採用代行(RPO)の費用相場はいくら?最新の料金表付きで徹底解説!

採用活動を外部に委託できる「採用代行(RPO)」の需要が年々高まっていますが、

「実際どれくらいの費用がかかるの?」
「採用規模や業務範囲でコストはどう変わるの?」

といった悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?

本記事では、

  • 採用代行の料金体系や費用相場
  • 雇用形態や業務範囲による料金の違い
  • 他の採用手法とのコスト比較 など

最新の公開料金表や成功事例も交え、初めての方でも失敗しない採用代行サービスの選び方・費用の目安を分かりやすくご紹介します。

費用を理解すれば、採用代行を利用する上で、適切な予算計画を組めるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

採用代行(RPO)とは?注目される背景

採用代行(RPO: Recruitment Process Outsourcing)は、企業の採用業務の一部または全部を外部の専門会社に委託するサービスのことです。

簡単にいうと、採用業務を自社の代わりにやってくれるサービスですね。

そんな採用代行サービスは、以下の背景から注目を集めています。順番に解説していきます。

  • 人手不足による採用難易度の高まり
  • 採用手法の多様化
  • 採用活動の長期化

人手不足による採用難易度の高まり

近年、多くの企業で「人が集まらない」「採用できない」という人手不足が深刻化しています。

実際、帝国データバンクの人手不足に対する企業の動向調査によると、正社員が人手不足と感じている企業の割合は51.7%にのぼり、特に情報サービス業では7割超と過去最高レベルの人手不足感が続いています。

出展:帝国データバンクの人手不足に対する企業の動向調査(2024年10月)

さらに、株式会社学情の調査(2024年卒)では、新卒採用に「難しい」「やや難しい」と感じている企業が8割超となっており、採用難易度の高まりを感じるのが現状です。

出展:株式会社学情の調査(2024年卒)

このような人手不足や採用難易度の上昇の背景から、採用に関する専門的な知見を持った採用代行サービスを依頼する企業が増えています。

採用手法の多様化

今までは、求人広告や人材紹介が主流とされていましたが、IT化やSNSの普及によって、従来の求人広告や人材紹介だけではカバーしきれない採用手法が増えています。

例えば、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用、SNSや動画を活用した採用などが該当し、チャネルや手法が多様化していることが分かります。

その結果、「どの手法をどう組み合わせれば効果的なのか分からない」「最新の採用トレンドに社内だけではついていけない」と悩む担当者が増えています。

採用代行を利用すれば、専門家が企業の状況に合わせて最適なチャネルや手法を選び、実行までサポートしてくれます。

採用活動の長期化

近年、採用活動が長期化する傾向が高まり、採用担当者の負担が増加しています。

売り手市場、選考辞退・内定辞退の増加などにより、企業はより多くの母集団形成と丁寧なフォローを求められるようになりました。その結果、採用計画の早期化と同時に、採用決定までのプロセスも年々長期化しています。

このように採用活動の長期化は現場のリソース不足や採用コスト増大を招いており、効率的かつ専門的なサポートを受けられる採用代行(RPO)の必要性が高まっています。

採用代行に依頼できる業務内容・対応範囲

実際に採用代行ではどのような業務を依頼できるのか気になりますよね。

採用代行の対応範囲は、企業のニーズや課題に応じて柔軟に設定でき、以下のような業務が含まれます。

業務カテゴリ主な業務内容コア or ノンコア
採用戦略・企画採用要件定義/採用計画立案/プロセス設計 などコア業務
母集団形成(募集)求人媒体選定・運用/ダイレクトリクルーティング などコア業務
応募者対応・選考応募受付・管理/面接日程調整/合否連絡 などノンコア業務
書類選考・面接書類選考/面接官代行 などコア業務
内定者フォロー内定通知/入社手続き/内定者イベント・フォロー などノンコア業務

