アプリ開発の費用相場を解説!内訳から費用を抑える4つのコツをご紹介。
「自社が開発したいアプリが、どの程度の費用で開発できるかわからない」
「アプリ開発を外注したいが、費用相場がわからず外注先選びに悩んでいる」
アプリ開発を検討している方のなかには、上記のような悩みがある方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、アプリ開発費用の費用相場をアプリのジャンル・種類・開発方法・機能別に解説します。費用内訳やシミュレーション方法なども解説しているため、アプリ開発にかかる費用を知りたい方はぜひご覧ください。
目次
アプリ開発費用の内訳
アプリ開発費用の内訳は「人件費」と「諸経費」で、なかでも人件費が8割を占めています。
アプリ開発における人件費・諸経費の費用相場や計算方法などを解説します。
人件費
人件費は、アプリ開発に関わるシステムエンジニア・プログラマー・デザイナーなどの技術者にかかる費用で、アプリ開発に必要な技術者の数×人月単価×開発期間で算出できます。なお、人月単価は技術者1人が1か月作業した場合にかかる費用を指します。
以下の条件で、アプリ開発にかかる人件費を計算してみましょう。
- 6人の技術者が必要
- 全員の人月単価が80万円
- アプリ開発に3か月かかる
この場合、計算式は6人×80万円×3か月のため、1つのアプリ開発にかかる人件費は1,440万円となります。この人件費に諸経費を足した金額がアプリ開発費用の合計額となります。
また、アプリ開発の人件費は技術者の職種やスキルに応じて人月単価が変動するのも特徴です。アプリ開発に関わる職種・スキルごとの人月単価の相場は、以下のとおりです。
職種 | 人月単価 |
---|---|
プロジェクトマネージャー | 120万円~250万円 |
システムエンジニア(初級) | 60万円~100万円 |
システムエンジニア(中級) | 80万円~120万円 |
システムエンジニア(上級) | 120万円~180万円 |
プログラマー | 50万円~100万円 |
デザイナー(初級) | 60万円~80万円 |
デザイナー(中級) | 80万円~100万円 |
デザイナー(上級) | 100万円~ |
テスター | 30万円~45万円 |
なお、アプリの対応OSや搭載機能数が増えるほど、必要な技術者の数・開発期間なども増加する傾向があります。たとえば、開発内容やデザインがシンプルなアプリであれば1か月程度で開発できるケースがある一方で、多くの機能が搭載されている複雑なアプリの場合は開発期間が数か月~数年かかるケースも。
特にアプリにクーポン機能やプッシュ通知機能を搭載する場合、機能要件の取りまとめ・UI動作の作りこみ・管理画面の構築などが必要なことから、大規模な開発となります。そのため、開発期間は10か月以上かかる傾向があり、長期化するにつれて開発費用も高額になります。
諸経費
アプリ開発にかかる諸経費には、ドメイン管理費、SSL証明書費、アプリ配布用のアカウント登録費、ストア登録費、セキュリティなどが含まれます。
それぞれの費用相場は以下のとおりです。
費用項目 | 費用相場 |
---|---|
ドメイン管理費 | 350円~3,000円程度 |
SSL証明書費 | 50,000円~100,000円 / 年 |
アプリ配布用のアカウント登録費 | 3,000円~12,000円程度 |
ストア登録費 | 20,000円程度 |
セキュリティ | 20,000円~100,000円 / 月 |
なお、ドメインの更新には1年ごとに費用が発生し、2,000円~4,000円程度かかります。別の管理会社に移す際にはドメインの移管費用が1,000円~5,000円程度かかる点も認識しておきましょう。
アプリ開発の費用相場
アプリの費用は、開発するアプリのジャンル・種類・開発方法・機能によっても異なります。それぞれの費用相場を解説します。
ジャンル別
ソフトウェア企業「SPDLOAD」が公表したデータによると、アプリのジャンルごとの開発費用の相場は以下のとおりです。
アプリのジャンル | 費用相場 | 工数 |
---|---|---|
ヘルスケアアプリ | 約840万円~約4,590万円 | 1,200時間 |
ビジネスアプリ | 約770万円~約3,060万円 | 1,200時間 |
マッチングアプリ | 約770万円~約5,360万円 | 1,400時間 |
ゲームアプリ | 約920万円~約3,830万円 | 1,600時間 |
ECアプリ | 約920万円~約3,830万円 | 1,600時間 |
タクシーアプリ | 約770万円~約6,120万円 | 1,600時間 |
