LINEマーケティングとは?目的ごとの手法や成功事例、おすすめのツールや代行会社をご紹介。
目次
LINEマーケティングとは
LINEマーケティングとは、企業が日本で最も普及しているメッセージングアプリであるLINEを活用して、LINE公式アカウントやLINE広告を通じて認知拡大や売上拡大を目指すマーケティング手法です。
LINEは多くのユーザーにとって日常的なコミュニケーションツールとして利用されている一方で、企業にとっては強力なマーケティングツールとしての役割を果たしています。
LINEマーケティングの特徴
LINEマーケティングの主な特徴は以下の4つです。
- 圧倒的な利用者数
- ユーザーとの繋がりやすさ
- メッセージの高い開封率
- マーケティング機能の充実
圧倒的な利用者数
LINEは日本において最も普及しているメッセージングアプリであり、国内月間アクティブユーザー数が9,700万人を超えています。
他のSNSでは、アプリをダウンロードしていても実際には使用していないユーザーが多く存在する傾向がありますが、LINEは日常的なコミュニケーションツールとして多くの人々にとって欠かせない存在となっています。
さらに、LINEの利用者層は幅広く、若年層から高齢者まで多様な年齢層が利用しているためより多くの人々に、より効果的にリーチすることを可能にしています。
参照:2024年|日本・世界のSNSの利用者数ランキングまとめ!SNS別のマーケティング成功事例も解説
ユーザーとの繋がりやすさ
LINEは他のSNSとは異なり、フォロー・フォロワー機能の代わりに友達機能を採用しています。この友達機能により、企業は一度ユーザーと繋がりを持つことができれば、継続的かつ定期的なコミュニケーションを取ることが可能となります。
従来の企業によるユーザーとの繋がり方は、例えばメールマガジンの登録や自社アプリのダウンロードでしたが、オンライン上やQRコードを介して簡単に企業アカウントを友達追加することが可能なためユーザーは友達追加の際に面倒に感じることなく追加してくれることも多いです。
会員登録やアプリのダウンロードといった手続きは多くのユーザーにとって面倒に感じられるものですが、LINEの友達追加はそういった煩わしさが無いため、ユーザーの心理的ハードルを大きく下げています。
メッセージの高い開封率
LINEが日常的なコミュニケーションツールとして活用されているため、ユーザーは友人や家族とのやり取りと同じアプリ内で企業からのメッセージを受け取ることで、自然と目にする機会が多くなりメールマガジンやアプリからの通知などと比較して開封率が高い傾向にあります。
実際にLINE公式アカウントから届いたメッセージを開封するまでの時間を集計すると、約2割のユーザーがメッセージを受け取ってすぐに開封し、約5割のユーザーが3~6時間以内、さらに約8割のユーザーがその日のうちに開封すると回答しています。
このことからも、LINE公式アカウントから届くメッセージは開封率が高いということが分かります。
マーケティング機能の充実
LINEは他のSNSと比較すると、豊富なマーケティング機能があります。
LINEの基本的なチャット機能は、企業と顧客との直接的なコミュニケーションが可能なため、カスタマーサポートやリアルタイムの問い合わせ対応が効率的に行えます。
また予約機能を活用することで、ユーザーは簡単に商品やサービスの予約ができ、企業側も予約管理が容易になり、クーポン機能は、ユーザーに特典を提供し、購買意欲を高める効果的なツールとなっています。
その他にも、ショップカード機能は、デジタルポイントカードとして機能することで顧客ロイヤリティを高め、アンケート機能は使用することで顧客の意見や要望を直接収集し、マーケティング戦略の改善に活かすことができます。
LINEマーケティングの目的
LINEマーケティングの主な目的は、次の3つです。
- 認知拡大
- エンゲージメント強化
- 販売・送客
認知拡大
LINE広告を効果的に活用することでブランドや商品・サービスの認知度を高めることが可能です。