採用戦略・企画

採用戦略・企画のフェーズでは、採用要件の明確化や採用計画の立案、選考フローの設計など、採用活動の「土台づくり」を委託できます。

戦略や方針が曖昧だと、その後の募集や選考もブレやすく、ミスマッチの原因となります。専門家の視点を入れることで、計画の精度が上げることが可能です。

実績が豊富な業者に相談すれば、客観的な市場データや事例をもとに、自社に合った採用計画を一緒に作れる利点があります。

採用戦略から相談できる業者を選ぶなら、ヒアリング力や課題提案力が高いか、実際にどんな支援実績があるかを事前にチェックしましょう。

母集団形成(募集)

母集団形成では、求人媒体選び・運用、スカウト配信、イベント企画など、多様なチャネルの運用を外部に依頼できます。

どの手法を使えば良いか分からない、この手法を実行するリソースが無い、などの悩みを抱えている場合は特に外部に委託するのが効果的といえます。

例えば、SNS運用やダイレクトリクルーティングに強い業者を選べば、より自社にマッチした人材に効率よくアプローチできるようになります。

各チャネルの実績や、ターゲット属性へのアプローチ方法まで具体的に提案してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

応募者対応・選考

応募受付や日程調整、合否連絡といった事務的な業務を外部に任せることで、採用担当者の負担を大きく減らすことができます。

事務処理が煩雑になると対応漏れが発生しやすく、応募者の印象悪化や機会損失につながります。応募者管理や選考進捗の見える化まで対応できる業者に依頼すれば、タイムリーな対応や情報共有も徹底できます。

業務フローや進捗管理の仕組みがしっかりしていて、対応品質が安定している業者を選ぶと安心です。

書類選考・面接

面接や選考は、求職者と企業のマッチングを確認するために欠かせないプロセスですが、こちらも外部に依頼することが可能です。

ただし、コア業務である面接は、ミスマッチを防ぐために、できる限り自社で対応することをおすすめします。実際、面接自体の代行に対応している企業は比較的少なめで、面接官のトレーニングや、面接結果の評価・フィードバックなどを依頼できることが多いです。

面接の代行を依頼する場合は、業界知識や選考経験が豊富なコンサルタントがいる業者を選ぶと、選考の品質を高めることができるかもしれません。

内定者フォロー

内定通知後のフォローや入社サポートも、採用代行の対応範囲に含まれます。

具体的には、内定者への連絡や、入社前の疑問・懸念への対応、オリエンテーションや研修の準備など、入社までのサポート全般が含まれます。

このフェーズをしっかり対応できると、内定辞退の減少や入社率アップに直結します。内定者への定期フォローや各種手続き案内を一貫して担当できる業者なら、社内担当者の工数も減らせますね。

内定後のフォローや入社前サポートの具体的な内容・範囲まで提案できる業者を比較して選ぶことがポイントです。

採用代行の料金体系と費用相場

採用代行(RPO)の料金体系には、大きく分けて「月額固定型」「成果報酬型」「従量課金型」の3つの種類があります。

このプランのどれかで選ぶこともできますし、対応している企業であれば、各プランを併用して、自社に合った独自の料金体型にすることも可能です。

各料金プラン毎の費用相場と特徴を以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

料金体系費用相場特徴
月額固定型月額 5~70万円
毎月定額
予算管理がしやすい
継続的な採用に◯
従量課金型1件数千円~数万円必要な部分だけ外注
部分的・スポット依頼◯
成果報酬型年収の20~35%/人
採用成功時のみ発生
無駄なコストが出にくい
スポット・少人数採用◯

月額固定型

月額固定型は、事前に定められた料金を毎月支払う料金体系になります。

期間中は採用人数やサポート内容に関係なく金額が一定なので、予算計画が立てやすく、中長期的な採用活動を行いたい企業に向いています。

この金額は、「代行スタッフの稼働時間」や「どんな業務を委託するか」などで決まります。実際に料金を公開さいている企業だと以下のような料金プランがあるので、参考にしてください。(月額費用とは別に初期費用が発生する場合もあります。)

