【徹底分析】オフィスグリコとsnaq.me office (スナックミーオフィス)の違いや導入事例を比較!

福利厚生の一環として、多くの企業が導入をしている、もしくは検討している「オフィスコンビニサービス」。その中でも、お菓子ジャンルで多くの企業に導入されているのが「オフィスグリコ」「スナックミーオフィス」です。

両サービスともお菓子を取り扱っていることから、一見違いが見えにくいですが、それぞれの特徴の違い、そして実際に導入している企業さまのリアルなご感想などをご紹介することで、どちらのサービスを導入すれば良いかお悩みの企業担当者さまの後押しになればうれしく思います。

どちらもお菓子を提供するオフィスコンビニサービス

「オフィスグリコ」と「スナックミーオフィス」は、どちらもお菓子をメインジャンルとしてオフィスコンビニを提供している法人向け置き菓子サービスです。オフィスコンビニには、お菓子以外にもパン、おにぎり、サンドウィッチ、インスタント食品などの軽食を取り扱うサービスや、お惣菜や一品料理といった昼食や夜食に代わるものを取り扱うサービスもあります。

お菓子のオフィスコンビニを導入するメリットとして、小腹が空いた時に手に取ることができるといった手軽さや、季節限定やスナック菓子に限らず、野菜やフルーツを活用したお菓子や洋菓子など種類も豊富なので、コミュニケーションの活性化なども期待できます。

ちょっぴりレアな無添加お菓子「スナックミーオフィス」

引用:スナックミーオフィス 公式サイト

スナックミーオフィスが提供するお菓子は、なんといってもその質やラインナップの豊富さが特徴です。上質な厳選素材で作った、保存料・着色料などの人工添加物を使用しない無添加おやつを提供しており、「ドライフルーツ」「ナッツ」「米菓」「焼き菓子」「チップス」「和菓子」「チョコレート」など幅広いジャンルを誇ります。

常時100種類以上のラインナップを用意しており、またコースによっては毎月20種類程度、新作が追加されるので、従業員同士のコミュニケーションが生まれるきっかけになりやすかったり、飽きずに長く継続できるのも特徴です。

また、お菓子以外にも豊富にジャンルを取り扱っており「ドリンク」「コーヒー」「スイーツパン」「グラノーラ」「おつまみ」「プロテインバー」「ヴィーガン」「そうざい」など従業員のニーズに合わせて利用できるのも魅力です。

昔から愛されているお菓子「オフィスグリコ」

引用:オフィスグリコ 公式サイト

オフィスグリコは、誰もが知っているグリコの商品を多く取り扱っているオフィスコンビニです。お菓子では「ビスコ」や「ポッキー」など昔から多くの人に食べられてきたグリコ商品や、「プリングルス」や「ハッピーターン」など他社のお菓子も取り扱っています。

また、お菓子に加えてドリンクやガム、アイスクリーム、企業の防災備蓄に特化した『ビスコ』も別途取り扱っているのが特徴です。懐かしさを感じながら従業員同士でコミュニケーションが取れるのが魅力のサービスとなっています。

「オフィスグリコ」と「スナックミーオフィス」はどのような違いがある?

「お菓子を提供しているオフィスコンビニ」という点では共通していますが、いくつか違いがあります。以下では5つの観点から違いを説明していきます。

  1. 支払い方法の違い
  2. 料金体系の違い
  3. 補充方法の違い
  4. 対応エリアの違い
  5. 導入に必要な日数の違い

1. 支払い方法の違い

スナックミー電子決済(PayPay)、クレジットカード決済
オフィスグリコ電子決済(PayPay、d払い、auPAY)、現金決済

スナックミーオフィスは、電子決済(PayPay)もしくはクレジットカード決済に対応しています。オフィスコンビニ導入の際に起きがちな差額発生や現金盗難などのモラル面の不安もなく、また従業員側がぴったりの額の小銭を用意する手間などもありません。

また、オフィスグリコでは専用の「オフィスグリコアプリ」を活用した電子決済(PayPay)やカエルの貯金箱を使った現金決済に対応しています。専用アプリは決済機能が搭載されているだけでなく、クーポンの配布やランクアップ制度、コラム配信といった機能も搭載されています。

2. 料金体系の違い

料金体系料金発生の対象
スナックミーオフィス① 従業員が食べる分だけ都度支払う
② 企業と従業員が一定額ずつ負担する
③ 企業が全商品を一括で買い上げる
・商品そのものの代金
オフィスグリコ① 従業員が食べる分だけ都度支払う
② 企業が全商品を一括で買い上げる
・商品そのものの代金
・(冷蔵冷凍商品を頼む場合の電気代)

