SNS広告運用の始め方|内製のポイントとおすすめ代行会社7選も紹介
SNS広告の運用を始めたいとき、多くの人が以下のような疑問を浮かべます。
「そもそもSNS広告運用とはどういったものか?」
「どのSNSで広告配信をすれば良いか?」
SNSといっても様々な種類があり、どの媒体に広告出稿をすれば「より効果が得られるか」も気になるところです。
本記事では、SNS広告の種類や特徴、広告運用の始め方、運用代理店の選び方、などを中心に紹介します。
目次
SNS広告とは
(※こちらはInstagram広告の例です)
SNS広告とは、Instagram・Facebook・X(旧Twitter)・TikTok・LINEなどのSNS上で配信する広告のことです。最近では、SNSに動画広告を配信するケースも増えてきており、自社の認知拡大を図る手段として大きな役割を担っています。
リスティング広告とともに「運用型広告」に分類され、1日の予算、ターゲット、広告素材、配信フォーマットなどを改善していくことで、広告による効果を最大化させることができます。
主なSNS広告の種類一覧
以下の6種類が、代表的なSNS広告です。各SNSプラットフォームで独自の広告形式を提供しており、広告の特徴も異なります。
SNS広告の種類 | 特徴 |
---|---|
Facebook広告 | ・広告フォーマットが多様 ・ターゲティングの精度と機能が高度 ・効果測定や分析が容易 |
Instagram広告 | ・ビジュアルがメイン ・ファッションや美容、旅行などの業種で効果的 ・ターゲッティングの精度と機能が高度(Facebookと同様) |
Twitter(X)広告 | ・短文テキストと画像・動画の組み合わせ ・リアルタイム性が高い ・話題性ある商品やサービスの宣伝に効果的 |
LINE広告 | ・メッセージアプリ内広告 ・友だちリスト、年齢、性別、居住地などでターゲティング ・コンバージョン測定が容易 |
TikTok広告 | ・ショートムービー形式 ・若年層のターゲットに効果的 ・クリエイティブな広告が有効 |
YouTube広告 | ・動画コンテンツ形式 ・視覚的なインパクトが大きい ・視聴履歴や興味・関心に基づくターゲティング |
Facebook広告
- 広告フォーマットが多様
- ターゲティングの精度と機能が高度
- 効果測定や分析が容易
Facebookは、ユーザー数が世界一のSNSプラットフォームで、広告フォーマットも多岐にわたります。Facebook広告は、ターゲティングの精度・機能が非常に高度であり、ユーザーの属性や興味、行動、地理などに基づいた効果的な広告配信が可能です。
また、広告の効果測定や分析が容易にできるため、広告予算の最適化、柔軟な予算設定に役立てることができます。ニュースフィード、ストーリー、インスタント記事、インストリーム動画などの広告出稿が可能となっています。
Instagram広告
- ビジュアルがメイン
- ファッションや美容、旅行などの業種で効果的
- ターゲティングの精度と機能が高度(Facebookと同様)
Instagramは、ビジュアルに特化したSNSプラットフォームで、若年層を中心にユーザー数を増やしています。Instagram広告は、Facebook広告マネージャーから広告出稿ができるため、Facebook広告と同様の高度なターゲティング機能を利用可能です。
ファッションや美容、旅行など、ビジュアル重視の業種で効果を発揮しやすく、ユーザーフィード、ストーリー、IGTV(長尺動画)などに広告出稿ができます。
Twitter(X)広告
- 短文テキストと画像・動画の組み合わせ
- リアルタイム性が高い
- 話題性ある商品やサービスの宣伝に効果的
Twitter(X)は、リアルタイム性に優れたSNSプラットフォームで、幅広い年齢層の人たちが利用しています。Twitter(X)では、リアルタイム性というメリットを利用した話題性がある商品やサービスの宣伝で、特に効果を発揮します。
Twitter広告は、短いテキストと画像・動画を組み合わせた広告が特徴で、ターゲティング機能を活用してフォロワーや関心のあるユーザーに対して広告配信が可能です。
LINE広告
- メッセージアプリ内広告
- 友だちリスト、年齢、性別、居住地などでターゲティング
- コンバージョン測定が容易
LINEは、月間ユーザー数が9,500万人を超える人気メッセージアプリです。LINE広告は、友だちリスト、年齢、性別、居住地などに基づいた詳細なターゲティングが可能となっています。コンバージョン測定も容易にでき、広告運用の効果分析がしやすいのも特徴です。