アールナイン 人事ライト稼働時間別の料金体型
30時間 / 月:20万円(税別)
50時間 / 月:40万円(税別)
70時間 / 月:60万円(税別)
ONE 採用代行業務内容別の料金体系
中途採用パッケージ:7万円~ / 月
新卒採用パッケージ:18万円~ / 月

月額で費用が固定されているため、成果を出せれば1人あたりの採用コストは抑えられますが、逆に採用できなかったとしても費用が発生する点に注意が必要です。

従量課金型

従量課金型は、業務ごとや件数ごとに料金が発生する料金体系です。

スカウトメール送信や面接日程調整など、必要な業務だけを柔軟に依頼できます。自社で対応できる部分と外注したい部分を切り分けて使えるため、小規模企業やスポット利用に向いています。

具体的な料金は、業者やサービス内容によって異なりますが、各業務別のおおよその費用相場を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

採用計画の設計5〜10万円 / 回
募集文作成5,000円〜 / 回
求人広告掲載代行10万円 / 月
DM・スカウト配信1,000円 / 回
応募者の対応2万円〜 / 月
面接・選考1万円〜 / 月
内定者のフォロー2万円〜 / 月

ただし、予想外の業務量になってしまうと、料金も大幅に増加してしまいます。そのため、事前に予算を把握しにくい、予想以上の費用が発生するリスクがあります。

成果報酬型

成果報酬型は、実際に採用が決定した場合のみ料金が発生する料金体系です。初期費用を抑えてリスクなくスタートできるため、スポット採用や採用数が少ない場合に最適です。

しかし、完全成果報酬だけの料金プランを採用している採用代行サービスは少なく、「月額固定型」+「成果報酬型」を組み合わせた料金プランが多いです。

もし、初期投資無しの完全成果報酬で採用したい場合は、採用代行ではなく人材紹介サービスを検討したほうがいいかもしれません。

人材紹介サービスは大半が「成功報酬型」の料金体系で、採用に至った場合のみ「想定年収の30%程度」の費用が発生するというものです。

気になる方は、以下に人材紹介会社をタイプ別に紹介してますので、ぜひご覧ください。

採用代行の費用は「雇用形態」で異なる

採用代行の費用は、「雇用形態」によっても異なります。

雇用形態によって採用プロセスや必要なサポートが異なるため、代行業務の範囲や内容が変わります。それに伴って費用も変動するというわけです。

以下に、雇用形態別の費用相場と特徴を表にまとめました。

雇用形態費用相場特徴
新卒採用(正社員)5万~70万円程度説明会運営や内定者フォローなど、
年間を通じた支援が必要になるケースが多い
中途採用(正社員)10万~70万円程度即戦力人材の獲得を目的とし、
スカウト配信や面接代行などが含まれる
パート・アルバイト1万~30万円程度応募者対応や面接設定など、
ノンコア業務の代行が中心となる

採用代行の費用は、雇用形態によっても異なるため、自社の採用計画や予算に合わせて最適なサービスを選択することが重要です。

採用代行の費用は「業務範囲」で異なる

採用代行の費用は、委託する業務範囲によっても大きく変動します。必要な業務のみを選定することで、無駄なコストを抑えることが可能です。

採用業務は、大きく「コア業務」と「ノンコア業務」に分けられます。

コア業務は、採用戦略の立案や面接など、採用成果に直結する業務であり、ノンコア業務は日程調整や応募者対応など、事務的な業務です。委託する範囲が広がるほど、費用も増加します。

以下に、業務範囲別の費用相場を示します。

委託業務範囲月額費用相場主な業務内容
ノンコア業務のみ5~10万円程度応募者対応、日程調整、書類管理など
コア業務を含む一部委託15~30万円程度面接代行、スカウト配信、書類選考など
採用業務全般(コア+ノンコア)30~100万円程度採用戦略立案、求人媒体運用、面接など

自社の採用課題やリソースを把握して、必要な業務のみを委託することで、採用代行の費用を最適化できます。業務範囲を明確にし、複数のサービスを比較検討することが重要です。