どちらも初期費用や月額費用はかかりませんが、オフィスグリコの場合、冷蔵冷凍商品を頼む際に冷蔵庫の設置が必要となり、ランニングコストとして電気代を負担する必要があります。

スナックミーオフィスは什器や備品として、デザイナーが手がけた社内インテリアによく合うデザインの段ボール製の、軽くて組み立て簡単な専用ボックスを提供し、商品も全て常温で管理できるものなのでランニングコストがかからないのが特徴です。

料金体系としては、スナックミーオフィスでは3種類のプランを提供しており、企業に合わせて従業員負担/企業と従業員で折半/企業負担の中から選択可能。お菓子代を福利厚生費にあてたい場合や、企業側の金銭負担なしで始めたい場合など、さまざまなケースに対応できる点がメリットです。

オフィスグリコも従業員負担と企業負担のどちらにも対応していますが、企業負担は要相談と記載されているので、基本的には従業員負担と考えて良いでしょう。

3. 補充方法の違い

スナックミーオフィス定期的に郵送で届いた商品を総務スタッフなどが什器に詰め直す形
オフィスグリコオフィスグリコスタッフが毎回直接補充する形

導入後、企業側でオフィスコンビニを運用していく上で必要な工数など気になる方もいるでしょう。スナックミーオフィスでは郵送で毎月届く商品を総務部などの自社スタッフが什器に詰め直す形式なので、セキュリティに注意が必要な業種でも、社外の人間を呼び込むことなく安心して運用できます。

オフィスグリコでは、オフィスグリコスタッフが毎回直接補充しに来てくれるので、日々の管理・運用をお任せできる手軽さで人気を集めています。

4. 対応エリアの違い

スナックミーオフィス日本全国どこでも送料無料で提供
オフィスグリコ首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、中京(愛知)、近畿(大阪・京都・兵庫)、中国(広島)、九州(福岡)のそれぞれ一部地域

対応エリアは大きく異なり、スナックミーオフィスは日本全国どこでも送料無料で対応しているのに対し、オフィスグリコは主要都市のみ対応しています。

利用人数や業界に関する条件などはどちらも特に設けていないので、自社所在地がサービス対応エリアに属していれば、どんなオフィス・拠点であっても導入が可能です。

5. 導入に必要な日数の違い

スナックミーオフィス・問い合わせへの返信:通常1営業日以内
・導入まで:最速5営業日
オフィスグリコ・問い合わせへの返信:通常2~3営業日以内
・導入まで:通常2週間前後
(決済サービス登録や什器手配状況による変動あり)

スナックミーオフィスは、最短で5営業日で導入することができ、オフィスグリコは通常2週間前後導入までに必要とします。

特に、急ぎでオフィスコンビニを導入しなければいけないという理由がない限りはそこまで気にする必要はありませんが、一つ参考材料として受け取るのがよいでしょう。

実際に導入している企業の声

どのような企業が「スナックミーオフィス」や「オフィスグリコ」を活用しているのかをみていきましょう。実際に導入している企業の契約のきっかけや導入後の効果などを知ることで、自社でどちらのオフィスコンビニを導入するのが良いかを判断するきっかけにもなります。

スナックミーオフィスの導入事例

以下では、スナックミーオフィスを導入している企業の声を2社ご紹介いたします。

ドキュサイン・ジャパン株式会社

引用:サステナビリティを重視したヘルシースナックで外資系企業の健康をサポート
  • 健康的なスナックを従業員に提供したい
  • おいしくて体にやさしい商品がいい
  • サステナビリティに重きを置いた点に共感できる

ドキュサイン・ジャパン株式会社は、米国に本社を持つ外資系企業です。無添加食品・オーガニック食品・フレッシュフルーツなどを種類豊富に提供している本社にならい、日本法人でもヘルシーなスナックミーオフィスのお菓子を導入しています。

「体に良い」という点以外に「製造過程においてサスティナビリティに重きを置いている」という点でも魅力を感じており、実際にスナックミーオフィスでは独自で「フードロス削減」「環境への配慮」「生産者の応援」などに取り組んでいます。

またスナックミーオフィスの特徴でもある商品ラインナップの豊富さから、従業員同士お菓子をシェアしあうなどの効果もみられているようです。

トーヨーケム株式会社 神戸工場

引用:購入しやすい費用感が導入の決め手!健康的な福利厚生サービスで工場の平等化推進
  • 他拠点との福利厚生待遇差に悩んでいた
  • 社員の健康意識を高める健康的な間食が必要
  • 導入・購入しやすい仕組みに好感を持った