トークリスト、LINEニュース、LINE VOOMなどに広告出稿ができます。
TikoTok広告
- ショートムービー形式
- 若年層のターゲットに効果的
- クリエイティブな広告が有効
TikTokは、ショートムービー形式のコンテンツが主体のSNSプラットフォームで、特に若年層において人気があります。TikTokでは、クリエイティブな広告ほど注目を集めやすく、若年層をターゲットにした商品やサービスの宣伝に効果的です。
ユーザーの興味・関心や行動履歴に基づくターゲティングが可能で、ユーザーフィード、トップビュー、ハッシュタグページなどに広告出稿ができます。
YouTube広告
- 動画コンテンツ形式
- 視覚的なインパクトが大きい
- 視聴履歴や興味・関心に基づくターゲティング
YouTubeは、月間利用者が7,000万人を超える動画共有プラットフォームです。YouTube広告は、視覚的なインパクトが大きい「動画コンテンツ」による広告となっており、商品やサービス紹介だけでなく、ブランディングにも効果的です。
ユーザーの視聴履歴や興味・関心に基づくターゲティングが可能で、トップページ、検索結果、関連動画などに広告出稿ができます。
SNS広告の特徴
SNS広告には以下の特徴があり、これらを理解しておくことで広告効果をより引き出せるでしょう。
- ターゲティング
- 効果測定のしやすさ
- 高いコストパフォーマンス
- 潜在層向けの施策
ターゲティング
ユーザーの属性、興味・関心、行動履歴などに基づいたターゲティングが可能です。SNSプラットフォームは、ユーザーの年齢、性別、趣味、居住地などの詳細な情報を持っているため、広告主は効果的なターゲット設定ができます。それにより、無駄に予算を使うことなく、効率的に広告配信をすることができます。
効果測定のしやすさ
SNSプラットフォームでは、広告の表示回数、クリック数、コンバージョン数など、さまざまな指標を提供しており、出稿した広告の効果判定が容易にできます。広告主は、どの広告が効果的であったかを把握できるため、効率よく広告運用を最適化することも可能です。
高いコストパフォーマンス
SNS広告は、広告費が比較的安価な上に、効果的な広告配信が可能であり、コストパフォーマンスが高いのも特徴です。多くのSNSプラットフォームは、広告費用をクリック単価(CPC)やインプレッション単価(CPM)で設定することができ、広告主は限られた予算内でより高い広告効果を狙うことができます。
潜在層向けの施策
SNS広告は、商品やサービスの購入をまだ検討していない潜在層に向けて、認知拡大を図る広告戦略として非常に有効です。ユーザーが普段利用しているSNS上に表示されるため、ユーザーが日常的に感じている潜在的な課題に対してアプローチすることができます。ただし、即時効果は得られにくい点に注意しておきましょう。
SNS広告運用のメリット・デメリット
SNS広告の運用には、いくつかメリットとデメリットがあります。知っておきたいメリットと、注意すべきデメリットについて紹介します。
SNS広告運用のメリット
SNS広告運用のメリットとして、以下が挙げられます。
- 効率的な広範囲のリーチ
- 少額からスタート可能
SNS広告特有のメリットを活かすことができれば、低予算でも効果が得られるでしょう。
効率的な広範囲のリーチ
SNS広告のメリットとして「広範囲にわたって効果的にリーチできる」という点が挙げられます。潜在層向けの施策ながら「ターゲティング」ができるため、費用を抑えながら自社がターゲットとする潜在層へ効率的なリーチが可能です。
まだ自社の商品やサービスを知らない大多数のターゲットに対して、ピンポイントで広告の配信ができます。そのため「買ってほしい人」に「コスパ良く」配信することができます。
マス広告だとノイズ(買ってほしくない人にも配信される)が入ってしまい、莫大なリーチ数と引き換えに多額の費用がかかります。費用が潤沢ではない中小企業などは「認知拡大」という点において、SNS広告の効率的な広範囲のリーチは大きなメリットと言えるでしょう。
少額からスタート可能
他のWeb広告運用に比べて「少額の予算で始められる」点も、SNS広告のメリットです。広告配信の目的やKPI設定値にもよりますが、月々の広告費を5万円以下に抑えることもできます。
広告に大きな予算が割けない中小企業にとっては、比較的負担が少なく始めやすい広告のひとつです。
SNS広告運用のデメリット
SNS広告運用のデメリットには、以下が挙げられます。
- 広告運用改善が難しい
- コンバージョンには不向き
