを実施する目的に応じて「ターゲットに期待するアクション」を明確にしましょう。
4. ベンチマークを探す
次に「インスタグラムマーケティングに成功している企業」や「競合他社」からベンチマークを探しましょう。
ベンチマークにできるアカウントを判断するには、投稿したコンテンツが「ユーザーから多く反応されているか」「フォロワー数は多いか」といった点を確認しましょう。
ベンチマークとするアカウントが決まったら「どのようなコンテンツを発信しているか」「どのようなルールで運用しているか」などをチェックします。
ベンチマークのアカウントが「どのようにインスタグラムマーケティングを実施し、成果が上がっているか」を学び、自社アカウントの運営・コンテンツ作りに役立てましょう。
5. 発信するコンテンツを定める
ステップ3の「ターゲットに期待するアクション」と、ステップ4の「ベンチマークのアカウント」を踏まえて、コンテンツで発信するテーマを決めましょう。
たとえば、若年層の女性をターゲットに「化粧品を購入してほしい」とします。そして、ベンチマークのアカウントでは「アイテムのおすすめの使い方」や「アイテムを使ったメイクの様子」といった有益な情報を動画を活用して紹介しているとします。
この場合、ベンチマークのアカウントのコンテンツ内容を参考にしつつ、インスタグラムの「ショッピング機能」を取り入れて「購入までの導線を作る」といった方法があります。
またコンテンツ内容だけでなく「利用するフォーマット」や「投稿のルール」も決めます。たとえば「画像×4枚とストーリー(フォーマット)を毎日更新する」といった運用方法です。
6. 他の手法を検討する
最後に、ターゲットに期待するアクションに対して「アカウント運用以外にできる手法はないか」を検討します。
先述したとおり、インスタグラムマーケティングには「広告運用」「キャンペーン施策」「インフルエンサー起用」といった手法もあります。それぞれ効果が異なるため、自社の目的に応じて活用しましょう。
まとめ
インスタグラムにおけるSNSマーケティングは「BtoC向けの商材を扱う企業」が最も向いています。インスタグラムマーケティングを始めるには、実施する目的やターゲット、期待するアクションを決めたうえでベンチマークを探すことで、コンテンツ制作に役立ちます。
本記事で紹介したインスタグラムマーケティングの始め方を参考に、自社の目的達成にSNSマーケティングを活用しましょう。
b-pos編集部
代行・外注サービスの比較サイトb-pos(ビーポス)の編集部。b-posは、BPOサービスの比較検討時に知っておきたい情報やサービスの選び方について解説するメディアです。サービスの掲載企業の方はこちらから(https://b-pos.jp/)