こちらは「購入しやすい費用感」と「健康的な素材」が決め手でスナックミーオフィスを導入された企業さまの事例です。3つの部署が休憩場所として使うスペースにお菓子ボックスを設置することで社員同士が交流しながら楽しめるような形で提供しています。

また、工場なので夜勤の方も働いており夜間に食べる腹持ちのいい食べ物としても好評だそうです。健康的なお菓子を提供していることもあり、社員同士のちょっとした会話の中で健康について話すといったことが増えたという変化も。腹持ちがよく健康的で、それでいて低価格という点で多くの従業員に有効活用されています。

オフィスグリコの導入事例

以下では、オフィスグリコを導入している企業の声を2社ご紹介いたします。

株式会社KMユナイテッド

引用:社内のコミュニケーションを円滑に。「オフィスグリコ手当」を導入

株式会社KMユナイテッドは、社内で「オフィスグリコ手当」という毎月社員一人1,000円分利用できる制度を提供しており、自分用に利用したり、他のメンバーへプレゼントという形で利用するなどコミュニケーションを活性化させる取り組みを実現しています。

会社の特性上、決められた建設スケジュールのバックオフィスとして、工程管理や届け出手続きなど綿密なスケジュールのもとで働いているため、近隣のコンビニに行く時間を取ることが難しく、その点でもオフィスグリコは数分間で社内で利用できるため、魅力を感じているようです。

レンゴー株式会社

引用:社内コミュニケーションに「オフィスグリコ」

こちらの企業さまでは、多種多様な職種の従業員が交流するきっかけとしてオフィスグリコを活用しており、社員の中には「1回の食事を300キロカロリー以内」と決めてビスコを食べる人や「昼食代わりにオフィスグリコを利用」する人など様々な活用方法で利用されています。

会社では、仕出し弁当の利用が多いようですが、研究・実験の時間もまちまちで、時間の取れた時に手軽に食べられるオフィスグリコは、業務効率化・時短・気分転換にもつながっているようです。

「オフィスグリコ」と「スナックミーオフィス」それぞれにおすすめの企業例

ここまで、スナックミーオフィスとオフィスグリコの違いを説明してきました。以下では、結論としてそれぞれにどのような企業が向いているのかをまとめてみました。

スナックミーオフィス

  • ユニークでおしゃれなお菓子を提供して従業員を喜ばせたい
  • セレクトショップのような軽食や飲み物を社内で購入できる環境にしたい
  • 話題のきっかけになる珍しいお菓子で社内コミュニケーションを活性化させたい
  • 体にやさしい間食で食生活を改善させて健康経営を推進したい
  • 高品質なお菓子やコーヒーを用意して出社率を上げたい

オフィスグリコ

  • 誰もが知るおなじみのお菓子やアイスクリームを提供して従業員を喜ばせたい
  • 社外に出かけず、社内で間食や軽食を購入できる環境にしたい
  • お菓子を介して従業員同士の社内コミュニケーションを活性化させたい
  • 補充をスタッフにすべておまかせしたい
  • 長年の歴史を持つ大手サービスを導入したい

スナックミーオフィスはなんといっても、お菓子の質やサステナビリティを意識した環境保護・社会貢献の取り組みなどが特徴として挙げられます。100種類以上のラインナップや体に優しい無添加のお菓子など社員同士でコミュニケーションが生まれやすく、楽しみながら利用できるサービスと言えるでしょう。

オフィスグリコは、長年多くの人から愛され続けている「ビスコ」や「ポッキー」などを手軽に食べることができ、補充などもオフィスグリコスタッフが全て行ってくれるという点でも運用における手間がかからないサービスといえます。

どちらも、特徴や魅力が異なるサービスとなっており、一度導入前に自社の社員にどちらが好みか聞いてみてもよいでしょう。

まとめ

どちらもお菓子を提供するオフィスコンビニサービス「スナックミーオフィス」と「オフィスグリコ」でしたが、意外にも違いが多くみられました。社員ニーズや自社の運用リソースなどを踏まえてどちらのサービスを導入するか検討してみるとよいでしょう。

もし、この記事を読んでスナックミーオフィスにご興味を持った方は、以下から資料のダウンロードや公式サイトへアクセスできますのでぜひご検討してみてください。

楠翔大 | 株式会社スナックミー セールスチーム