これらのデメリットを考慮した上で、SNS広告を運用しましょう。
広告運用改善が難しい
SNS広告を運用するにあたって、広告の効果測定や分析をしながら改善策を見つけ、それを運用に活かしていく必要があります。この工程には広告に関連する指標を理解しておかなければならず、広告運用の知識が乏しいと広告の効果を出せないケースもあります。
広告運用に詳しい担当者が自社にいない場合、SNS広告の運用改善が難しくなる可能性があるでしょう。
コンバージョンには不向き
SNS広告は、自社の商品やサービスをまだ知らない潜在層に向けての「認知拡大」を主な目的としています。そのため、直近の売上創出には不向きな広告です。
広告配信後すぐに売上へ繋げたいと考えている企業がSNS広告を活用すると、費用をかけているのに「なかなか売上が上がらない」という感覚に陥ることがあります。SNS広告は自社の商品やサービスを知ってもらう段階での施策であるため、いわゆる「広告配信=売上創出」という認識を改める必要があります。
コンバージョンを上げたいと考えている場合は、顕在層向けの施策である「リスティング広告」を検討しましょう。
SNS広告運用の始め方(SNSの選び方)
SNS広告運用の始め方としては、以下の手順が一般的です。
- 潜在層向けの施策が必要か判断する
- 広告を出稿するSNSを選ぶ
- クリエイティブを制作し配信する
- 分析・改善する
これら手順について、詳しく紹介します。
1. 潜在層向けの施策が必要か判断する
まず、顧客層と施策の関係について、以下の表をご覧ください。
顧客 | 施策名 | かかる費用 | 購買確率 | リーチ数 |
---|---|---|---|---|
潜在層 | PR・マス広告・SNS広告 | 中〜大 | 小 | 大 |
準顕在層 | SEO | 中 | 中 | 中 |
顕在層 | リスティング広告 | 小 | 大 | 小 |
顕在層(自社商品カテゴリを探している・検討している)には、検索エンジンの検索結果に連動して表示される「リスティング広告」が向いています。
準顕在層(自社商品カテゴリに興味を持っている)には、SEO施策などで興味から検討への段階へ導くことが得策です。
潜在層(購入を検討すらしていない)には、SNS広告やマス広告によって認知拡大を図ることがポイントになります。つまり、SNS広告は「より認知を広げたい」場合に活用することがベストです。
また、これらの施策に取り組む順番は、以下になります。
①顕在層向け施策
②準顕在層向け施策
③潜在層向け施策(SNS広告など)
自社の販売戦略として「現在どの施策に取り組むべきか」を検討した上で、SNS広告に取り組むべきかを判断しましょう。
まだ、①顕在層向け施策を実行していない企業は、まずリスティング広告から始めることをお勧めします。リスティング広告運用を始めたいときは、こちらの記事も併せてご覧ください。
2. 広告を出稿するSNSを選ぶ
SNSは、各プラットフォームによりユーザーの特徴が異なり、広告配信の仕組みも違います。現在、Facebook広告とInstagram広告の2つが、SNS広告の中心になっています。
SNS広告の種類 | 特徴 |
---|---|
Facebook広告 | ・広告フォーマットが多様 ・ターゲティングの精度と機能が高度 ・効果測定や分析が容易 |
Instagram広告 | ・ビジュアルがメイン ・ファッションや美容、旅行などの業種で効果的 ・ターゲッティングの精度と機能が高度(Facebookと同様) |
Twitter(X)広告 | ・短文テキストと画像・動画の組み合わせ ・リアルタイム性が高い ・話題性ある商品やサービスの宣伝に効果的 |
LINE広告 | ・メッセージアプリ内広告 ・友だちリスト、年齢、性別、居住地などでターゲティング ・コンバージョン測定が容易 |
TikTok広告 | ・ショートムービー形式 ・若年層のターゲットに効果的 ・クリエイティブな広告が有効 |
YouTube広告 | ・動画コンテンツ形式 ・視覚的なインパクトが大きい ・視聴履歴や興味・関心に基づくターゲティング |
Facebookはユーザーが実名で利用しているため、精度が高いターゲティングをすることができます。また、Facebookと同じ管理画面で広告出稿ができるInstagram広告もターゲット精度が高く、それに加えて視覚的な訴えができるため、化粧品やファッションブランドなどの広告配信に利用されています。
若年層に訴えかけたいときはTikTok広告も有効です。動画広告で認知拡大を図りたいときは、YouTube広告も適しているでしょう。
