風評被害対策会社16選を徹底比較！選び方から費用相場まで解説

「SNS上に自社の悪評を書き込まれて拡散されているが、どのように対策すべきかわからない」

「自社の社名で検索するとネガティブなワードが表示されて困っている」

インターネット上の風評被害に悩まれている方のなかには、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、風評被害対策会社16選と選び方を中心に解説します。実際に合った風評被害の事例や対策方法も紹介するため、風評被害にお悩みの方はぜひご覧ください。

風評被害対策とは

風評被害対策とは、企業や個人に対する根拠のない噂や誤った情報の拡散を防ぎ、その影響を最小限に抑えるための取り組みのことです。具体的には、起きてしまった風評被害を最小限に抑える・受けてしまった損害を回復する・風評被害を未然に防ぐなどの対策を指します。

そもそも風評被害とは

そもそも風評被害とは、事実無根のゴシップやデマが拡散されることで、個人や企業に悪影響が及ぶことを指します。風評被害が発生すると、企業は以下のような悪影響を受ける可能性があります。

• 風評を信じた消費者が自社の商品・サービスを避け、売り上げが減少する
• これまで築いてきた自社のブランドイメージ・信頼が失墜し、取引先数が減少する
• 従業員の働くモチベーション・帰属意識などが低下し、離職・求職などにつながる
• 企業の評判悪化により、優秀な人材の採用機会を損失する

このように、風評被害は企業にとって深刻な問題であり、その影響は売上やブランドイメージの低下にとどまらず、従業員の士気や人材採用にも悪影響を及ぼします。したがって、企業は風評被害を未然に防ぐための対策や、発生した場合に被害を最小限に抑えるための対策などを講じることが重要です。

実際にあった風評被害の事例

世界のデジタル化が進むなか、インターネットを通じて有益な情報を素早くキャッチできるようになった一方で、誤情報や悪意のある情報なども広まりやすくなっています。ここでは、実際に発生した風評被害の事例を紹介します。

ネット上のデマ情報から不買運動に至った事例

2021年8月、SNS上で「ワクチン入りトマトが出回る」という虚偽の情報が拡散され、トマトケチャップで有名な大手食品企業や大手スナック菓子メーカーなど、複数の企業が風評被害を受けました。デマ情報には、これらの企業がワクチン入りトマトの開発や流通に関与しているという内容が含まれており、一部の消費者から不買運動を呼びかける動きにまで発展しました。

しかし、名指しされた企業は全てワクチン入りトマトの開発や使用を否定。大手スナック菓子メーカーは、同年に設立を控えていた「一般社団法人Plant Based Lifestyle Lab」のプロジェクト内容が曲解され、情報が誤って拡散された可能性を指摘しています。

デマ情報に名前が挙げられた企業は速やかに公式声明を発表し、メディアにも取り上げられたことでデマは沈静化しました。企業側が常にSNS上の動向を監視し、迅速かつ正確な情報発信によって風評被害を最小限に抑えることの大切さを示す事例です。

従業員がSNSに不適切な動画を配信した事例

2019年2月、某飲食店のアルバイト店員が、ゴミ箱に捨てた魚の切り身をまな板に戻す不適切な動画をTwitter（現X）に投稿し、大きな風評被害が発生しました。動画は瞬く間に拡散し、1万件以上リツイートされたうえ店舗や店員の氏名なども特定され、同社への問い合わせが相次ぎました。

同社は謝罪文を掲載し、切り身は客に提供されず廃棄されたことを説明。しかし、株価の下落や時価総額の損失など甚大な被害を受けた結果、同社は動画配信に関わった従業員らに法的措置を取ることを決断。食品衛生に直結する行為だけに、企業の危機管理と従業員教育の重要性を浮き彫りになった事例です。

風評被害の対策方法

企業が風評被害について対策を講じる場合、以下のフェーズごとに方法を考える必要があります。

1. 未然の防止
2. 被害の最小化
3. 評判の改善

フェーズごとの具体的な対策方法を解説します。

未然の防止

風評被害を未然に防ぐには社内で以下の対策を行い、風評被害の原因を作らない体制を作ることが有効です。

• SNS利用時のルール策定
• SNS教育
• 風評被害発生時のガイドライン策定

SNS利用時のルール策定では、公式・個人アカウントの使用ルール、投稿時の禁止事項などのルールを整備し、従業員に周知徹底します。SNSを通じた「バイトテロ」が起きていることからも、正社員だけでなく、アルバイトなども含めたすべての従業員に周知しましょう。