LINE広告は、多様な配信面を通じて幅広いユーザーにリーチできる強力なツールで、例えばLINEアプリを開いた際に最初に表示される画面の最上部に広告が表示される「トークリスト」や月間アクティブユーザー数が約7,700万人以上と非常に多い「LINE NEWS」、動画コンテンツを中心としたプラットフォームである「LINE VOOM」など広告の配信先は非常に豊富で、18種類もの配信面があります。
またLINE広告を通じた認知拡大の効果は、友達追加登録者の増加や自社HPへの送客、そこから直接的な商品購入や資料請求などのコンバージョンへの期待もできます。
エンゲージメント強化
LINE公式アカウントの機能を活用し、ユーザーと企業との関係性を深め、継続的な交流をすることによりエンゲージメント強化に繋がります。
主な施策としては、チャット機能を活用したユーザーとの直接的なコミュニケーションでユーザーからの問い合わせに迅速かつ丁寧に対応することで、顧客満足度を高めるだけでなく、定期的な新商品の案内やセール情報などユーザーの興味を継続的に喚起することで購買行動にも繋がります。
ユーザーとの関係性を単なる友だち追加で終わらせることなく、長期的かつ深い繋がりを構築することは企業とユーザーの双方にとって価値ある関係性を築き、ロイヤリティ向上を実現します。
販売・送客
これまでの認知拡大やエンゲージメント強化の取り組みを実際の売上や来店につなげる重要な目的です。
具体的には、LINE上で予約機能を実装することで、ユーザーがトーク画面内で簡単に予約を完了できるようすることで予約のハードルを下げ、サービスの利用を促進することやタイムリーなクーポン配信をすることにより来店、商品購入の動機付けを強化することで購買意欲を高めます。
このような取り組みを行うことで戦略的にエンゲージメントを実際の売上に転換することなどになります。
LINE公式アカウントの基本機能
LINE公式アカウントには、以下の基本機能があります。
メッセージ配信 | ・一斉配信やセグメント配信が可能 ・テキスト、画像、動画、スタンプなど多様な形式のメッセージを送信可能 |
LINEチャット | ・ユーザーと1対1のコミュニケーションが可能 ・時間や場所を問わず対応可能 |
応答メッセージ | ・キーワードに応じて自動的に返信する機能 ・24時間対応が可能 ・カスタマーサポートの効率化に貢献 |
リッチメニュー | ・トーク画面下部に固定表示されるメニュー ・クーポンやポイントカード、外部サイトへのリンクなどを設置可能 ・ユーザーの利便性向上とサービス利用促進に貢献 |
クーポン | ・来店や商品購入を促進するためのクーポンを発行・配布可能 ・ユーザーの購買意欲を高める |
ショップカード | ・デジタルのポイントカードとして機能 ・顧客のロイヤリティ向上に役立つ |
LINE VOOMへの投稿 | ・LINE VOOM(旧タイムライン)に投稿可能 ・ユーザーとのエンゲージメント向上に貢献 |
レポート機能 | ・メッセージの開封率やクリック率、友だち数の推移などを分析可能 ・マーケティング活動の効果測定に活用 |
LINE公式アカウントの基本機能は、企業とユーザーとの効果的なコミュニケーションを実現するための多様なツールを提供しています。
メッセージ配信機能では、一斉配信やセグメント配信を通じて、テキストや画像、動画などの多様な形式でユーザーに情報を届けることができ、LINEチャットにより、ユーザーとのリアルタイムな1対1のコミュニケーションが可能となり、応答メッセージ機能を活用することで24時間自動応答も実現します。
また、リッチメニューやクーポン、ショップカード機能は、ユーザーの利便性を高めるとともに、来店や購買を促進する効果があり、LINE VOOMへの投稿機能を通じて、より広範囲のユーザーとのエンゲージメントを図ることができます。
LINEマーケティングツールによる拡張機能
LINE公式アカウントと連携させることで、追加機能が使えるようになる便利なツールのことを拡張ツールと呼び、基本機能だけではどうしても実現できない部分の施策ができるようになります。