採用代行の費用を他の採用手法と比較

採用代行の費用は、「月額固定型」をベースにしていることが多いため、採用活動全体のコスト管理がしやすく、複数人採用や長期的な採用に強いといえます。

しかし、スポット採用の場合は割高になりやすく、成果が発生しなくても、費用が発生するリスクがあるので、自社の状況に合わせて考えてみてください。

以下に各採用手法の料金体系と費用を表にまとめましたので、参考にしてください。

採用手法料金体系料金相場
採用代行(RPO)月額 + 従量 + 成果以下を組み合わせて利用
月額:10~50万円程度
従量:数千円〜数万円(1業務あたり)
成果:1人あたり60〜100万円程度
人材紹介会社成功報酬型理論年収の30〜35%(1名あたり)
※着手金発生の場合も
求人広告掲載課金型20~50万円程度 / 月
※媒体や掲載プランによって変動
ダイレクト
リクルーティング
定額 + 成功報酬定額:60万円~330万円程度 / 年
成功報酬:年収の15〜20%程度(1人あたり)
※初期費用が発生する場合も
自社採用サイト制作・運用費新規制作:30万円〜
運用費:サーバー、ドメイン代など
転職フェア出展料30~200万円程度 / 1ブース
※開催場所によって異なる

【料金公開済み】採用代行サービス10社の料金比較表

今は料金表を非公開にしている採用代行サービスが増えており、詳細な料金表はお問い合わせ後に取得できるケースが多いです。

その中でも、公式サイトに詳細な料金が記載されている採用代行サービスを調査して、以下に10社まとめました。ここで記載している料金は依頼する業務によって変わるので、あくまで目安となりますが、検討されている場合は、予算を立てやすくなるはずです。

アールナイン 人事ライト月額20万円〜
初期費用5万円
CASTER BIZ recruiting月額40万円
※STANDARDプラン
まるごと人事月額25万円〜
初期費用10万円
i-recruiting月額84,000円〜
※プレミアムプラン
キャリアマート 採用アウトソーシング月額5万円〜
採善策月額268,000円〜
※1番人気プラン
ONE 採用代行月額7万円~
+ 求人広告掲載料金
HIGH-FIVE[HR]月額20万円~
WHOM エンジニア採用代行月額25万円~
ヒトトレ採用月額2万円~

おすすめの採用代行企業に関しては、以下の記事で徹底比較してますので、以下も参考にしてください。

エンジニア採用に特化したサービスをお探しの場合は、以下をご覧ください。

採用代行サービスを選ぶ時のポイント4つ

採用代行を検討・導入する際は、費用面だけでなくサービス内容や進め方など総合的な視点で選定することが非常に大切です。

以下に費用以外に意識すべきポイントを4つご紹介していきますので、参考にしてください。

  • 依頼する業務範囲・目的を明確にする
  • 代行業者の実績・得意分野を確認する
  • サービス内容・契約条件が明確かどうか
  • 情報共有・進捗報告などの連携体制

依頼する業務範囲・目的を明確にする

まず自社で「どんな業務をどこまで外注したいのか」をはっきりさせることが最重要です。

目的や依頼範囲が曖昧なまま契約すると、必要のないサービスまで申し込んでしまったり、本当に必要なサポートが抜けてしまう恐れがあるからです。

例えば、「母集団形成だけを強化したい」「応募者対応の事務作業を外部に出したい」など、最初に自社の課題や目的をリストアップしておくと、複数の業者を比較する際も的確にサービス内容をチェックできます。