SNS教育では、ソーシャルメディアポリシーの説明、不適切な投稿の具体例、風評被害が企業に与える影響などを従業員に説明し、情報リテラシーを高めるための教育を実施します。

風評被害発生時のガイドライン策定では、実際に風評被害が起きてしまった場合の対応手順をマニュアル化し、危機管理体制を整備します。具体的には、初動対応の手順、危機管理体制の責任者、公式ホームページ・SNSアカウントにおける声明文発表の担当者・時期などを決めておくと、いざという場面で迅速に対応可能です。

被害の最小化

ネガティブな投稿によって風評被害が広がりつつある場合、以下の対策を通じて拡大を防ぐことが大切です。

• 投稿の監視
• 迅速な事実確認
• 声明文の発表

投稿の監視では、インターネット上における自社に関する情報をモニタリングします。SNS・ニュースサイト・掲示板などのメディアを監視し、自社の評判低下や炎上などにつながる可能性のある書き込みを速やかに把握して対策を講じましょう。

また、ネガティブな投稿の内容に関して、誤情報でないかを確認する必要もあります。投稿内容によっては、経営層の認識と現場の実態が異なるケースもあるため、丁寧に事実確認せずに投稿内容を否定してしまうと、のちに事実であることが判明した場合、さらなる批判を招く恐れがあります。

ネガティブな投稿が誤情報か否かに関わらず、事実確認できたら速やかに声明文を発表します。投稿内容が事実に反する内容であれば、その旨や今後の法的対応指針などを発表します。一方、事実である場合は、再発防止に努める旨や具体的な取り組み方法などを発表しましょう。

評判の改善

風評被害によって企業の評判が落ちてしまった場合、以下の対策を通じて企業イメージの回復を図ります。

• 逆SEO
• 検索サジェスト対策
• 関連ワード対策
• ページの削除

逆SEOは、ネガティブな情報を掲載しているサイトの検索順位を下げる方法です。具体的には、Googleなどの検索エンジンの検索結果画面において、自社サイトの検索順位を高めたり、正確な情報を掲載したぺージを作成・上位表示させたりして、ネガティブぺージが上位に表示されないように対策します。

検索サジェスト対策は、検索エンジンのキーワード入力欄に表示される予測ワードから、ネガティブな表現を減らす方法です。また、関連ワード対策では、検索結果ページに表示される関連ワードから、ネガティブな表現を減らします。

ページの削除は、風評被害の原因となるコンテンツそのものを削除する方法です。悪評やデマを発信しているサイトの問い合わせ窓口へ削除依頼を出しますが、応じてもらえない場合は弁護士へ依頼し、サイト運営者へ削除依頼を代行してもらう方法もあります。

また、投稿内容が虚偽である場合は、名誉毀損罪・信用毀損罪・業務妨害罪などにあたる可能性があります。風評被害による経済的損失が立証できれば、投稿者に損害賠償請求できるケースもあります。

風評被害対策会社の費用相場

先述したように風評被害の対策方法は複数あるものの、企業が社内のみで実践するには多大な時間・リソースが必要になります。また、対応を誤ってしまうと企業の信頼性・ブランドイメージなどが大きく損なわれてしまうため、風評被害対策に精通した専門会社に依頼する選択肢もあります。

風評被害対策会社に対応を依頼する場合、実施する対策方法によって費用が異なります。おもな対策方法ごとの費用相場は以下のとおりです。

対策方法	費用相場
逆SEO対策	50,000円～300,000円 / 月
ページの削除	50,000円～200,000円 / 件
検索サジェスト対策	30,000円～200,000円 / 月
コンサルティング	50,000円～300,000円 / 月
投稿の監視	10,000円～300,000円 / 月
損害賠償請求	交渉の場合：300,000円前後 訴訟を起こす場合：550,000円前後

風評被害対策は大きく分けて、風評被害対策に特化した企業が提供するサービスと弁護士が提供するサービスの2種類あります。

弁護士は、ぺージ削除や損害賠償請求などにも対応できる代わりに、費用も高くなる傾向があります。一方、風評被害対策に特化した企業は、投稿監視サービスや検索サジェスト対策などがセットになったプランを低価格で提供しているケースもあります。