同じジャンルのアプリであっても、搭載する機能の種類や数・想定ユーザー数・必要なセキュリティレベルによって開発費用は変動します。
たとえば、個人間の取引や出会いのプラットフォームとなるマッチングアプリの場合、販売者側・購入者側や男性側・女性側とで機能が異なります。特にフリマアプリでは、購入機能や配送先設定などの実装が必要なうえ、取引において購入がキャンセルされた場合や複数ユーザーから購入された場合の処理など考慮することが多いため、マッチングアプリのなかでも費用相場が高い傾向があります。
種類別
アプリは大きく分けて、ネイティブアプリ・ハイブリッドアプリ・Webアプリの3種類に分けられます。種類によって以下のように費用相場が異なります。
種類 | 費用相場 | 概要 |
---|---|---|
ネイティブアプリ | 数百万円~数千万円 | ・モバイルOSで動作するアプリ ・デバイス固有の機能を活用できる ・OSごとに開発が必要 |
ハイブリッドアプリ | 数百万円 | ・WebView上で動作するアプリ ・OSに関係なく動作する ・ネイティブアプリほどパフォーマンスが高くない |
Webアプリ | 数十万円~数百万円 | ・Webブラウザで動作するアプリ ・比較的低コストで開発できる ・アプリストアに掲載されずユーザー獲得しにくい |
なかでもネイティブアプリは、開発環境や言語が異なるiOSとAndroidの両方に対応させる必要があるため、開発費用が高額になる傾向があります。一方でWebアプリは、Webブラウザで動作するためOSに依存しません。2種類のOSに対応させる工程が不要なため、比較的安価に開発できます。
開発方法別
アプリ開発にかかる費用は開発方法によっても異なり、フルスクラッチ型開発・パッケージ型開発・クラウド型開発に分けられます。
各手法の特徴と費用相場は以下のとおりです。
開発方法 | 特徴 | 費用相場 |
---|---|---|
フルスクラッチ型 | ・ゼロからアプリを開発 ・開発の自由度が高い ・開発費用だけでなくメンテナンス費用も高い | 数百万円~数千万円 |
パッケージ型 | ・既存システムを導入して部分的にカスタマイズ ・比較的開発スピードが早い ・フルスクラッチと比べると開発の自由度が低い | 数十万円~数百万円 |
クラウド型 | ・既存システムを利用して開発 ・インフラコストが抑えられる ・クラウド依存のため外部要因に左右される | 数万円~数百万 |
最も費用相場が高いフルスクラッチ型は、ゼロからアプリを開発するためカスタマイズの自由度が高いのが特徴です。開発後の機能追加や改善などにも柔軟に対応でき、競合アプリとの差別化もしやすい開発方法です。しかし、開発費用も高額になりやすく、開発期間も長期化しやすい点がデメリットといえます。
一方パッケージ型とクラウド型は、フルスクラッチ型と比べると開発の自由度は低いものの、費用を抑えられるうえ比較的短期間で開発可能です。そのため、費用・時間がかかっても独自性の高いアプリを開発したい場合は「フルスクラッチ型」を、費用を抑えてスピーディーに開発したい場合は「パッケージ型」や「クラウド型」といった視点で選びましょう。
機能別
アプリに機能を搭載する場合は追加費用もかかるケースもあります。機能別の費用相場は以下のとおりです。
機能 | 費用相場 |
---|---|
プッシュ通知機能 | 10万円~100万円程度 |
会員データ管理機能 | 50万円~100万円程度 |
決済システム | 30万円~80万円程度 |
ログイン機能 | 20万円~50万円程度 |
チャット・メッセージ機能 | 20~40万円程度 |
なかでもプッシュ通知機能は、どのようなユーザーにどのような条件で通知を送るかによって開発費用が変動します。プッシュ通知を送る条件が複雑な場合や決まった時刻に自動的に通知を送る場合などは、開発費用が高額になる傾向があります。
アプリ開発後には運用費用もかかる
アプリは開発費用だけでなく、運用・保守のためのランニングコストもかかることを認識しておきましょう。具体的には、以下のような項目に費用がかかります。
- サーバー保守:アプリを稼働させるためのサーバー費用やメンテナンスのための費用
- OSアップデート対応:iOS・Androidの定期的なアップデートへの対応にかかる費用
- 不具合修正:アプリにバグや不具合などが見つかった場合の修正にかかる費用
上記は、開発費用に含まれていないため注意が必要です。アプリの運用・保守を開発会社に依頼する場合は開発費用の15%程度が目安で、たとえばアプリの開発費用が60万円の場合は9万円程度となります。ただし、費用内で対応してもらえる修正やバグ、アップデート対応は開発会社によって異なるため、依頼前に確認しておくことが大切です。
アプリ開発費用をシミュレーションする方法