まずは社内で「何を外注すべきか」を洗い出し、優先順位を決めることを意識しましょう。

代行業者の実績・得意分野を確認する

「この業者はどんな分野に強いのか?」「どんな職種の採用実績が多いのか」など、業者ごとの実績や得意分野は必ず調査しておきましょう。

同じ採用代行でも、得意な業種・職種やサポート経験が全く違うので、自社の採用ニーズにマッチした業者でないと、成果が出にくくなる可能性が高いです。

例えば「ITエンジニア採用に強い」「新卒採用で実績多数」など、自社と似た課題を解決してきた事例がある業者は、ノウハウや提案力も期待できます。

「どんな業界や規模、職種の実績があるか」を必ず確認してから依頼しましょう。

サービス内容・契約条件が明確かどうか

契約前に、サービス内容や料金体系が明確かどうかを必ずチェックしましょう。

内容が曖昧なまま進めると、「追加料金が発生した」「思っていた内容と違う」といったトラブルの元になる可能性があります。

例えば、見積書や契約書に「対応業務の範囲」や「追加料金がかかる条件」がしっかり明記されている業者は信頼できます。不明点は必ず事前に質問し、書面で残しことを意識しましょう。

納得いくまで条件を確認してから依頼することで、後からのトラブルを防げます。

情報共有・進捗報告などの連携体制

業者との情報共有や進捗報告の仕組みがしっかり整っているかどうかも確認しておきましょう。

採用代行は「丸投げ」ではなく、密な連携が不可欠です。進捗状況が見えると、課題の早期発見や意思疎通もスムーズになります。

例えば、定期ミーティングやクラウド管理ツールでのリアルタイム進捗共有を用意している業者は、報告遅れや情報のズレが少なく安心です。

「定例の報告・打ち合わせはどれくらいの頻度か?」など、運用体制まで確認して選びましょう。

採用代行の成功事例をご紹介

ここで気になるのが、採用代行って本当に効果があるの?という点です。実際にお金をかけて外注しても効果が出ないじゃないか不安ですよね。

以下に採用代行を導入して効果が出た事例を3つご紹介しますので、参考にしてください。

  • エージェント対応代行で採用目標2倍を達成
  • 採用難度の高い職種において、年間20名以上の採用を実現
  • エンジニア採用で応募数1.2倍・承諾数約2倍!

エージェント対応代行で採用目標2倍を達成

株式会社アールナインの「羽田空港サービス株式会社」の採用目標を達成し、採用業務の属人化を解消した事例をご紹介します。

課題と背景年間採用目標が前年の50名から100名へ倍増
未経験者・少人数の採用チームではリソース不足
採用業務の属人化によって担当交代の引き継ぎが負担に
施策エージェント・候補者対応の委託
求人票や訴求内容の最適化
マニュアル化・ナレッジ化による属人化防止
成果採用目標の100名を達成(前年比2倍)
エージェント経由で月1~2名が入社する仕組みを確立
採用実務も標準化され、引き継ぎ負担が大幅軽減

自社だけでは限界がある大規模採用において、柔軟に実務を担える外部パートナーを起用することで、スピードと量を両立した採用が可能になった成功例と言えますね。

参照:2倍の採用目標達成!グランドハンドリング職の採用を支えたエージェントとの関係構築

採用難度の高い職種において、年間20名以上の採用を実現

まるごと人事の「チーターデジタル株式会社様」の年間20名以上のハイレイヤー層採用を実現した事例をご紹介します。

課題と背景採用目標に対して、採用リソースが不足
専門人材を部門別で採用する体制だった
ターゲット設定や魅力訴求を強化したかった
施策複数の職種でハイレイヤーの採用
まるごと人事が現場と連携して採用を主導
成果年間20名以上の採用実績
各部門と連携して確度の高いスカウト運用
各職種の進捗や全体像をわかりやすく共有

ターゲットに沿った内容になるように募集文面やスカウト文面をブラッシュアップしていった結果、スカウトの返信率が急増し、年間で20名以上もの採用に成功したようです。

参照:現場・人事・まるごと人事の連携により、部門別採用を推進。採用難度の高い職種において、年間20名以上の採用を実現

エンジニア採用で応募数1.2倍・承諾数約2倍!