風評被害対策会社の選び方

風評被害対策会社選ぶ際は、サポートしてほしい範囲や被害フェーズに応じて以下4つのタイプから選ぶのがおすすめです。

• 早期発見に強み
• 評判改善に強み
• 法的措置に強み
• 被害予防の体制構築に強み

早期発見に強み

風評被害の早期発見に強みのある風評被害対策会社は、ツール・AIなどを活用したネガティブな投稿の発見から対処までに強みがあるタイプです。風評被害の火種となる投稿をスピーディーに発見できるため、自社の評判低下を早い段階で防ぐことが可能です。

なかには、AIと人による高精度な監視体制を構築している会社や、顧客側でネガティブ情報の検知・記録・通知を確認できるツールの提供からネガティブサイト・キーワード対策サービスまで一貫して提供している会社もあります。リアルタイム性の高いSNSを積極的に活用している企業に、特におすすめのタイプです。

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評判改善に強み

評判改善に強みのある風評被害対策会社は、逆SEO対策や検索サジェスト対策などを通じて、インターネット上での評判改善を支援するタイプです。潜在顧客や取引先がネガティブな情報に接触する可能性を低減でき、ブランドイメージを保護できます。

なかには、ネガティブサイトを検索結果の2ページ目以降に押し下げる逆SEO対策を行っている会社や、Yahoo!のサジェスト対策を最短翌日までに完了できる会社もあります。ネット上にネガティブな情報が拡散されてしまっている企業や、ブランドイメージを積極的に保護していきたい企業などにおすすめです。

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法的措置に強み

法的措置に強みがある風評被害対策会社は、弁護士を通じたメディアへの削除依頼をはじめとする法的措置の支援まで受けられるタイプです。ぺージ削除や投稿者の特定、損害賠償請求などは弁護士でなければ対応できないため、これらの支援を受けたい場合は弁護士が在籍していたり、弁護士法人と提携していたりするこのタイプを利用しましょう。

なかには IT・インターネット法務に専門性を持ち、風評ページの削除・デジタルタトゥーの削除・投稿者の特定など幅広く対応している弁護士法人も存在します。投稿されたネガティブな情報の影響が大きいため評判改善だけでは信頼回復が難しく、法的措置を検討している企業に適しているタイプです。

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被害予防の体制構築に強み

被害予防の体制構築に強みのある風評被害対策会社は、被害発生時の対応だけでなく、被害を予防する組織体制の構築にも対応しているタイプです。事後対策だけでなく、事前対策も含めた包括的なリスク管理ができるのが特徴です。

なかには、企業内にソーシャルリスク対策の専門チームと体制・ルールを構築するためのプログラムを提供している会社や、SNSガイドライン策定サービスを提供している会社もあります。風評被害へのリスク管理機能を高めたい企業におすすめです。

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風評被害対策会社の比較ポイント

先述した風評被害対策会社のなかから、さらに以下4つのポイントで比較して自社のニーズに合った依頼先を選びましょう。

1. 実施可能な対策の種類
2. 対応媒体の種類
3. 対応スピードの速さ
4. アフターサポートの充実度

実施可能な対策の種類

風評被害対策会社によって実施できる対策が異なるため、自社が依頼したい風評被害対策に対応できるかを確認しましょう。たとえば、SNS上の従業員による不適切な投稿の監視から炎上時の対策まで提案してくれる会社がある一方で、どのような情報に困っているかをヒアリングしてから対策する会社もあります。

そもそも、どのような投稿に対して対策すべきか判断できない場合は、監視から対策までワンストップで対応してもらえる会社に対策を依頼しましょう。

対応媒体の種類

インターネット上には検索エンジン・SNS・掲示板・口コミサイトなど多くの媒体が存在していますが、風評被害の原因となる投稿は、いつ・どこに書き込まれるのかが予測できません。そのため、風評被害対策会社を選ぶ際は対応できるメディアやサイトの種類が多いものを選びましょう。

