マーケティングを伴走支援。事業づくりにも踏み込む「株式会社デジタルトレンズ」のサービスのこだわりや魅力とは?

Webマーケティングの手法が多様化し、単体施策だけでは成果につながりにくくなっている今、マーケティングを成功に導くには複合的な施策を実行してマーケティングの全体最適を図る必要があります。
株式会社デジタルトレンズは、広告運用・SEO・コンテンツ制作からWeb制作まで、一気通貫で支援を行うマーケティング支援会社。自社でも複数メディアを運営し、成功事例をベースに支援を行うことで、実践的なノウハウと柔軟な提案力を武器に、クライアントの課題に向き合っています。
本記事では、同社取締役の根本大夢様に、サービス内容や支援スタイル、成果事例について詳しくお話を伺いました。

目次
マーケティング課題に応じて柔軟に設計する「オーダーメイド型支援」
― 御社のサービス内容について教えてください。
根本さん
弊社は、Web広告運用を中心に、SEO支援、Web制作、メディア運営、SNSマーケティングまで、Webマーケティング全般を一気通貫で支援しています。実際に自社でも複数のWebメディアを運営しており、そこで得た知見や成功事例を日々の支援にも活かしているのが大きな特徴です。
支援時は自社が培ってきたノウハウをもとに「マーケティング課題の特定」から、マーケティング成果を最大化させるための「複合的な施策提案」を行っています。

― 特定業界に強いなど、何か特徴はありますか?
根本さん
良くも悪くも「この業界に強い」というのは特になく、業界・企業規模問わずにご支援させていただくことが多いですね。ただ、「正攻法のマーケティング施策では成果が頭打ちになっている」企業様をご支援させていただくことが多くなっています。
自社で培ったノウハウや実践的なアイデアを転用しながら、現状課題を解決するための複合的なマーケティング支援を行っています。広告費20万円から数千万円規模の企業まで、課題の複雑さや組織の状況に応じて、オーダーメイドで施策を組み立て、共に伴走する支援スタイルを大切にしています。
実体験をもとにしたノウハウで、”机上の空論”ではない施策をご提案
― 他のWebマーケティング支援会社との違いはどんな点にありますか?
根本さん
まず大きな違いとして、サポートするメンバーが、実際に施策を自分の手で実行しているメンバーであるという点です。ヒアリングや提案段階から現場の視点を持っているため、机上の空論ではなく、実行可能性や成果を見据えた具体的な戦略設計が可能です。
また、施策の幅が広く単体施策に依存しない提案ができる点も強みですね。特にBtoB領域では「リスティング広告では精度が出にくい」「キーワードを広げてもノイズが増える」といった課題がよくあります。そうした場合でも、自社で蓄積したSEO・SNS・ホワイトペーパー施策のノウハウを活かし、幅広い施策を組み合わせて最適なプランをご提案しています。

― コンサルティング型の支援も増えていますが、その中で御社ならではの価値はどこにあると思いますか?
根本さん
「事業フェーズに踏み込んだ提案」まで行うのが大きな違いだと思っています。マーケティング施策単体で終わらせず、「どんな打ち手が事業として価値につながるのか?」を一緒に考えるようなスタンスですね。
特に大手企業では手が回りにくい柔軟な施策立案や、小回りの利いた改善提案は、私たちのような支援体制だからこそ実現できる部分だと思っています。実際に支援させていただいているお客様からは「一緒に事業づくりをしてもらっているよう」と言っていただくことも多く、ただの運用代行ではない“マーケティングパートナー”を目指しています。
共通言語の形成と“巻き込み”で、深いマーケティング支援を実現
― 支援を行う際、特に意識されている点やこだわりはありますか?
根本さん
一番大切にしているのは、クライアントと“共通言語”をつくることです。こちらがマーケティングの専門知識をもっていても、クライアント側に一定の理解がなければ、正しい意思決定やスムーズな進行にはつながりません。だからこそ、必要に応じて勉強会やミニワークショップも開催し、知識のすり合わせを行うこともあります。
たとえば、「なぜこの施策に予算を使うのか」「良いコンテンツとは何か」といった考えを、経営層や現場のコンテンツ担当者を巻き込みながら共有するようにしています。特にSEOに関しては、ライターや編集者向けに“評価されるコンテンツとは何か”をテーマにした研修を実施することもあります。

― 支援開始時のサービスや事業に対する理解はどのように深めているんですか?
根本さん
まずは、クライアントごとの事業背景や業界特有のレギュレーションを把握するために、ヒアリング用の質問リストをお渡ししています。その回答をもとに、サービスの特性や表現上の注意点などを整理し、最初の段階でしっかりと共通認識を持つことを重視しています。
また、ヒアリングの際に出た“言語化されていない前提”や、業界特有のニュアンスも逃さずドキュメント化し、ナレッジとして蓄積するようにしています。たとえば、「この表現は避けたほうがいい」「この分野ではエビデンスが特に重要」など、企業ごとに異なる細かなルールに合わせて、最適な施策やコンテンツの方向性を設計することで、成果に繋がる支援を実現できていると思っています。
複合的なアプローチで、ニッチな領域でも着実に成果を創出
― 実際にご支援された企業では、どのような成果に繋がっていますか?
根本さん
たとえば、BtoB領域でAI活用を支援している企業様では、「Web広告による即効性のある集客」と「SEOによる資産型の流入基盤づくり」を組み合わせてご支援しました。
リスティング広告ではコンバージョンが見込みにくいニッチな業界だったため、コンテンツ強化や事例紹介のSEO対策も含めた複合施策をご提案した結果、半年間で問い合わせ数が200%増加という成果につながりましたね。
― 単体施策で成果が出た事例もありますか?
根本さん
もう一つの事例としては、日本健康管理株式会社様が運営している**高齢者向けの結婚相談所「茜会」**の事例があります。ターゲットが60〜70代という特殊な層だったのですが、Meta広告を活用した集客をご提案しました。
クリエイティブの見直しや配信セグメントの調整を繰り返して、広告のCVRを約35%改善することができました。継続支援にも繋がっているので、ニッチな領域でもしっかりと成果につなげることができている事例ですね。

共創関係を築きながら、クライアントと“事業づくり”を目指す
― 最後に、b-pos読者へのメッセージをお願いします。
根本さん
デジタルトレンズは「深い伴走支援」を強みとするWebマーケティング会社です。もちろん、広告運用やSEOなど単体施策のご支援も可能ですが、今後はそれだけでは成果を出すのが難しい時代になってきていると感じています。
だからこそ、私たちは「企業と共に事業をつくるパートナー」という視点で、より上流のフェーズや事業の本質的な課題に踏み込む支援を目指しています。たとえば、
表層的な改善提案だけでなく、社内の巻き込み方やコンテンツの作り方、戦略的なテーマ選定まで踏み込んだ支援を通じて、一緒に事業成長を実現していけたら嬉しく思います!
― 根本さん、すてきなお話ありがとうございました!
デジタルトレンズのサービス紹介資料は以下からダウンロード可能です。また、ご相談したい方はサービスサイトからお問い合わせくださいませ。

b-pos編集部
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