自社のターゲットが利用しているSNSを正しく選び、広告出稿をすることが大切です。
3. クリエイティブを制作し配信する
各SNSの広告フォーマットに合わせて、画像や動画などのクリエイティブを制作して配信します。
たとえば、Facebook広告で配信するクリエイティブを制作するなら「Facebook(Meta)広告ライブラリ」を参考にしても良いでしょう。Instagramに出稿されている広告も確認できます。
4. 分析・改善する
SNS広告は出稿して終わりではなく、効果測定や分析をしながらPDCAサイクルを回していくことが重要です。効果測定に利用する指標はSNSの種類によって異なるため、詳しい知識を持った人が分析・改善をしていくことが理想です。
【例】Facebook広告/Instagram広告の場合
・認知拡大が目的→インプレッション数やリーチ数を確認
・興味や関心の醸成→クリック数やエンゲージメント数、動画試聴時間、リード数などを確認
SNS広告運用で成果を出すためのポイント
SNS広告で一定の成果を出すには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。また、成果に直結するポイントとして、以下の3つが挙げられます。
- ターゲットを明確に
- クリエイティブは差し替え前提
- 類似オーディエンスの活用
これらのポイントを理解して、SNS広告を効果的に運用しましょう。
ターゲットを明確に
SNS広告では、SNS上の友達の友達、特定ページにいいねしたユーザー、特定アカウントをフォローしているなど、他の広告ではできないようなターゲティングが可能です。
より詳細にターゲティングできる媒体だからこそ、繰り返し調整しながら「広告効果を最大化できるターゲット層」を見つけましょう。
たとえば、Facebook広告には「カスタムオーディエンス」という機能があり、自社の持っている顧客データやアプリデータとFacebookのIDを紐付けることで、自社に関心があるユーザーに対して広告配信をすることができます。
クリエイティブは差し替え前提
SNSは「ユーザーが1日に何度も見る」という特殊性があり、広告に飽きられるまでの時間が短いという特徴があります。そのため、広告クリエイティブを短期間で差し替えしなければ、成果を出すことが難しいでしょう。
SNS広告では、同じ広告を使い続けるのではなく、複数のクリエイティブを制作して、それぞれ効果検証をしましょう。効果が得られる「広告のパターン」を見つけていくことも大切です。
類似オーディエンスの活用
SNS広告における類似オーディエンスとは、既存顧客と似たような興味や関心を持っているユーザーのことで、他のユーザーに比べて高い広告効果が得られます。
たとえば、コンバージョン済みユーザーでカスタムオーディエンスを作成しておけば、何かしら共通点があるユーザーにも広告配信ができます。
既にコンバージョン済みのユーザーを獲得している場合、新規顧客の獲得を目的として類似オーディエンス機能を使って広告配信してみましょう。
SNS広告運用代行を代理店に依頼する場合
SNS広告運用を代理店に依頼したいと考えている場合、まずは運用代行を利用するメリットとデメリットについて把握しておきましょう。
代表的なメリットとデメリットについて、ここから紹介します。
代理店に依頼するメリット
SNS広告運用代行を利用するメリットは、以下のとおりです。
- 運用業務の負担を軽減できる
- マーケティング施策のプラスとなる
- SNS広告以外からの集客力も強化される
自社で広告運用をしていると、担当者の業務負担は増えるばかりです。SNS広告の運用に関する業務を外部委託することで、自社担当者の負担を減らすことができます。本来の業務へ集中できて、生産性アップにも繋がるでしょう。
代理店に依頼することで、自社のマーケティング施策の課題が浮き彫りになり、改善策の提案を受けることもできます。また、SNS以外のWeb広告運用も併せて依頼することで、自社のWeb集客をより一層強化することが可能です。
代理店に依頼するデメリット
一方、SNS広告運用代行を利用するデメリットとして、以下のことが挙げられます。
- ランニングコストがかかる
- 予算額によっては利用できない
- 広告運用のノウハウが蓄積できない
広告運用を代理店に依頼すると「毎月の手数料」が発生します。多くの代行会社では「広告費の20%」を手数料として設定しているケースが多いです。少額の広告運用費だと受託してくれない会社もあるため、最低広告額の確認もしておきましょう。