たとえば、飲食店予約サイトに記載されているクチコミを削除したいにもかかわらず、逆SEO・検索サジェストなどに特化している会社を選んでしまうと対応してもらえない可能性もあります。風評被害対策会社が対応できる検索エンジンやサイト、SNSなどを確認し、自社のニーズに合った依頼先を選びましょう。

対応スピードの速さ

インターネット上のネガティブな評判は瞬く間に広がるため、できる限り早い段階で風評被害に対応して被害を最小限に抑える必要があります。そのため、どの程度のスピード感で風評被害を解決してくれるかどうかも確認しましょう。

なかには、相談したその日に対応して最短1日で解決する会社や、リスクのある投稿を検知してから10分以内に報告する会社も存在します。特にSNS上での風評被害拡大を防ぐには、企業側の迅速な初期対応も求められるため、迅速に対応してもらえる風評被害対策会社を選びましょう。

アフターサポートの充実度

風評被害は1度の対策で完全に解決することは難しく、長期的な視点での取り組みが必要です。そのため、アフターサポートが充実している風評対策会社を選ぶことで、新たな風評被害にも継続的に対応できます。

たとえばある会社では、万が一風評被害が再発してしまった場合は追加費用なしで永年対応しています。また、契約期間中にネガティブワードが再表示された場合はすぐに非表示にして対応している会社もあります。特に、インターネット上に繰り返しネガティブな投稿が見られる企業は、アフターサポートの充実度も確認したうえで依頼先を選びましょう。

風評被害対策会社16選一覧比較表

以下は、本記事で紹介する風評被害対策会社の一覧比較表です。

上記で解説した「タイプ」と「比較ポイント」をフィルターで絞ることができますので、各会社の詳細紹介を読む前に、自社に最適な制作会社のあたりをつけてみてください。

【早期発見に強み】のある風評対策会社

早期発見に強みのある風評対策会社は次の4社です。

株式会社エフェクチュアル

株式会社エフェクチュアルは、19,000件以上の対応実績を持つ風評被害対策会社です。検索エンジンの入力補助や関連検索に表示されるネガティブキーワードを非表示化するサービスや、ネガティブサイトを押し下げる逆SEO対策を提供しています。

また、検索エンジン上のネガティブ情報の検知・記録・通知をするツール「WEB RISC CLOUD」を提供しており、顧客自身で検索結果の状況変化を把握できるのも魅力。Google・Yahoo!・SNS・掲示板など、幅広い媒体に対応可能な会社です。

実施可能な対策の種類	〇：逆SEO対策、サジェスト対策、関連ワード対策、投稿の監視（ツールを提供）
対応媒体の種類	Google、Yahoo!、SNS（X、Instagram、Facebook）、掲示板、ニュースサイトなど
対応スピードの速さ	最短1営業日で対策開始
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	要問合せ

AIブランドモニター（株式会社BLITZ Marketing）

株式会社BLITZ Marketingが提供する「AIブランドモニター」は、AIを活用した広範囲な情報収集と早期発見を実現する風評被害対策サービスです。検索エンジン・評価サイト・掲示板・SNSなどから情報を収集し、AIが自動でネガティブな投稿を検知・分析することで、風評被害の拡大を防ぎます。

業界初のChatGPT連携により、SNS投稿のリスクスコア分析やGoogle Maps口コミへの返信文作成をサポート。潜在的な炎上リスクを事前に把握し、適切な対応を取ることができます。AIによる自動化により、低価格でのサービス提供を実現。万が一炎上した場合は、業界10年以上の経験を持つ同社から施策を提案してもらえるのも魅力です。

実施可能な対策の種類	投稿の監視、コンサルティング、GoogleMaps口コミへの返信文作成
対応媒体の種類	〇：Google、Yahoo!、Bing、就職・転職口コミサイト、Yahoo!知恵袋、5ちゃんねる、X（旧Twitter）、YouTubeなど
対応スピードの速さ	AIが365日ネットの評判を監視
アフターサポートの充実度	〇：炎上時には相談受付・施策の提案
料金	要問合せ

SNSリスク即時検知サービス（イー・ガーディアン株式会社）

イー・ガーディアン株式会社が提供する「SNSリスク即時検知サービス」は、AIと月間2,000万件以上の監視実績を持つ人の目による高精度な監視体制で、企業の風評被害を未然に防ぐサービスです。AIシステムと、高度なテキスト読解力を持つオペレーターによる目視チェックを組み合わせることで、言葉のニュアンスも捉えた高精度なリスク投稿の検知を実現しています。