株式会社レジェンダの「SCSKニアショアシステムズ株式会社」のエンジニア採用強化を支援した事例についてご紹介します。

課題と背景人事担当者が少なく、採用体制が整っていなかった
全国各地の拠点を考慮した採用活動が困難だった
求人に対する応募者数が少なく、選考にも苦慮していた
施策採用計画のプランニングから実行までトータルサポート
成果キャリア採用を行う組織体制が整った
地域での適切な採用活動のための基盤づくりに成功した
選考プロセスの見直しを行い、面接選考への移行率が向上した

社員数200名に対して採用担当者が1名しかいないという環境でしたが、採用代行導入後に、難易度の高いエンジニア採用の応募数と承諾数約を大幅に増やせたようです。

参照:地方12拠点の難易度高いエンジニア採用を【応募数1.2倍、承諾数約2倍】へと採用成功へ

採用代行に関するよくある質問

採用代行について、企業の採用担当者が抱きがちな疑問や誤解をQ&A形式で整理してみました。順番に回答していきますので、参考にしてください。

  • 採用代行は短期間でも利用できますか?
  • 採用代行と人材紹介の違いは?
  • 担当者の方とのやりとりはどのように行われますか?

Q. 採用代行は短期間でも利用できますか?

多くの採用代行サービスでは、1ヶ月からの短期利用が可能です。

ただし、サービス提供企業によっては最低契約期間が設定されている場合もあるため、事前に確認が必要です。短期的な採用ニーズやプロジェクトに応じて柔軟に対応してくれる企業もあります。

Q. 採用代行と人材紹介の違いは?

採用代行は、企業の採用業務全般を外部に委託するサービスで、戦略立案から実務までをカバーするため、初期費用や月額の固定費用が発生することが多いです。

一方、人材紹介は、求職者と企業をマッチングさせるサービスで、採用決定時のみ報酬が発生するため、先行投資が不要な点が大きな違いといえます。

詳細な違いについては以下で解説してますので、参考にしてください。

[caerdlink url=”https://b-pos.jp/g003/”]

Q. 担当者の方とのやりとりはどのように行われますか?

一般的には、契約後にキックオフミーティングが行われ、採用の目標や業務範囲、進め方などのすり合わせを行います。

その後は、週1回~月1回程度の定例ミーティング(対面またはオンライン)で進捗報告・課題共有などを行い、日々のやり取りはメールやチャットツール(Chatwork、Slack、Teamsなど)が使われることが多いです。

このように、定例会議+日常のチャットやメール連絡という組み合わせで、状況に応じて柔軟にやりとりが行われるのが一般的です。やりとりの頻度や手段は契約前に確認し、お互いが納得できる形に設定するのが理想的です。

まとめ

今回は、採用代行の費用について、料金体系や相場など詳しく解説しました。

採用代行の費用は、一般的に「初期費用」+「月額費用」+「成果報酬」の3つの組み合わせで決まります。

また採用対象とする雇用形態や依頼する業務範囲によっても費用は大きく変わるので、どこに頼んでもだいたいこれくらい!と言った金額を出しにくいのが現状です。

そのため、採用代行に依頼する時は、最初に依頼したい業務に対応しているか、欲しい人材の採用実績が豊富であるかなどを確認することが大切です。

以下は、この記事で解説した各ポイントをまとめたものです。ぜひ最後に読み返してみてください。

採用代行とは?採用活動を代わりにやってくれるサービス
業務内容は?採用ニーズに応じて柔軟に対応可能
料金体系と費用相場は?月額固定型:5~70万円 / 月
従量課金型:1件数千円~数万円 / 1件
成果報酬型:年収の20~35%/人
雇用形態別の費用新卒採用:5〜70万円程度
中途採用:10〜70万円程度
パート・アルバイト:1〜30万円程度
業務範囲別の費用ノンコア業務のみ:5~10万円程度
コア業務を含む一部委託:15~30万円程度
採用業務全般:30~100万円程度
選ぶポイント・依頼する業務範囲・目的を明確にする
・代行業者の実績・得意分野を確認する
・サービス内容・契約条件が明確かどうか
・情報共有・進捗報告などの連携体制

b-pos編集部