アプリ開発の費用目安を把握する方法の1つに、アプリ開発会社が提供しているオンラインシュミレーターを利用する方法があります。
代表的なオンラインシュミレーターは以下の2つです。
- クリーク・アンド・リバー社「アプリ開発費見積もりシミュレーター」
- ドコドア社「アプリ開発費見積もりかんたんシミュレーター」
上記のシュミレーターは、アプリに対応させたいOSや搭載したい機能などを選ぶことで、開発費用の概算を簡単に算出できます。
ただし、ツール提供会社の過去の取引金額をもとに算出されるうえ、想定ユーザー数をはじめとする詳細情報は考慮されないため、あくまでも概算の金額です。自社が開発したいアプリの費用を具体的に把握したい場合は、アプリ開発会社から見積もりを取ることをおすすめします。
アプリ開発の外注費用を抑えるポイント
アプリ開発の費用相場は把握できたものの、さらに費用を抑えて開発したいと考えている方もいるのではないでしょうか。ここからは、アプリ開発の外注費用を抑える以下4つのポイントを解説していきます。
- 要件定義を明確にする
- レベニューシェアも含めて検討する
- 補助金を活用する
- Webアプリから開発する
要件定義を明確にする
アプリ開発を外注する際、事前の要件定義が曖昧だとのちのち思わぬ追加コストが発生してしまう可能性があります。開発中に仕様変更や機能追加が多発すれば、当初の見積もりを大幅に上回る可能性も。
開発費用を抑えるには、依頼時点で開発するアプリの完成イメージを具体的に固めておくことが重要です。以下のような項目を事前に明確にしておきましょう。
- アプリに実装したい機能とその優先順位
- 想定ユーザー数
- 希望納期
- 必要なセキュリティ要件
要件定義を明確にしておけば認識の齟齬を防ぐことができ、開発会社側も作業工数の見通しを立てやすくなります。手戻りを減らせるため、余計な開発コストを削減できるでしょう。社内での要件定義の明確化が難しい場合は、作りたいアプリに近い既存アプリを例示することでアプリの完成イメージが伝わりやすくなります。
レベニューシェアも含めて検討する
開発会社が開発費の全額または一部を負担する代わりに、リリース後の売上や利益を分配する「レベニューシェア」もアプリ開発のコストを抑えることが可能です。
レベニューシェアであれば初期の開発コストを大幅に下げられるうえ、開発会社のコミットメントを高められる分、プロジェクトの成功率アップも期待できるでしょう。加えて、事業失敗時のリスクも低減できます。
ただし契約内容によっては、ビジネスの方針変更時に開発会社側の同意が必要である点に注意が必要です。
補助金を活用する
アプリ開発にかかった費用を国・自治体から一部給付してもらえる補助金を活用する方法もあります。具体的には、以下のような補助金を利用できる可能性があります。
- ものづくり補助金
- 事業再構築補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
ただし、1つのアプリにつき1つの補助金しか申し込めないうえ、自社が開発したいアプリに合った補助金を選ばなければ採択される可能性も低くなります。
以下の記事では、補助金申請に関連する業務を代行する「補助金申請代行会社」を紹介しています。採択率・不採択時の対応・対応補助金の種類などの比較ポイントから、自社にマッチした会社を選べる内容のため、補助金を利用したアプリ開発を検討されている方はあわせてご覧ください。
Webアプリから開発する
ネイティブアプリ・ハイブリッドアプリの開発は、Webアプリと比べてコストが高額になる傾向があります。そのため、Webアプリから開発してビジネスが軌道に乗ってきた段階で、ネイティブアプリ・ハイブリッドアプリを開発する方法もあります。初期費用を最小限に抑えながら、段階的にアプリを進化させられるでしょう。
以下の記事でも、アプリ開発の外注費用を抑えるポイントを解説しています。アプリ開発の外注が向いている企業の特徴も紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
アプリ開発の費用例
アプリ開発の費用は、アプリの規模や種類、搭載する機能などによって差が大きいため、金額を明示していない開発会社側も少なくありません。ここでは、アプリ開発にかかる費用を明示している以下の開発会社の情報をもとに、アプリ開発の費用例を紹介します。
- 株式会社Pentagon
- 株式会社Funseek
株式会社Pentagonの場合
デザイン性に優れたアプリ開発を得意としている「株式会社Pentagon」では、月額11万円からフルスクラッチでアプリ開発を請け負っています。費用例として、時間・期間ごとに以下を明示しています。
開発時間・期間 | 費用 |