SNSだけでなく、5ちゃんねるなどの掲示板、ブログ、動画サイトなど、さまざまなソーシャルメディアを網羅的に監視。目視により、ツールでは対応できないログインが必要なサイト・SNSにも対応可能です。24時間365日稼働する監視体制により、リスク投稿を検知後10分以内に報告。リスク検知後の対応フローのアドバイスや、情報共有の指針作成支援なども対応しているサービスです。

実施可能な対策の種類	〇：投稿の監視、コンサルティング、SNSリテラシー向上のための教育セミナー実施、被害発生時のガイドライン策定など
対応媒体の種類	〇X（旧Twitter）、Facebook、Instagram、Youtube、5ちゃんねるなどの掲示板、口コミサイト、ブログなど
対応スピードの速さ	〇：リスク投稿検知後10分以内に報告
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	要問合せ

誹謗中傷対策センター（ネクストリンク株式会社）

ネクストリンク株式会社が運営する「誹謗中傷対策センター」は、システムと有人によるダブルチェック体制でインターネット上の情報を監視し、ネガティブな投稿を早期発見する「ブランドチェッカー」と、逆SEOなどを通じてネガティブサイトへ対応する「検索結果最適化サービス」を提供しています。

なかでもブランドチェッカーでは、監視業務だけでなく風評被害発生時・炎上時にはコンサルティングも行っているのが特徴。Google検索結果、Yahoo!検索結果、主要SNSなど、幅広いプラットフォームを監視対象としており、競合調査にも活用できるサービスです。

実施可能な対策の種類	〇：投稿の監視、逆SEO対策、サジェスト対策、関連ワード対策、コンサルティングなど
対応媒体の種類	Google、Yahoo!、X（旧Twitter）、Facebook、Instagram、掲示板、口コミサイトなど
対応スピードの速さ	〇：検索最適化サービスは最短当日中
アフターサポートの充実度	〇：ブランドチェッカーでは風評被害・炎上発生時にはプロが問題解決のアドバイスを行う
料金	55,000円～

【評判改善に強み】のある風評被害対策会社

評判改善に強みのある風評被害対策会社は次の4社です。

株式会社フリースクエア

株式会社フリースクエアは、2011年の創業以来1万件以上の対策実績がある風評被害対策会社です。Yahoo!・Google・Bingといった主要な検索エンジンに対応し、サジェスト候補や関連検索ワード、検索結果の上位表示など、多岐にわたる風評被害対策を提供しています。

Yahoo!のサジェストや関連検索ワードへの対策は最短1日で完了するケースもあり、迅速な対応が強み。成果達成後から費用が発生するプランも用意されており、施策以外に追加料金は発生しないのも特徴です。Yahoo!サジェスト・関連検索ワードでは98～99％、Googleサジェストでは90～95％と、高い非表示成功率を誇っている会社です。

実施可能な対策の種類	逆SEO対策、サジェスト対策、関連ワード対策など
対応媒体の種類	Yahoo!、Google、Bing
対応スピードの速さ	〇：最短1日で解決
アフターサポートの充実度	日々の表示状況を確認できる成果確認ツールを提供
料金	20,000円～

株式会社アテンド

株式会社アテンドは、GoogleとYahoo!両方の検索エンジンにおいて、サジェスト機能や関連検索ワードに表示されるネガティブワードを非表示にする対策を行っています。対策が成功した場合のみ料金が発生する成果報酬制を採用しており、Yahoo!では最短翌日・Googleでは最短1か月でネガティブワードを非表示にすることが可能です。

契約期間中は、ネガティブワードが再表示されないよう、継続的な監視と対策を実施します。特に、Yahoo!の入力補助・関連検索ワードについては、再表示を防ぐための保守に力を入れています。

実施可能な対策の種類	ネガティブワードの監視、サジェスト対策、関連ワード対策
対応媒体の種類	Yahoo!、Google
対応スピードの速さ	Yahoo!は最短翌日・Googleでは最短1か月で非表示
アフターサポートの充実度	〇：契約期間中は監視・施策を継続して実施するため、再表示されたとしてもすぐに非表示にして対応
料金	ワード数や検索ワードによって変動 ※金額は要問合せ