代理店に依頼をすると業務負担が減らせる反面、自社で広告運用のノウハウを蓄積できません。いずれ自社での運用を考えている場合、どの業務を依頼するかも自社で検討しておくと良いです。
SNS広告運用代行の代理店の選び方
SNS広告運用の代理店を選ぶときは、以下の点を確認しておきましょう。
- 対応領域
- 実績
- 料金・費用感
確認しておくべきポイントについて、それぞれ紹介します。
対応領域
代理店が対応できる「業務範囲」を確認しておくことは重要なポイントです。広告運用だけでなく、広告クリエイティブが制作できる代理店であれば、一貫した戦略で運用することができます。
戦略立案、クリエイティブ制作を含めた「ワンストップ支援」が受けられる代理店を選ぶことで、より効率的な広告運用が期待できます。
実績
過去の運用実績・成果事例を確認することも代理店選びのポイントです。ロゴマークや会社名の記載だけでなく、どのような課題に対して施策をしたか、そしてどれくらい改善したかなどを、具体的に記載しているほど信頼性は高くなります。
また、自社の商品カテゴリでの実績があるかも確認しましょう。同業他社での実績があれば、成果を出せる確率はより高くなります。
料金・費用感
代理店に支払う手数料、料金体系なども比較して検討しましょう。対応業務の範囲によって料金が異なる場合もあります。最低運用額、最低契約期間などが決められているかも、併せて確認してください。
自社の予算に合っているか、サポート体制やサービス内容と料金額は妥当かなど、コストパフォーマンスの面もしっかり検討しましょう。
SNS広告運用代行会社のおすすめ7選
SNS広告運用のおすすめ代行会社は、以下の7社になります。自社の運用目的や予算に合わせて、比較・選定しましょう。
会社名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
株式会社アクシス | ・SNS媒体の選定、ターゲット設定など、広告運用前のヒアリングを重視 ・自社事業で出稿したSNS広告のデータとノウハウを活用した運用が特徴 | アカウント構築費(初期費用):20万円 運用代行手数料(月額):広告費の20% ※運用代行手数料の下限:10万円/月 |
株式会社メディックス | ・Meta Business Partners、Twitter認定代理店 ・専門知識を有するスタッフが、最適なターゲティング・広告クリエイティブを提案 | 要問い合わせ |
株式会社キーワードマーケティング | ・Facebook広告、Instagram広告、TikTok広告などの正規代理店に認定 ・各SNSの特徴に合わせた訴求ポイントを設計 | 要問い合わせ |
株式会社グラッドキューブ | ・Meta Business Partners、Twitter認定代理店 ・SNS広告だけでなくYouTubeなどの動画広告の運用代行も可 | 広告費:15万円/月〜 広告運用代行:4.5万円/月〜 |
株式会社アイレップ | ・SNS広告戦略を強固にするための独自システムを保有 ・これまでに蓄積したデータを活用した配信最適化のロジックがあり、それに則ったクリエイティブ戦略が強み | 要問い合わせ |
アナグラム株式会社 | ・戦略立案から広告運用・分析に至るまで一気通貫で依頼することが可能 ・クリエイティブ専門チームを設けており、戦略を考慮したクリエイティブ制作ができる | 手数料:月額利用広告費の20% ※クリエイティブ作成は別途料金が発生 |
株式会社トーチライト | ・LINE、Meta、Xから広告技術パートナーとして得られる知見とAPIなどの技術を活用 ・広告を一元管理する「Sherpa」や「karabiner」といったソリューションも提供 | 要問い合わせ |
株式会社アクシス
株式会社アクシスでは、SNS媒体の選定、ターゲット設定など、広告運用前のヒアリングを重視しています。運用開始前から改善提案まで専任担当者が一貫してサポートするため、意見の食い違いなども起こりません。自社事業で出稿したSNS広告のデータとノウハウを活用した運用が特徴です。
対応領域 | ・ヒアリング ・市場調査/競合分析/3C分析 ・広告戦略の設計 ・キーワード選定 ・ターゲット設定 ・広告運用 ・月次レポート |
実績 | 人材派遣、太陽光発電、エネルギー関連事業、建設業など |
料金 | アカウント構築費(初期費用):20万円 運用代行手数料(月額):広告費の20% ※運用代行手数料の下限:10万円/月 |
株式会社メディックス