---|---|
月額40時間の開発サポート | 22.5万円 / 月~ |
月額80時間の開発サポート | 45万円 / 月~ |
10か月の開発 | 90万円 / 月~ |
同社は請け負うアプリ開発は500万円~1,000万円程度が多く、小規模なもので300万円程度、大規模なもので2,000万円程度となっています。また運用保守費は、運用のレベルや保守の内容によって変動しますが、月額10万円~20万円程度です。
参照:株式会社Pentagon「01アプリ開発」
株式会社Funseekの場合
カジュアルゲームから業務アプリまで、幅広いジャンルのアプリ開発に対応している「株式会社Funseek」では、対応OS・開発工数・対応範囲ごとに以下の3つのプランを費用例として明示しています。
プラン | 費用 | 対応範囲 | 対応OS | 開発工数 |
---|---|---|---|---|
気軽に開発プラン | 80万円~ | ・デザインなし | iOS | 15日程度 |
通常開発プラン | 200万円~ | ・企画提案から ・デザインあり | iOS | 40日程度 |
本格開発プラン | 500万円~ | ・競合調査・マーケット調査から提案 ・デザインあり | iOS Android | 90日程度 |
最も安い「気軽に開発プラン」では、イベント用アプリや宣伝用アプリなどの簡易的なアプリ開発に対応。「通常開発プラン」では、カジュアルアプリやサービスアプリなどを企画提案から対応しています。なお、すべてのプランでストア申請の代行可能です。
参照:株式会社Funseek「アプリ開発」
アプリ開発会社おすすめ5選
より正確なアプリ開発費用を知りたい場合は、自社が開発したいアプリの要件定義や開発会社への依頼範囲を明確にしたうえで、複数のアプリ開発会社に見積もりを取ることがおすすめです。
ここからはアプリ開発の外注先を探している方向けに、アプリ開発の外注先を以下5つのタイプごとに1社ずつ紹介します。
- 大規模開発対応型:大規模アプリの開発に強みがあるタイプ
- UI/UXデザイン特化型:優れたユーザー体験の実現に強みがあるタイプ
- スピード開発型(テンプレート):テンプレートを用いて短期間で開発するタイプ
- スピード開発型(アジャイル開発):アジャイル開発で短期間で開発するタイプ
- マーケティング支援型:リリース後のマーケティング支援まで行っているタイプ
なお、以下の記事ではアプリ開発会社をタイプ別に紹介しています。さらに多くの開発会社を比較して自社にマッチした依頼先を選びたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
株式会社マイスター・ギルド(大規模開発型)
株式会社マイスター・ギルドは、大規模アプリの開発に強みのある開発会社です。40名以上の国内エンジニアを擁し、スマートフォンアプリ・Webシステム・AI/ChatGPT・XR開発まで幅広い分野に対応しています。大手企業向けのプロジェクトを多数手がけており、開発コストと納期の厳守で高い評価を得ています。
サービスの立ち上げから運用、グロースまで一貫したサポートを提供できる点も強み。社内にはUI/UXのスペシャリストやデザイナーも在籍しており、直感的な操作性を重視したインターフェース設計が可能です。また、エンタメ・物販・美容などさまざまな業界向けのWebプロモーションにも対応しており、ユーザー目線に立った分かりやすいデザインを提案しています。
株式会社Pentagon(UI/UXデザイン特化型)
株式会社Pentagonは、フルスクラッチでのアプリ開発を月額11万円から提供する開発会社です。同社の強みは、UI/UXデザインへのこだわりにあります。熟練のデザイナーが参画することで、ユーザビリティとデザイン性を両立したアプリを実現。また、クロスプラットフォーム開発フレームワークのFlutterを採用することで、iOS・Android両対応のアプリを効率的に開発できます。これにより開発費用を大幅に抑えることが可能です。
実績として、月間アクティブユーザー10万人規模のアパレルECアプリの保守開発や、ガチャ機能を実装したエンタメアプリの新規開発などを手がけています。審査提出のサポートも行っており、アプリ開発における一貫したサービスを提供しています。
株式会社ebookcloud(スピード型・テンプレート)
株式会社ebookcloudが提供する「マッチングアプリワン」は、独自の開発プラットフォームを活用してスピード開発を実現しているサービスです。1~3か月という短期間での開発が可能で、プログラミング知識がなくてもブログ感覚で直感的にアプリの開発・運用ができます。管理画面も使いやすく設計されており、アプリの運営に専門知識は不要です。