株式会社アクシアカンパニー

株式会社アクシアカンパニーは、逆SEO対策やサジェスト対策などの手法を用いて、インターネット上での評判改善を支援する風評被害対策会社です。特に逆SEO対策では、対策する検索ニーズに応じて自社メディア・他社メディアでコンテンツを制作し、企業の評判回復を図ります。

また、サジェスト対策の料金は1キーワードごとに設定されており、Googleのサジェスト対策は月額5万円から対応。料金体系が明快ため、安心して依頼できるのも魅力です。逆SEO対策やサジェスト対策に加え、SEO対策・MEO対策・ホームページ制作といった複数のサービスを提供している会社です。

実施可能な対策の種類	〇：投稿の監視、逆SEO対策、サジェスト対策、関連ワード対策など
対応媒体の種類	Google、Yahoo!、Bingなど
対応スピードの速さ	Yahoo!サジェスト対策では最短3日
アフターサポートの充実度	〇：逆SEO対策において、成果達成後も順位チェックや記事の更新・メンテナンス作業を行い、成果達成状況を維持するための取り組みを実施
料金	サジェスト対策：1キーワードあたり50,000円～ / 月 逆SEO：50,000円～ / 月

リブランディング株式会社

リブランディング株式会社は、逆SEO対策や検索サジェスト対策、悪評が掲載されたブログサイト・口コミサイトの非表示化など、多様なWeb上のリスク対策を提供する風評被害対策会社です。Google・Yahoo・Bingなどの検索エンジンで表示されるネガティブなキーワードの削除にも対応しています。

東証一部上場企業を含む多くの企業への支援実績があり、他社で成果が出なかった企業への支援も実施。多数のサイトに悪評が広がっている場合に有効な「消し放題プラン」や、一度削除した悪評が再発した場合に永年対応する「再発防止保証オプション」などの独自プランも魅力です。

実施可能な対策の種類	〇：逆SEO、サジェスト対策、関連ワード対策、サイト非表示化など
対応媒体の種類	〇：Google、Yahoo!、Bing、掲示板、口コミサイト、ブログサイト、ニュースサイトなど
対応スピードの速さ	〇：サジェスト対策ではYahoo!・Bingは最短翌日
アフターサポートの充実度	〇：一度削除した悪評が再発した場合、追加費用なしで永年対応するオプションを提供
料金	要問合せ

【法的措置に強み】のある風評被害対策会社

法的措置に強みのある風評被害対策会社は次の4社です。

イースター株式会社

イースター株式会社は、代表取締役は元ITエンジニアでありながら弁護士資格も保有しているため、IT技術と法律の両面から風評被害対策サービスを提供しています。弁護士法人モノリス法律事務所と連携することで、ページ削除依頼などの法的措置を含む、風評被害対策をワンストップで提供。逆SEO対策やサジェスト対策など、IT技術を用いて企業ブランドを風評被害から守るサービスも提供しています。

Googleサジェスト対策、逆SEO対策だけでなく、ネガティブな口コミの削除にも対応。東証プライム上場企業やサービス業など、さまざまな業界の企業への支援実績があります。風評被害の全容把握からページ削除まで幅広く対応している会社です。

実施可能な対策の種類	〇：投稿の監視、逆SEO、サジェスト対策、関連ワード対策、ページ削除など ※ページ削除は提携弁護士・法律事務所による対応
対応媒体の種類	Google・Yahoo!など
対応スピードの速さ	法的措置を含む風評被害対策をワンストップで提供
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	要問合せ

CYBER VALUE（株式会社ロードマップ）

「CYBER VALUE」は、2012年の創業以来、200件以上のSEO対策実績を持つロードマップ社が提供する風評被害対策サービスです。検索エンジンのアルゴリズムやサジェストの仕組みを熟知しており、そのノウハウを活かした逆SEO対策を提供しています。

誹謗中傷などの投稿削除依頼が運営に受理されない場合は、弁護士と連携して法的措置を支援。具体的には、法的な削除要請・投稿者の特定・訴訟なども対応可能です。また、対策内容や進捗状況を明確に開示することで、顧客が安心してサービスを利用できる体制を整えているのも特徴です。風評被害対策だけでなく、脆弱性診断やサイバー攻撃からの復旧などのセキュリティ対策サービスも提供しています。

