アフィリエイト効果を最大化させるASPの選び方をプロが解説!無料で使えるASPも合わせてご紹介

アフィリエイト広告を成功させる上では、ASP選びがとても大切です。一方で、「ASPが多くてどれを使えばいいかわからない」「ASPの違いや選び方がわからない」と悩みを抱えるマーケティング担当の方は多いのではないでしょうか。

この記事では、アフィリエイト特化代理店として20年以上アフィリエイト運用を行ってきた株式会社シードがASPの種類や特徴を解説した上で、ASPの選び方や無料版・有料版のおすすめASPをご紹介します。

これからアフィリエイト運用を始めたいと考えている人だけでなくすでにアフィリエイト運用に取り組んでいる人にも参考になりますのでぜひご覧ください!

ASPの4つの種類

まずはASPの種類を押さえましょう。ASPは大きく分けて「オープンASP」と「クローズドASP」、「総合ASP」と「特化型ASP」の4つに大別されます。各ASPの概要からメリット・デメリットを解説していきます。

オープンASP

オープンASPとは、アフィリエイター側が自由に登録できるASPのことをいいます。

多くのアフィリエイトサイトが登録しているため、幅広いアフィリエイターと提携できるメリットがあります。

一方で、誰でも登録できるため、低品質なメディアや不正メディアが含まれる可能性があります。また、多くの広告主が出稿しているため、成果報酬を高めに設定したり、特単を設定したりしないとメディアに選ばれにくい可能性があります。

概要アフィリエイター側が自由に登録できるASP
メリット幅広いアフィリエイターと提携が可能
デメリット誰でも登録できるため、低品質なメディアや不正メディアが含まれる可能性あり

クローズドASP

クローズドASPは、厳選されたアフィリエイトサイトのみが登録可能なASPです。

オープンASPと比べて登録されているアフィリエイトサイト数は少ないですが、高品質なサイトが多い特徴があるため、信頼性の高いメディアと提携可能です。また、選ばれた広告主・メディアのみが参加できるため、ASPのサポートが手厚く、戦略的な運用アドバイスを受けやすいメリットがあります。

一方で、審査を通過したメディアのみが登録されているため、総合ASPに比べて提携可能なメディア数が少なく、幅広い層へのアプローチには不向きであるといえます。

概要厳選されたアフィリエイトサイトのみが登録可能なASP
メリット高品質なサイトが多い傾向にあるため、信頼性の高いメディアと提携が可能
デメリット提携可能なメディア数が少なく、幅広い層へのアプローチには不向き

総合ASP

総合ASPは、多様なジャンルの広告を取り扱っているASPです。

たとえば「A8.net」「バリューコマース」「afb」などが有名で、一般消費者向け商材からニッチ商材、BtoB商材などが幅広く掲載されているため、 提携できるメディア数が多いメリットがあります。

一方で、幅広いメディアが登録しているため、特定ジャンルに特化した運用が難しいことがあります。また、幅広いメディアが登録しているため、低品質なメディアが含まれることがあり、質の低いメディアと提携してしまうリスクがあります。

概要多様なジャンルの広告を取り扱っているASP
メリット取り扱い商材の幅が広く、提携できるメディア数が多い
デメリット特定ジャンルに特化した運用が難しい / 低品質メディアが含まれる可能性あり

特化型ASP

特化型ASPは、特定のジャンルに特化しているASPです。

たとえば「Zucks Affiliate」はアプリ系商材に強く、「JANet」は金融関連に特化しているASPとして知られています。こういった特化型ASPには、そのジャンルに強い有力なアフィリエイターが集まりやすく、成果を出しやすい点が魅力です。

一方で特定ジャンルに絞られているため、総合ASPと比べて提携できるメディアの数が少ないデメリットがあります。専門性が高い分、幅広い層へのアプローチには不向きであるといえます。

概要特定のジャンルに特化しているASP
メリットジャンルに強い有力なアフィリエイターが集まりやすく、成果を出しやすい
デメリット専門性が高い分、幅広い層へのアプローチには不向き

各ASPにはメリットもありますが、デメリットも存在します。アフィリエイト運用の効果を最大化させるためには、自社商材にマッチするASPを選ぶことが重要になってきます。各種類の代表的なASPを知りたい方は以下を参考にしてみてください。

画像引用:カオスマップ付き。アフィリエイトASPおすすめ28社まとめ。種類や費用・特徴について

ASP選定時の注意点

ここでは、ASPを選ぶ際に失敗しないための2つの注意点をご紹介します。

  1. 費用対効果を確認する
  2. 類似商材の実績を確認する

① 費用対効果を確認する

アフィリエイト広告の効果を最大化するためには、費用対効果を考慮したASP選びが重要です。初期費用・月額費用に加え、成果報酬が当初の計画と合致しているかを確認しましょう。

  • 初期費用の相場:0〜5万円程度(税抜)
  • 月額費用の相場:0〜5万円程度(税抜)

また、成果報酬の相場は自社が扱う商材によっても異なります。自社商材に近いサービスがどのくらいの成果報酬を設定しているのかの確認を行うようにしましょう。

費用対効果を確認する際は、ASPが提示する想定発生件数が自社目標(例:会員登録数や購入件数)を達成可能かどうかを確認することも重要です。

② 類似商材の実績を確認する

また、自社と類似した商材での実績があるASPを選ぶことも重要です。

同じ業界や似た商品で成果を出しているASPには、有力なアフィリエイトサイトが多く集まっている可能性が高いため、自社で実施した場合にも成果が出やすいと考えられます。

また、ASPには得意ジャンルがありますので、金融系や美容系、通販系などの自社に近いジャンルに特化したASPに依頼することで、より効果的な運用が期待できます。

ASP得意ジャンル
A8.netオールジャンル(アパレル、美容・健康、金融、人材等)
Value CommerceECサイト・旅行・金融等
afb美容クリニック等
もしもアフィリエイト英会話・プログラミングスクール・中古品買取等

【ニーズ別】ASPの選び方

「最小限の費用で始めたい場合」「早く成果を上げたい場合」の2つのニーズ別のASPの選び方をご紹介します。

  • 最小限の費用で始めたい場合:無料ASPの活用
  • 早く成果を上げたい場合:有料ASPの活用
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目代 康二 | 株式会社シード