セグメント配信 | ユーザーの属性や行動に基づいて、特定のターゲットに合わせたメッセージを配信 |
リッチメニューの拡張 | 標準のリッチメニューをカスタマイズし、ユーザーにとって使いやすいメニューを提供 |
アンケート機能 | ユーザーからの意見やフィードバックを収集するためのアンケートを作成し、分析 |
予約・申し込み | LINE上で直接予約や申し込みを受け付けることができ、利便性を向上 |
商品販売・決済 | 商品の紹介から購入、決済までをLINE内で完結 |
顧客情報管理 | ユーザーとのやり取りや購買履歴などを一元管理し、パーソナライズされたコミュニケーションを実現 |
分析 | メッセージの効果測定やユーザー行動の分析を行い、マーケティング活動の効果を評価するための詳細なデータを分析 |
セグメント配信機能により、「見込み客」「購入済み顧客」「20代」「男性」「女性」といった細かな属性や要素でのターゲティングが実現し、リッチメニューの拡張ではユーザビリティの向上が図れます。
また、アンケート機能を活用することで、顧客の声を直接収集し、サービス改善に活かしたり、予約・申し込み機能やLINE上での商品販売・決済機能は、ユーザーの利便性を高め、購買行動を促進します。
さらに、顧客情報管理機能により、一人ひとりのユーザーに合わせたパーソナライズされたコミュニケーションが可能とし、詳細な分析機能を用いることで、コンバージョンやクロス分析などより本格的な戦略の最適化を図ることができます。
LINEマーケティングの具体的な手法
LINEマーケティングの主な手法を4つ紹介します。
- LINE公式アカウントの運用
- LINE広告・PR施策
- 顧客管理
- LINE公式アカウントのミニアプリ化
LINE公式アカウントの運用
月額0円から利用可能で、一斉配信機能を使って新商品案内やイベント告知、セール情報などを定期的に配信し、来店や購入を促進を行ったり、リッチメニューを活用してホームページのような情報提供が可能となり、ユーザーに見てほしい情報を効果的に伝えられます。
さらに、ショップカード機能を用いて来店ポイントを貯められるシステムを導入することで、リピート来店を促進できます。これらの機能を適切に組み合わせることで、ユーザーとの継続的な関係構築を実現し、主にエンゲージメント強化と販売・送客の段階で効果を発揮します。
LINE広告・PR施策
LINE広告は、LINEアプリ内で広告を出稿し、ウェブサイトへのアクセス増加、アプリのインストール促進、動画再生数の増加、LINE公式アカウントの友だち数増加などの目的で利用されます。
その他にも施策としてLINEプロモーションスタンプがあり、ユーザーに無料または条件付きでスタンプを提供できる企業側が広告費を支払う有料サービスで、友だち追加、ブランドリフト、販促・キャンペーンなどの大規模な施策を展開する際に活用されます。
これらの広告・PR施策を効果的に利用することで、より多くのユーザーにリーチし、認知度を高めるとともに、LINE公式アカウントの友だち数増加にもつながり、その後のマーケティング活動の基盤を強化することができます。
顧客管理
LINE公式アカウントの友だちを「顧客」として捉え、CRMを実施する手法です。
例えば、メッセージ内のURL閲覧回数をカウントしたり、ユーザーの興味に基づいて異なるメッセージを配信したり、会員と非会員でリッチメニューを切り替えるなどの施策が可能です。ただし、これらの高度な顧客管理を実現するには、LINE公式アカウント単体では難しく、マーケティングツールを併用することが一般的です。
これにより、ユーザーの行動や属性に基づいたセグメント配信や、パーソナライズされたコンテンツ提供が可能となり、より効果的なエンゲージメント強化を図ることができます。
LINE公式アカウントのミニアプリ化
LINE公式アカウント内で豊富な機能を提供する手法です。
例えば、アンケート機能や予約機能などを実装することで、ユーザーは新たにアプリをインストールすることなく、LINE上で様々なサービスを利用できるようになります。