実施可能な対策の種類	〇：投稿の監視、逆SEO、サジェスト対策、ページ削除、投稿者の特定、損害賠償請求など
対応媒体の種類	〇：Google、Yahoo!、Bing、SNS、掲示板など
対応スピードの速さ	〇：問題のある投稿を発見した際には、電話・メールで緊急連絡を行う
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	要問合せ

弁護士法人 モノリス法律事務所

弁護士法人 モノリス法律事務所は、弁護士を通じたメディアへの削除依頼をはじめとする法的措置で、風評被害対策を支援する法律事務所です。裁判外での送信防止措置請求や、裁判、仮処分といった手続きを用いて、風評ページの削除を求めることが可能です。

Google検索結果・掲示板・口コミサイト・SNSなど、多様なサイトにおける削除実績があり、ブラック企業の評判や商品に関する誹謗中傷など、幅広い削除内容に対応。インターネット上に残ってしまった個人情報や逮捕記事などの「デジタルタトゥー」の削除にも対応しています。被害状況の調査や分析、問題解決のためのプラン作成から対応するため「削除してほしいページのリストを用意する」といった手間をかけずに依頼できるのも魅力です。

実施可能な対策の種類	〇：サジェスト対策、逆SEO、コンサルティング、ページ削除、投稿者特定、損害賠償請求など
対応媒体の種類	〇：Google検索結果、掲示板、動画サイト、口コミサイト、ニュースサイト、SNSなど
対応スピードの速さ	要問合せ
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	リスティング汚染対策：55,000円～ ページ削除：110,000円～

誹謗中傷ドットネット（弁護士法人ATB）

「誹謗中傷ドットネット」は、弁護士法人ATBが運営する風評被害対策サービスです。弁護士が対応するため、削除依頼だけでなく、投稿者の特定・損害賠償請求・刑事告訴といった法的措置も可能です。実際に、学校へのGoogleマップ虚偽口コミ削除、飲食店への爆サイ誹謗中傷削除、X（旧Twitter）なりすましアカウント凍結など、多様な事例に対応してきた実績があります。

土日も対応する迅速な対応で、風評被害の拡大を防いでいるのも特徴。依頼者にとって費用負担が大きくなりすぎないよう、リーズナブルな料金体系を採用しています。投稿者を特定した場合、その投稿者に対して弁護士費用を請求して成功した事例も複数あり、ネット被害者救済を第一としています。

実施可能な対策の種類	サジェスト対策、ページ削除、損害賠償請求など
対応媒体の種類	SNS（Instagram、X（旧Twitter）など）、掲示板、口コミサイト、Google、Yahoo!など
対応スピードの速さ	〇：土日も含めた迅速な対応
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	55,000円～

【被害予防の体制構築に強み】のある風評対策会社

被害予防の体制構築に強みのある風評対策会社は次の4社です。

カイシャの病院（ソルナ株式会社）

ソルナ株式会社は「カイシャの病院」というコンセプトを掲げ、Web・SNSのモニタリングだけでなく、SNSガイドライン策定やネットリテラシー研修など、風評被害予防のための体制構築にも強みがある会社です。

風評被害対策の専門資格である「ブランドドクター®︎」1級の有資格者による支援が受けられるのも特徴。外食チェーン・薬局チェーン・学習塾など、さまざまな業種の企業に対してサービスを提供してきた実績もあります。企業の情報セキュリティ体制強化のためのコンサルティングやSEO対策、業務自動化（RPA・AI）支援など、多方面で企業を支援している会社です。

実施可能な対策の種類	〇：社内向けSNSガイドライン策定、SNS教育の実施、投稿の監視など
対応媒体の種類	要問合せ
対応スピードの速さ	要問合せ
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	要問合せ

シエンプレ株式会社

シエンプレ株式会社は、Web・SNSモニタリング、風評被害対策・誹謗中傷対策、危機管理体制構築支援サービスなど、40以上ものソリューションを提供している風評被害対策会社です。炎上発生前の予防として、企業ごとにオリジナルのSNSガイドライン策定、SNS研修などを提供。風評被害が発生した場合は、ブランディングSEOや誹謗中傷対策などの迅速な沈静化を図るサービスを提供しています。