株式会社メディックスは、Meta Business Partners、Twitter認定代理店、といった認定資格を有しています。蓄積したデータも活用しながら専門知識を有するスタッフが、最適なターゲティング・広告クリエイティブの提案をしています。
対応領域 | ・ターゲティング ・クリエイティブ提案 ・広告運用 など |
実績 | 要問い合わせ |
料金 | 要問い合わせ |
株式会社キーワードマーケティング
株式会社キーワードマーケティングは、Facebook広告、Instagram広告、TikTok広告などの正規代理店に認定されており、1,300社以上の運用実績があります。広告効果を最大化するために、各SNSの特徴に合わせた訴求ポイントを設計しているのも特徴です。
対応領域 | ・運用型広告の運用代行 ・運用型広告コンサルティング ・インハウス運用支援/教育 ・認知獲得広告 ・PR |
実績 | 下着・寝具の通販、バス事業、婚活事業など |
料金 | 要問い合わせ |
株式会社グラッドキューブ
株式会社グラッドキューブは、Meta Business Partners、Twitter認定代理店、として認定されており、SNS広告だけでなくYouTubeなどの動画広告の運用代行もしています。各SNS広告に精通した専門チームが対応するため、スピード感ある運用が可能です。
対応領域 | ・KPI/KGI設定 ・他媒体との複合的な提案 ・クリエイティブ制作 ・LPのA/Bテスト など |
実績 | 動画配信サービス、BtoBクラウドサービス、健康用具EC、ソファ販売、人材派遣など |
料金 | 【スタンダードプラン】 ・広告費:15万円/月〜 ・広告運用代行:4.5万円/月〜 【通常プラン】 ・広告費:50万円以上 ・代行費用:広告費の20% ・契約期間:1ヶ月〜 |
株式会社アイレップ
株式会社アイレップは、SNS広告戦略を強固にするための独自システムを保有しています。各SNSの特徴に合わせた訴求力があるクリエイティブを制作し、成果につながる運用を実現しています。これまでに蓄積したデータを活用した配信最適化のロジックがあり、それに則ったクリエイティブ戦略が強みです。
対応領域 | ・配信最適化 ・ターゲティング広告セットの設計 ・クリエイティブ戦略の立案 ・ターゲットユーザーの各指標分析 ・入札の調整自動化 など |
実績 | 要問い合わせ |
料金 | 要問い合わせ |
アナグラム株式会社
アナグラム株式会社では、戦略立案から広告運用・分析に至るまで一気通貫で依頼することが可能です。広告を熟知した担当者が、最新トレンドを取り入れた広告運用をしています。クリエイティブ専門チームを設けており、戦略を考慮したクリエイティブ制作にこだわっています。
対応領域 | ・運用に関する各種提案 ・広告効果の分析 ・クリエイティブ制作 など |
実績 | ソフトウェア、ファッション・美容、飲料・食品、各種ECサイト、人材・教育など |
料金 | 手数料:月額利用広告費の20% ※クリエイティブ作成は別途料金が発生 |
株式会社トーチライト
株式会社トーチライトは、LINE、Meta、Xから広告技術パートナーとして得られる知見とAPIなどの技術を活用した広告運用をしています。SNSマーケティングのKPIを最大化するため、広告を一元管理する「Sherpa」や「karabiner」といったソリューションの提供もしています。
対応領域 | ・プロモーション支援 ・SNS広告技術開発 ・コンテンツ制作支援 など |
実績 | 要問い合わせ |
料金 | 要問い合わせ |
まとめ
SNS広告を運用するにあたって、各SNSの特徴やユーザー層などを把握しておくことが大切です。その上で、自社の目的やターゲット層に合わせて「広告出稿をするSNS」を選ぶと良いでしょう。
SNS広告は潜在層に対して認知拡大を目的としたアプローチになります。直近の売上アップを目的とする場合は、まず「リスティング広告」を運用してみましょう。
関連サービス
運用手数料 | 広告費の20% |
初期費用 | 20万円 |
広告運用費 | お問い合わせ |
初期費用 | 初期費用:100,000円 |
代行費用 | 月額広告費の20% |
広告運用代行費用 | 代行費用:広告費の20% |
フルファネルマーケティング施策 | 要問い合わせ |
広告運用代行 | 月額利用広告費の20% |
b-pos編集部
代行・外注サービスの比較サイトb-pos(ビーポス)の編集部。b-posは、BPOサービスの比較検討時に知っておきたい情報やサービスの選び方について解説するメディアです。サービスの掲載企業の方はこちらから(https://b-pos.jp/)