これにより、ユーザーの利便性が向上し、LINEのマーケティングツールを利用すれば、簡単にこのような仕組みが構築でき、アプリを自社開発する必要もありません。
ミニアプリ化によって、ユーザーとの接点が増え、より深い関係性を構築することが可能となり、ユーザーの行動データをより詳細に収集できるため、マーケティング戦略の最適化にも役立ちます。
LINEマーケティングの成功事例6選
ここでは、LINEマーケティングを活用した企業の成功事例を6つご紹介します。
内製で成功した事例
ガードナー株式会社(LINE広告)
課題 | 「ガードナーベルト」の魅力を幅広いユーザー層に伝えたい |
施策 | LINE VOOM面を意識してユーザーの投稿に溶け込む“リアクション動画”を配信 |
効果 | ほかの媒体ではリーチできなかったユーザーを新規獲得 |
佐川急便株式会社(アカウント運用)
課題 | 近年、宅配便の取扱個数が急伸するなかで、自社の会員制Webサービス『スマートクラブ』の会員数を増やしながら、ユーザーの利便性向上と再配達率の低減を実現したい |
施策 | ・2023年4月にLINE公式アカウントを開設し、ほぼ同時に「LINE通知メッセージ」を活用した通知を開始 ・荷物の発送のタイミングで、配達予定日時を通知 ・LINE通知メッセージを受信した際、佐川急便のLINE公式アカウントから配達予定日時の変更や再配達の依頼などをできるようにした |
効果 | ・LINE通知メッセージの導入後、「スマートクラブ」の会員数は2023年に前年比140%伸長し、現在は1,500万人を突破 ・LINE通知メッセージの導入前後、特定地域の再配達率が2%低減した |
LINEマーケティングツールを導入して成功した事例
株式会社アルプロン(アカウント運用・顧客管理)
課題 | 自社ECの売り上げアップを図りながら、そこで取得したデータをLINE公式アカウントの施策に活用したい |
施策 | ・2018年にLINE公式アカウントを開設し、2021年12月に『DMMチャットブーストforEC』を導入 ・友だち追加時に自動配信されるアンケートの回答とECサイトでの購買データを掛け合わせたセグメント配信のほか、メッセージを開封したユーザーだけを対象にするオーディエンス配信を実施 ・年に1度、大規模セールを実施する期間中はリッチメニュー全面をセール告知用のボタンに変更して、ECサイトへの流入を促進 |
効果 | ・DMMチャットブーストを導入して1年半後、自社ECの売り上げの半分以上がLINE経由で上がるようになった ・月間売り上げはDMMチャットブースト導入前と比べて300万円以上、CVR率は0.3%から9.35%と30倍以上に増加 |
株式会社Lond Holdings(アカウント運用・顧客管理)
課題 | ・半年以上来店していない休眠ユーザーに再度来店してもらいたい ・新規ユーザーに対し、リピーターになってもらうための情報発信を強化したい ・集客面で大手美容ポータルサイトへの依存度を低くしたい |
施策 | ・LINE公式アカウントとLINEミニアプリ「Saloriza」を導入し、紙の顧客カルテを全店で廃止、各美容ポータルサイトの予約・顧客情報の一元管理 ・新規ユーザー、既存・休眠ユーザー、それぞれに向けたメッセージ配信 |
効果 | ・半年以上来店がなかった休眠ユーザーがメッセージ配信後1週間で再来店 ・あるスタイリストは、指名予約の約40%をLINE経由で集客、ある店舗では、新規予約を含む全体予約の約20%がLINE経由に ・ユーザーがLINEから予約することで、大手美容ポータルサイトに支払う費用を削減 ・クーポン配信により、オンラインショップで年末キャンペーンの3倍の売上を実現 |
LINE運用代行サービスを活用して成功した事例
株式会社マックハウス
課題 | ・スタートアップということで、関係各部署では何をすべきか手探り状態 ・初期設定だけでなく、アカウント公開後の運用にはコンテンツ配信および確認や効果検証といった多くのタスクが発生し、社内では対応しきれないことが明確 |