なかでもWeb・SNSモニタリングサービスにおいては、対策のコンサルティングから保険金の支払いまでワンストップで対応してもらえるのも魅力です。警察庁サイバーパトロール業務を8年間受託した実績や、6,000社以上の企業のデジタルクライシス防止・解決に携わってきた実績も有している風評被害対策会社です。

実施可能な対策の種類	〇：SNS利用のルール策定、SNS教育の実施、投稿の監視、逆SEO、コンサルティングなど
対応媒体の種類	Google、Yahoo!、各種SNS、掲示板、口コミサイトなど
対応スピードの速さ	24時間365日体制でWeb・SNSを監視し、炎上発生をいち早く感知して注意喚起を行う
アフターサポートの充実度	〇：炎上発生時には、対応のコンサルティングから保険金の支払いまで対応する炎上保険あり
料金	要問合せ

株式会社リリーフサイン

株式会社リリーフサインは、風評被害発生時の対応はもちろんのこと、企業向け炎上対策トレーニングやSNS運用ガイドライン作成サービスなどを通して、そもそも炎上を起こさないための体制構築をサポートする風評被害対策会社です。1200社以上の企業のリスク対応実績があり、金融・食品加工・小売・メーカー・医薬品など、幅広い業界の企業の炎上防止に貢献しています。

導入実績1,300社を誇るモニタリングツール「e-mining」と専門スタッフによる24時間365日の監視体制で、ソーシャルリスクを早期に発見。炎上を防ぐための人材育成や体制、対応ルールづくりをサポートするだけでなく、炎上発生時には追加費用なしで炎上分析・アドバイス・レポート作成などのサポートが受けられるのも特徴です。

実施可能な対策の種類	〇：SNS利用のルール策定、SNS教育の実施、被害発生時のガイドライン策定、投稿の監視、逆SEO対策、サジェスト対策、コンサルティングなど
対応媒体の種類	〇：Google、掲示板、SNS（X・Instagram・Facebook）などを含む2,000サイト以上
対応スピードの速さ	〇：リスク監視専門スタッフが24時間365日監視し、火種となる投稿を迅速に発見してメディアへの削除依頼などを実施
アフターサポートの充実度	〇：万が一炎上が発生した場合、追加費用なしで炎上分析・アドバイス・レポート作成・炎上対応費用保証（上限300万円）あり
料金	要問合せ

株式会社エルプランニング

株式会社エルプランニングは、15年以上の風評被害対策の実績と50,000件以上の対策実績を持つ会社です。15年以上WEBマーケティングを支援してきたノウハウと技術を活かし、ネット上の監視や独自の対策「ブランドSEO」などを用いて、企業やサービスの評判を守っています。

また、風評被害を予防する体制構築のために、専門コンサルタントによるオーダーメイド型のSNSリスクリテラシー研修も実施可能。なかでもワークショップ型の研修では現実の炎上事例を追体験できるなど、プロならではの視点でリアルな事例を取り上げています。最小1人から受け付けており、初回打合せから最短2週間で実施してもらえるスピード感も魅力です。

実施可能な対策の種類	SNS教育の実施、投稿の監視、逆SEO対策など
対応媒体の種類	〇：Google、Yahoo!、Bing、掲示板、ブログ、口コミサイト、Ｘ（旧Twitter）、Facebookなど
対応スピードの速さ	〇：風評被害対策において、最短1日で目に見える成果を提供
アフターサポートの充実度	要問合せ
料金	SNSリスクリテラシー研修：100,000円程度～

まとめ

本記事では、風評被害対策会社の選び方や比較ポイントについて解説しました。まずは、以下の項目にて、自社に最適なタイプを選びましょう。

早期発見に強み	ネガティブな投稿の発見から対処までに強みがあるタイプ
評判改善に強み	インターネット上での評判改善を支援するタイプ
法的措置に強み	弁護士による法的措置の支援まで受けられるタイプ
被害予防の体制構築に強み	被害を予防する組織体制の構築にも対応しているタイプ

また、その中でも以下の4つの比較ポイントにて絞り込みます。

1. 実施可能な対策の種類
2. 対応媒体の種類
3. 対応スピードの速さ
4. アフターサポートの充実度

この記事が風評被害対策会社選びの一助になれば幸いです。