専門チームによる開発からストアへの登録までのワンストップサポートを提供し、デザイン代行サービスも完備。UIに不安がある方でも魅力的なアプリを制作できます。多業種に対応する開発プラットフォームにより、業界特有のニーズに合わせたカスタマイズも可能です。
株式会社Funseek(スピード型・アジャイル開発)
株式会社Funseekは、カジュアルゲームから業務アプリまで幅広いジャンルのアプリ開発に対応する開発会社です。iOS/Androidのネイティブ開発に対応しており、簡易アプリであれば15日程度という短期間での開発が可能。B2CアプリやC2Cアプリの開発実績があり、最新アプリのトレンドを把握することで、質の高い企画提案を行っています。
すべてのプランでアプリストアへの申請代行が可能で、開発後の運用面もサポート。また、さまざまな広告会社との取引実績を活かし、広告会社の選定から紹介までのサポートも提供しています。 企画段階からリリース後の運用まで一貫したサービスを提供する開発会社です。
株式会社アイリッジ(マーケティング支援型)
株式会社アイリッジは、アプリ開発からマーケティング支援まで一貫したソリューションを提供しています。同社のプラットフォーム「APPBOX」は300以上のアプリに導入され、8,906万人以上のユーザーを抱えています。標準機能を搭載したモジュールを組み合わせることで、最短1ヶ月でのアプリ開発を実現。
また、既存アプリへの機能追加や他社システムとの連携など、ビジネスの成長に合わせた拡張が可能です。専門チームによるグロース支援やマーケティング支援を提供しており、アプリの効果を最大化するためのサポート体制も整っています。
アプリ開発費用についてよくある3つの質問
アプリ開発費用についてよくある質問は以下の3つです。
- Q1.AIアプリの開発にかかる費用はいくらですか?
- Q2.アプリ開発を個人(フリーランス)に依頼した場合の費用はいくらですか?
- Q3.アプリを自作して費用を抑えることはできますか?
Q1.AIアプリの開発にかかる費用はいくらですか?
AIアプリの開発コストは、プロジェクトの規模や複雑さによって大きく変動します。希望ごとの費用相場は以下のとおりです。
プロジェクト規模 | 概要 | 費用相場 |
---|---|---|
小規模プロジェクト | 基本的なAI機能を搭載したアプリ | 300万円~500万円程度 |
中規模プロジェクト | AI機能を複数統合したアプリ | 500万円~2000万円程度 |
大規模プロジェクト | 複雑なAIシステムをもつ企業向けのアプリ | 2000万円程度~ |
小規模プロジェクトのアプリは、基本的なチャットボットや簡易的な画像認証機能のあるアプリなどが該当します。また、中規模プロジェクトは予測・分析機能のあるビジネスインテリジェンスツール、大規模プロジェクトは多言語対応の高度な音声認証アプリなどが挙げられます。
上記の費用相場はあくまでも目安であり、機能要件や統合が必要な既存システムの有無、デザインの複雑さなどによっても変動します。
Q2.アプリ開発を個人(フリーランス)に依頼した場合の費用はいくらですか?
個人(フリーランス)のエンジニアにアプリ開発を依頼できるプラットフォームの1つに「クラウドワークス」があります。クラウドワークスでアプリ開発を依頼する場合の平均相場は30万円~・納期約1か月です。
ただし、個人に開発を依頼する場合、開発スキルや経験などの個人差が大きいため、自社が求めるレベルの人材かどうかを慎重に見極める必要があります。
Q3.アプリを自作して費用を抑えることはできますか?
アプリを自作する場合、ノーコードツールやパッケージツールなどを利用して開発するのが一般的です。なかでもノーコードツールは、3万円~10万円程度で利用できるため費用は抑えられるものの、拡張性・パフォーマンスなどは低い点に注意が必要です。そのため、期待通りのアプリが開発できるかどうかを確認したうえで利用を検討しましょう。
まとめ
アプリの開発費用は、アプリのジャンルや種類、開発方法、機能などによって変動します。開発会社が提供しているシュミレーターを活用すればおおまかに把握できる一方で、自社が開発したいアプリの費用を正確に把握することは困難なため、正確性の高い金額を知りたい場合はアプリ開発会社への見積もり依頼がおすすめです。
本記事で紹介した費用相場やおすすめのアプリ開発会社などを参考に、自社が開発したいアプリの見積もりを取ることも検討してみましょう。
本記事が、納得いく費用でアプリを開発できる外注先選びに役立てれば幸いです。
b-pos編集部
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