施策 | ・コンセプトワークを行い、戦略に基づくコンテンツ配信の計画・実施 ・無料スタンプの効果的な配信 ・LINE公式アカウントの管理画面ではメッセージ配信のクリック数計測ができなかったため、解析ツールを導入しPDCAサイクルを実現 |
効果 | ・公式アカウント公開から、わずか2週間でお友達数300万人突破 ・1か月後にはお友達数400万人突破 ・配信コンテンツのPDCAを繰り返し、「いいね」数上昇中 ・ECの誘導も確保でき、アクセスの3割がLINE経由にとなることも |
飲食店A
課題 | 自社ホームページを持っていないため代わりになるものが欲しい、リピーターを増やしたい、自店のラーメンメニューやこだわりを知ってほしい、登録者数を増やしたい |
施策 | ・リッチメニューでこだわりやメニューを掲載により認知度増加 ・月二回クーポン配信とラーメン無料券抽選配信によりリピーター増加 ・LINEのショップカードを使用 |
効果 | LINE広告を活用することにより、リピーターが増え、1万円の広告費で200名以上の登録者を獲得 |
LINEマーケティングツールの選び方とおすすめツール3選
LINEマーケティングツールは、自社の目的に最適な機能を搭載したツールを選択する必要があります。
ここからは、LINEマーケティングにおすすめのツールを以下タイプごとに紹介します。
- 業務効率化
- CV改善
- 店舗集客特化
KUZEN(業務効率化)
KUZENは、LINE公式アカウントの全体設計・施策立案・運用改善・代行まで手厚くサポートし、集客とファン化を効果的に実現するLINE拡張ツールです。
LINEの友だちの年齢や性別だけでなく、会員情報などの属性、WEBサイトやLINE・オフラインでの行動履歴、興味関心や趣味嗜好に応じた顧客一人ひとりのタイプに合わせたセグメント配信機能により、効果的な情報提供が実現しており、顧客情報のデータベース管理やSFA・MA・CRMなどの外部ツールとの連携により、LINEの友だちを一元管理し詳細に分析できるため、LINE施策の展開が可能です。
またLINEログイン(LINE内で会員登録・ログイン)や有人切替(人員を配置してチャット対応)を始めとした機能なども豊富にあるため、目的に応じた個別カスタマイズが可能です。
導入後は、LINEのマーケティング活用に精通したカスタマーサクセスチームが継続的にサポートをしてくれるところも魅力です。
DMMチャットブーストCV(CV改善)
DMMチャットブーストCVは、Webサイトのコンバージョン改善に特化したLINEマーケティングツールです。
サイトから離脱しようとするユーザーに対して適切なタイミングでポップアップを表示し、LINEへの誘導を行います。LINEでの顧客接点を構築後、チャットボットを通じて各ユーザーのニーズをヒアリングすることで、個々に合わせた有益な情報を提供しています。
さらに、ダイナミック配信機能により、ユーザーの閲覧履歴やシナリオ回答内容に基づいたレコメンデーションを実施し、CV向上に貢献することでユーザーの購買意欲を育て、中長期的なCV獲得をサポートしてくれます。
企画提案からチャットボット構築、運用、分析まで専門チームが一貫してサポートがあり、完全成果報酬型の料金体系で、初期費用や運用費用が0円であることも魅力です。
Kit-Curu(店舗集客特化)
Kit-Curuは、店舗集客に特化したLINEミニアプリ集客パッケージを提供しています。
ノーコードで簡単にLINEミニアプリを開発・運用でき、店舗側は、システム導入不要で顧客管理を行うことができ、手軽に店舗集客を実現できます。
また、初回登録クーポンや友達紹介クーポン、来店感謝クーポンなど、様々なキャンペーンを管理画面から簡単に実行も可能で、店頭のQRコードからLINEミニアプリを立ち上げることで、ユーザーは素早くクーポンやポイントを取得できます。
さらに、ユーザーがクーポンなどを利用すると同時に公式アカウントにも追加される仕組みになっているため、スムーズにLINEの友だち追加を実現することによって、来店したお客様を可視化し、そのリストを抽出することも可能です。これにより、さらなる来店者数の増加を図ることができる店舗の集客戦略において非常に有効なツールです。
LINE運用代行サービスの選び方とおすすめのサービス3選
LINE公式アカウントを効果的に運用したい、労力を割かずに運用したいなどの場合は運用代行サービスに依頼するのもおすすめです。
その場合は自社の依頼目的とサービスタイプを照らし合わせて選定するのが重要です。
ここからは、LINE運用代行サービスの選び方を以下タイプごとに紹介します。
- 包括的な支援を提供
- 認知度拡大施策に特化
- データを活用した運用
なお、以下の記事では、LINE運用代行サービスを15社選び、選び方から比較ポイントまでご紹介しております。さらに多くの運用代行サービスを比較して自社にマッチしたものを選びたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
株式会社シェアコト(包括的な支援を提供)
株式会社シェアコトは、アカウントの初期開設から日々の運用まで、一貫したサポートを提供しているサービスです。
クライアントの目的やターゲットのニーズを深く理解し、それぞれの企業に最適なコンセプトを構築することで、効率的に成果につなげる戦略を展開し、メッセージ送信、効果測定、キャンペーンやクーポン発行などの施策実施、そして次の戦略立案という一連のプロセスを迅速に回すことで、常に改良と改善を実現しています。
「LINE公式アカウント」の配信・運用・管理をサポートする機能拡張ツール(Liny)も提供しており、ツールの初期設定代行や運用代行まで支援してくれます。
L-bot(認知度拡大施策に特化)
L-botは、LINE公式アカウントの運用を通じて店舗の認知度拡大に特化したサービスを提供しています。
初期費用0円で始められる低コストな料金設定が特徴で、アカウント開設から運用後まで徹底したサポートを行い、クーポンやメッセージの配信代行、リッチメニューの設定など、LINEの機能を最大限に活用した施策を展開し、店舗の認知度向上を実現します。
さらに、ノベルティグッズの配布などのオフラインでの認知度拡大もサポートや店名とQRコードが記載された三角POPやポスターを作成し、店舗内での効果的な露出を実現なども支援しており、データに基づいた運用コンサルティングを行い、同業他社との比較分析や改善策の提案を通じて、継続的な認知度向上をサポートしてくれます。
特に飲食店や理美容室などの店舗型ビジネスで、LINEマーケティングによって店舗の集客力アップと売上向上を目指す企業におすすめです。
URAKATA LINE(データを活用した運用)
URAKATA LINEは、単なるメッセージ配信にとどまらず、データを活用した効果的なLINE運用代行サービスを提供しています。
コンセプト設計段階から支援を行い、顧客の興味を引きつけ、自社商品やサービスへの導線を明確化し、詳細なKPI設定と分析を通じて、各施策の効果の最大化を実現しています。
また定期的な結果報告と改善策の提案で効率的なPDCAサイクルを確立し、コンバージョン率や顧客ロイヤルティの向上も支援しており、LINE認定資格保有者が豊富なノウハウに基づき、コンテンツの企画、作成、投稿代行から個別返信、アクティブユーザーへの対応まで、幅広いサポートをしてくれます。
まとめ
LINEマーケティングでは「顧客獲得」や「ブランディング」といった目的が達成できます。目的やターゲット、期待するアクションに応じて、チャネルとベンチマークを決めることで、SNSに投稿するコンテンツ制作に役立ちます。
本記事でご紹介したSNSマーケティングの始め方7ステップを参考に、自社アカウントの運用に役立てましょう。
b-pos編集部
代行・外注サービスの比較サイトb-pos(ビーポス)の編集部。b-posは、BPOサービスの比較検討時に知っておきたい情報やサービスの選び方について解説するメディアです。サービスの掲載企業の方はこちらから(https://b-pos.jp/)